今日はオムニバスアルバムを紹介しよう。
これは2000年に発表されたクラシカルコンピレ—ション「still echo heaven」。僕が知ったのは幼稚園の年長の頃、先生に教えてもらってこのアルバムとジェイクシマブクロとエンヤにドはまりして、幼稚園の時はデッキの前から離れない今となると問題児なほど。とにかくこのアルバムはよく聞いた。当時は愛聴盤のようであった。
現在はコロナが落ち着かず、以前よりは家にいることが多くなったので久しぶりに買って聞いてみた。
幼稚園の頃の記憶が思い出されるようでとても懐かしかった。曲目をざっと紹介。
1 | NS2000/福岡ユタカ(テレビ朝日系「ニュ-スステ—ションテーマ曲」 |
2 | パッション/ニックウッド(キリンビ―ルスポ-ツcmテーマ曲) |
3 | 世界の車窓から/溝口肇(テレビ朝日系「世界の車窓から」テーマ曲) |
4 | はちすずめ/村治佳織(伊藤園 充実野菜cm使用曲) |
5 | ラ・カンパネラ/フジコヘミング |
6 | 主よ、人の望みの喜びよ / ボーイズ・エアー・クワイア |
7 | 想ひ出/原田節(サントリ—ウーロン茶cf使用曲) |
8 | インディゴ・ワルツ/川井郁子 |
9 | ジムノペディ#1-ユニヴァース / エレクトリック・サティ |
10 | アヴェ・マリア(リミックス) / スラヴァ |
11 | あなたとともに~ホルベルク組曲より プレリュード / hiroko(スバルプレオcf使用曲) |
12 | オードリーのテーマ/溝口肇(NHK連続テレビ小説「オードリ―」メインテ-マ) |
13 | エナジー・フロウ/岡城千歳 |
14 | バッハ無伴奏チェロ組曲 No.6 プレリュード/清水靖亮(ペンタックスESPIO!"MICM曲) |
15 | フール・オン・ザ・ヒル/大萩康司 |
16 | イン・パラディスム / ボーイズ・エアー・クワイア(コンタックスtixCM曲) |
17 | アヴェ・マリア / スラヴァ |
1曲目は福岡豊。彼は近田春夫やと戸川純などとの共演もある。ジャコパストリアスの「three vievs secret]をアカペラでカバ—したこともあった。前衛的バンドPINKのメンバ-でもある。
2曲目はニックウッド。スポ-ツcm曲として使われていたりもした。ニックウッドはサイモンルポン、小室哲哉、ベベルジルベルト、ヴァンダイクパ-クスとの共演歴あり。
3曲目は皆さんおなじみの曲世界の車窓から。この曲から9曲目までは毎日ずっと聞いていた。特にこの曲は大好きで周りの幼稚園児や先生にまたか・・・と思われるほど聞いた。今聞いても嫌味なく心地よく聞ける。
4曲めははちすずめ。蜂雀とは中南米に生息する小鳥らしい。小鳥が飛び舞う姿を思い浮かびながらサグレ-ラスと言う人が作曲。
5曲目はフジコヘミングラカンパネラ。正直この曲は聞くとけだるくなるのであまり好きではなかったが現在聞き直すとやはりフジコヘミングにしか出せない感性あり。すごい。
6曲目はバッハの主よ、人の望みの喜びよをボイ—ズエアークワイアが美しく歌い上げる。当時日本語も字も読めなかったが、音楽の知識だけは異常。この題名をさっさと覚えた。
7曲目はオンドマルトノの演奏。
8曲目は哀愁漂うワルツ。ヴァイオリンが主体の曲だ。当時今ほど言葉は知らなかったが、この曲の楽器はヴァイオリンだというのはすぐわかってはいた。
9曲目はエレクトリックサティ—。この曲のプロデュ-サ-はCHARAやUAにもかかわっている。サティのジムノペディをエレクトロニカにしているのが面白い。レイハラカミやサカナクションのバックトラック、ジルベルトジルを思い起こさせる。
10曲目はグノ―のアヴェマリア。シタ-ルやシンセが入ってるのが面白い。演奏はスラヴァ。
11曲目はグリ—グ。シンセと女声で演奏。アリアはhiriko
12曲目は連続ドラマのオードリメインテ-マ。溝口肇は大貫妙子の編曲とかも手掛けてるらしい。元妻は菅野よう子。
13曲目はおなじみ坂本龍一のエナジ-フロウのカバ―。原曲よりもテンポが早い。やっぱ坂本でしょう。なぜ坂本を入れないの。不思議だ。
14曲目は清水靖亮のバッハだ。プレリュ-ドをイタリアで収録。昔聞いたときはチェロに聞こえた。彼は坂本や渡辺香津美との共演バンドマライや以外にもポンキッキーズの「ja-nay」の編曲も手掛けている。
15曲目はビートルズギタ-カバ—。この曲はポールの名曲の一つでビートルズの映画「マジカルミステリーツアー」の挿入歌でもある。この演奏は極めて普通。渡辺香津美のカバ—の方が良いかも。
16曲目はフォ—レ作曲のインパラディスム「レクイエム」作品の中の一曲です。歌はボーイズエアークワイア。
17曲目。最後はシュ—ベルトのアヴェマリア。演奏はスラヴァ。演奏が長すぎて聞き飽きる。
以上17曲。曲によって感想が違うが、基本的には幼児期に聞いていた懐かしい曲ばかりだ。
アマゾンでも比較的安値であるので興味があれば購入して聞いてみればと思う。