マリ・ルノルマン（ 副題 ルノルマンカードの名の由来 ）

 

 

 

 

 

マリ・ルノルマン（　副題　ルノルマンカードの名の由来　）

 

マリー・アン・アデレード・ルノルマン(1772～1843年)はフランスのナポレオンの時代に活躍した占い師です。

彼女は北フランスのノルマンディ地方のアランソンいう町で生まれました。

活発で好奇心旺盛な子供時代を過ごし、当時では市場に入ることを許されなかったジプシーに強い関心を持ち、彼女たちから様々な占い方法を学んだと言われています。

ルノルマンは、複雑な家庭環境のもとに生育しましたが、カード占いで天賦の才能を開花させました。

当時の彼女は、高価なタロットの代わりに、安くて入手しやすい「ピケ」とよばれた32枚組のトランプで占っていましたが、優れたサイキック能力でもって、貴族や富豪からかなりの信頼を得ていました。

ナポレオン一世の皇后、ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネも彼女の有力な顧客の一人であったとされています。

そのように、ルノルマンは、占い師として華々しく活躍しました。

ルノルマンカードは、その彼女にあやかり名前を冠したカードです。