未熟卵子体外培養法(IVM)

2007年11月04日 | Weblog
英国OXFORDにある不妊クリニックが未熟卵子体外培養法(IVM)で
男女の双子を無事に出産させた。これは、英国初。(Gardian 25/Oct/2007)

IVMは、新しい不妊治療法で、卵子が未成熟のうちに採取、培養し、
体外受精した胎芽を母体に戻す。

従来の体外受精(IVF)では、数週間にわたって排卵誘発剤を投与する
必要があり、その過程で、多のう胞性卵巣の女性の10%が卵巣過剰刺激症候群
に苦しむが、IVMお場合は、同剤を使用する必要がないため、副作用が少なく
治療費も半額以下で済む。

国内でIVMの実施が認可されているのは、今のところ、同クリニックのみ。
世界では、約400の出産例がある。