アンモライト 地球が生んだ奇跡の化石

アンモライトの魅力にすっかりはまってしまった男のブログ。
化石紹介や日々の出来事などを書いていこうと思う。

オーロラ

2014年12月26日 22時15分55秒 | 化石

今日紹介するのは、オーロラのように輝くアンモナイトの拡大写真。

見る角度や光の当て方によって目まぐるしく色が変わり遊色が楽しめる一品だ。

もともと、アンモナイトの殻は真珠層からなり、それが長い年月をかけて様々な鉱物に置換され、個性豊かな化石となる。

その、最たる物がアンモライトだが、このアンモナイト化石もアンモライトとは違った魅力溢れる化石だ。

正にオーロラのように輝くアンモナイト。

この化石に出会えて本当に幸せだ。

 

■化石情報

名前 : Interclarous meek

時代 : Upper Cretaceous period

場所 : Pierre Shale South Dakota, USA

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カットアンモナイト

2014年12月22日 23時56分34秒 | 化石

今日紹介する化石はカットアンモナイト。

アンモナイトを真っ二つにカットしたもの。

カットすることにより、アンモナイトの殻の中の構造が良く解る。

そして、このアンモナイトは気室の中が完全に方解石で満たされている。

この方解石は、透明度が高く光を通すので後ろから光を当てると凄く綺麗だ。

 

また、カットされた面は研磨されていて鏡のように輝き、中心から外側に向かって規則正しく大きくなっていく気室も素晴らしい。

外側も、アンモナイト特有の菊花模様が見えたりと、見てて飽きないアンモナイトだ。

 

■化石情報

種名 : Kashpurites sp

時代 : 中生代ジュラ紀

産地 : Volga river

 

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ゴニアタイト

2014年12月21日 00時21分57秒 | 化石

今日紹介する化石はゴニアタイト

 見ての通りアンモナイト化石。

ゴニアタイトは、デポン紀中紀からペルム紀末紀(3億9000万年前~2億5000万年前)まで生息していたアンモナイト類の目の1つ。

殻の形が球形で巻きが密になっているのが特徴。

このゴニアタイトでは殻が研磨されて隔壁などの内部構造が良く見える。

白い結晶が気室の中一面に成長しているのが見てとれる。

そして、何よりも驚かされるのが、殻の中に他のゴニアタイトの化石がいくつか見られる事!

下の写真を拡大すると確認できる。 

どうしてこんな風になったんだろう。

自分の想像だと、大きい方のゴニアタイトが死んで殻の一部が割れ、そこに小型のゴニアタイトが流れ込んで来たのではと思う。

本当に不思議だ。

 

あと、アンモナイトの渦巻きはいつ見ても美しい!

この間の池袋ミネラルショーでは、アンモナイトの特別展示が有った。

そこに書かれていたのが、アンモナイトの渦巻きは等角螺旋で成長していくとの事。

 

色々な事を知る度に思うけど、化石コレクションは止められない!

 

■化石情報

名前 : ゴニアタイト

時代 : 古生代デポン紀

産地 : Jorf,Morocco

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スピノサウルスの巨大な歯化石

2014年12月18日 15時07分12秒 | 化石

スピノサウルスの巨大な歯化石です。

スピノサウルスはジュラシック3で登場して、あのT-REXを倒した肉食恐竜。

背中には大きな帆があり特徴的な巨大恐竜。

今回紹介するスピノサウルスの歯は、他の獣脚類恐竜とは異なり丸太のように丸く分厚い。

現生する動物では、ワニの歯と似ているらしい。

歯の大きさは約12㎝、歯根部分が半分ほど残りおそらく獲物に噛みついた時にでも折れたのだろう。

先端部分は磨耗して丸くなっている。

手にしたときは、ずしりと重く迫力のある化石だ!

 

■化石情報

名前 : スピノサウルスの歯

時代 : 中生代白亜紀

産地 : モロッコ

 

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ドロマエオサウルスの歯

2014年12月13日 21時36分56秒 | 化石

ドロマエオサウルスの歯化石

ドロマエオサウルスの歯 拡大

このドロマエオサウルスの歯化石は、エナメル質も綺麗でセレーションモもしっかり残ってカッコいい!
正に肉を切るのに最適な歯で有ったと想像出来る。

ドロマエオサウルスは、ラプターとも呼ばれ足に大きな鈎爪があり、集団で獲物を狙うハンター。
ジュラシックパークでも、素早い動きで獲物を狙う姿が印象的だ。

化石としては小さなサイズだけど、状態がいいから生々しくもある。

■化石情報
名前 : ドロマエオサウルスの歯
産地 : Carter County, Montana, USA
フォーメーション : Hell Creek Formation
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カルサイト化した貝

2014年12月11日 23時35分09秒 | 化石



カルサイト化した貝化石

自分のコレクションの中でもお気に入り化石。
オレンジ色のカルサイトが見る角度で虹色に見える。
そして、ドックトゥースと呼ばれる尖ったカルサイトがカッコいい!
最近は、もう堀尽くしてしまったらしく貝の形を留めている物は貴重らしい。
モース硬度が3で壊れやすいから扱いには気を付けないとね。

■化石情報
☆Clam Name : Mercenaria permagna
☆Pliocene - Pleistocene Age
☆Okeechobee Country, Florida

そもそも、カルサイト(方解石)とはなんぞやとウィキで調べてみると、鉱物の一種で組成は炭酸カルシウム。
純粋なものは透明か白いと書いてあるから、この写真のカルサイトは貝の成分や周りの環境でこう言う色が出てるんだろうな。
ロマンですな~。
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東京ミネラルショー

2014年12月06日 22時43分55秒 | 化石


ホント久々のブログ更新。
明日は、東京ミネラルショーに行くぞ!
目当てはアンモライト。

楽しみだ。
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