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Asi es mi vida en Japon

メキシコから日本へ。最後の学生生活、思いっきりたのしむぞ~w

プエブラ実地調査②~石畳の町・クエツァラン~

2009年01月27日 | コーヒー/卒論

クエツァランは、コーヒー生産をおもな産業とする小さな町。
先住民のナワ族が多く住んでいます。

私が町を歩いていて、一番好きだったのが石畳!

 

坂道が多い中、石畳をあるくのは大変だけれど
どこかあたたかみがあって、気に入った。
ぱっと見ると西洋風な感じもして、先住民の町とは思えないです。

町を歩いていると、あっちこっちに民族衣装を着た人が見られます。
男性は全身真っ白。足元は、日本のわらじのようなもの。
ズボンの裾をキュっと巻きつけて絞るのがナワ族の男性の慣わし。
服の生地は綿で通気性が非常に良い。






年間降水量が非常~に多いクエツァラン。
アップダウンの激しい通りは、ひとたび雨が降ろうもんなら川になっちゃいます
(この直後、ピターっと止むんだけれど。)




そんな町も、雨がやみ夜が来るとライトアップされて
お昼とは違ったほんわかしたあたたかさが感じられます。
夜は霧が出て、空気がしっとり肌にまとわりつくんだけれど、
それがとっても気持ちよい。
(テントは翌日の週末の市のためのもの。)

快適な気候と、治安が良いので
本当にリラックスできます。
ちなみに、ガブの夢は「ここで一生コーヒーを研究しながら暮らすこと」らしい。
うん、納得


プエブラ実地調査①~自然がおいしいクエツァランの宿~

2009年01月25日 | コーヒー/卒論
2008年7月、メキシコシティから北西に5時間のところにある
プエブラ州クエツァランに行きました。
目的は、卒論のための実地調査。
以前お世話になったトセパン・ティタタニスケ協同組合にインタビューするためです。

一緒に行ったのは学部のガブリエル(通称・ガブ)。

 ポッチャリしててチャーミング。

クエツァランまでは5時間で着くのに、
この日は途中で渋滞があって、結局8時間もかかっちゃいました
(私は、8時間まるまる爆睡してたのにガブは眠れなかったらしく、
 「エイコは本当に、本当によく寝てたよ」って言われちゃった

夕方4時に協同組合に到着。そのまま腹ペコだったので食堂でランチ。
研修センターにある食堂は一般にも開放されていて、
地元でとれた新鮮な食材で、手料理をふるまってくれます。
食堂から森を一望。下に見えるハウスは宿泊用のホテル。



この日は日本人のカヤちゃんがトセパンに製パンを教えに来ていて
ランチはカヤちゃん特製でした。



左上に見えるのは、地元でとれたウチワサボテン。
メキシコで一般的に食べられるもの。

右上に見えるのは、なんとハイビスカス!炒めてあって、上には胡麻ソース。

真ん中は鶏のから揚げ。ここにもゴマが使ってあります。

写真にはないけれど、一緒に頂いたスープには「竹」が使ってありました。
日本にいても竹ってあんまり食べないからビックリ。
写真にも竹の葉っぱがつかってあります。どれもとても美味しかった


今回の研修では、トセパンが行っているエコツーリズム用の宿に泊まりました。
宿泊施設は竹をふんだんに利用。




 

今まで、こんなに自然素材を使った宿には泊まったことがなくて、
あまりの美しさにうっとり。
建物の構造が複雑なのに、すごい!癒されます



部屋は広々快適。
窓を開けると、もうそこは森で雨の湿気が心地よい。
シャワースペースは石が敷き詰められていて、
トイレの排水は雨水を利用しています。
自然思いの宿、これで朝食付き一泊ひとり2,500円

ドレッサーには、マンゴーやバナナやりんごがかごもり。
新鮮な果物、めちゃおいしかった。

こんなに贅沢な宿にとまりながら調査とは頑張る気力もわくわく


唯一、ネズミがでることだけが欠点だけど~
夜、部屋にもどったら真っ黒なネズミと目が合って…思わず、

「ガブーーーーーー!」と絶叫。

ネズミを追い出すも、どんどん部屋の奥に入っちゃって、
結局ネズミと共に夜をすごしました。

これも、自然体験のひとつなのかな(笑)

完♪

2009年01月14日 | コーヒー/卒論

今日、午後3時35分、遂に卒論を提出してきました

何回繰り返し見直しても、
その都度、修正点が出てきて、
何度も原稿を刷っては差し替えて…っていう最後の段階が大変だった。


なんか、卒論は思いがけずサラっと終わってしまった。


というのも、多分、学生時代で一番苦労したのが
留学用の「研究計画書」だったからだと思う。

計画書はたったの3ページだったけど、
当時の私には本当に本当に難しくて、
それこそ本当に毎晩、泣きながらパソコンに向かっていたことを思えば、
卒論はなんだかんだ言って、そこまで大変でもなかった。

メキシコの大学でも、
文献読んでレポート提出、っていう宿題が毎週だったし、
期末のレポートも十数ページとかだった。
だから、卒論はその延長にあるものって感じだった。

でも、努力した取り組みが
一つの形となってとても嬉しいってのが正直な感想。


せっかくだから振り返ろ。

大変だったことは・・・
途中でテーマを変更したため、基礎知識をスペイン語でインプット。
(初めての単語だらけの時期は、本っっ当めんどかった
だからもちろん、欧文の文献を読むのに苦労。
(スペイン語だと、理論的に書かれていてもなぜか読みにくい
 英語はそうでもないのにね。)
文献収集のために、バスで2時間かけて隣の州へ移動。
(最初に行った日は、「開いてる」って言われてたのに閉館しとったがや
 詳しくは
こちら。
実地調査の下準備のために、現地での夏休みほぼ無し。
(文献の多さに絶望的になり、朝目覚めるたびに憂鬱だったさ
ほら。
 唯一の楽しみは、夜に連れてってもらうコーヒー屋。これね。
レコーダーを使った初めての聞き取り調査。
(聞き取りをしながら、新たな質問を生み出すのは難しかった。)
25kgにもなった文献のお持ち帰り。
(泣く泣く、アホみたいにたくさんあった洋服を処分したよ…。)
帰国後の執筆作業。
(欧文文献が半分以上なので、自分の日本語能力の低さが目立つね。)

特に、情報収集の段階でパソコンにウィルスが入ってしまい、
思うように作業が進まなかった日には
パソコンを殴り潰したいくらいブチ切れたなぁ。
この日、この日!

ま、どれもこれも今となっちゃ笑えるけどw


じゃあ、うれしかったことはというと…
・素敵なコーヒー生産者協同組合との出会い。
・素敵なガブ先生との出会い
・コーヒーがもっと好きになった。
・テーマについて、辞書なしで文献が読めるようになった。
・実地調査で、コーヒー生産の現場を見せていただけた。
・フェアトレードの大切さを学ぶことが出来た。
・人との出会いの素晴らしさ、人の優しさを知ることができた。
・一つのことを突き詰めて勉強することが、
 こんなに楽しいことだと知れた。
・自分にどんどん知識が身についていくワクワク感。
・努力が形になったこと。
・ガブ先生に卒論完成を報告したら、すーっごく喜んでくれたこと。

特に面白かったのが、
「私の使っていた参考文献を書いているY先生が参考にしている、
 P先生が参考にしているS先生の文献を現地でゲットできたこと」

(帰国するまで、Y先生がP先生の、P先生がS先生の文献を
参考にしているなんて全く知らなかった。)
私はP先生はもちろん、S先生の文献も幸運にもゲットできたので、
それぞれの先生が文献のどこを引用して、とかいうのがよく分かった。

普段、本って出来上がったものを見るのがほとんどだけど、
その「途中」が見れた感じがして、楽しかった。
勉強になりました。

かな。何より、プエブラ州で行った現地調査は忘れられない思い出。
(これについては後日、記事にしまーす!)

卒論は、本当に多くの学びを残してくれた。

なんか今だから偉そうに言わせてもらうと、
自分だけの知識が身についたことが何より嬉しかった。
自分の甘さを知れたのも良い経験になったし、
「こんな日本語があるんだ、へ~」って、母国語への発見も多かった。
卒論は完成してひとつの終わりを迎えたけど、
これから自分が何を学ぶべきか、そのスタート地点にもなった。



こんなとこかな。
今、この時間だけじゃきっと、
思い出がありすぎて細かいとこまで思い出せない。

早速、お世話になった方々へ
卒論が書けたことに対するお礼の手紙を書かないと!


朝の3時に思ったこと。

2009年01月10日 | コーヒー/卒論

筆削された卒論の原稿が返ってきてから、
チョロチョロと修正・加筆してる。
今夜、頑張ったからまた良くなった(ハズ)よしよし。


私は腰と(体重が)重いだけで、卒論は面白いので
やり始めたらすぐ波に乗るし楽しくやってる。
むしろ、調査に行った協同組合についてもっと書かせて欲しい。
あれ、気づいたら今日は朝の3時だ。
おはようございます


しかし…
卒論以上に憂鬱なイベント到来
期末テスト。
しかも、二つとも嫌いな経済
頑張るから神様お願い落とさないで下さい。


だけどこんなときは…
「人生、もっと大変なのはこれからさ」って思えば
テストも頑張れるよね
なんてポジティブなのかしら、私
(何だろう、真夜中の妙なテンションと空腹。)


こんな風に勉強できるのもこれが最後だから、
楽しんだほうが得だw


おかえり、卒論♪

2009年01月07日 | コーヒー/卒論

昨日、先生に添削してもらった卒論の原稿が返ってきた。
真っ赤になって返ってくるとお馴染みの、U先生のチェック。




わりと白い…。逆にこわい…。

とりあえず、来週中に提出できるように頑張りまーす

だけど、年末年始、
それまで出来なかった「ぐーたら」を腐るほど満喫してたので
頭が戻るかな…卒論モードに。
(今朝も11:00起床だ

明日から学校だし、そろそろピシっとモードチェンジするかな


やりだしたら、結構楽しい。

2008年12月21日 | コーヒー/卒論

なんか、卒論ってずっと地獄のようなイメージがあったのだけど…
やってみると結構楽しい
(と言ってられるのは、厳しくも優しい恩師の添削前だからかもしれない…。)

なんか、こう、自分が夢中になって勉強してきたことが
ひとつひとつ形になっていくのを見ると
完成がわくわくして、楽しくなってくる!!
(文章になるとまた、頭が良くなった錯覚に陥るのよね~。)

向こうの大学で、相当な量のレポートを課されていたから、
卒論がその延長のように思えて、
そこまで苦でもないのかもしれない。

ま、何より、好きなことは苦しくても頑張れるってことなのかね。



留学中に集めた資料やら、聞き取り調査を整理して
きちんとした論文としてまとめることで、
大学生活の集大成、かつ、留学の総まとめが出来て
一言で言えば、嬉しくて仕方ない。

聞き取り調査の書き下ろしを読み返しながら
クエツァランでの村の思い出とか、
一緒に調査に行った仲良しのガブ先生を思い出して
ホワ~ンと幸せな気分になる。
(ガブ先生とは、クエツァでとにかくウマいもんばっか食べて
 お酒ばっかり飲んでた。)

頭痛い~とか思いながら、卒論やり始めたら治ってたし・笑。

第一稿提出という恐怖の時間までは、
こうやって楽しんで書いてまーす。


お久しぶりです。卒論やってます。

2008年12月08日 | コーヒー/卒論

お久しぶりです。卒論やってます。

aaaaa esa pinche computadora se volvio bien loca y
finalmente me hizo loquisimaaaaaa!!
noooo manches! 
un cachito de tesina que tanto me costo trabajo se fue solo en un momentitooooo
aaaaa estoy enojada un buen, eeeeeh!!

さっきまで、めちゃキレてました。
いや。こんなに長時間集中して勉強に取り組んでるのは…

2年前の留学のための連日3時間睡眠・地獄の研究計画書と…
昨年9月、向こうでのほぼ徹夜・政治学のテス勉と・・・
今年5月、向こうでの期末レポート15枚地獄

以来やがな。
年に一回、何かしらで追い込まれとるがな。
今思うと、どれもこれも可愛らしいがな。

疲れすぎて文字がぼやけるがな。
目がばーちゃんみたいにしょぼけとる。

寝ます、おやすみーw


コーヒーを飲みながら感謝してます

2008年11月20日 | コーヒー/卒論

最近、毎日コーヒーのことか別のことかしか考えてないです。
心にも時間にも余裕がないのをいいことに、
コーヒーの勉強してるくせに、お母さんに淹れてもらってます

今日も、メキシコのコーヒーとフェアトレードについて頭を抱えてます。

昨日、これまでを振り返っていたら、本当にめぐまれてここまで来たことがわかりました。

社会学科に在籍したことで、国際関係学の先生と知り合い、
その先生のおかげで自分のフィールドが開けただけでなく、

個人的に勉強していた人類学の絡みで知り合った先生が
国際関係学の先生と全く同じ協同組合を調査対象にしていて、
(帰国間際にその著書を下さった)

国際関係と人類学というふたつの分野の先生と共に
社会学を勉強できることになったのです。
もちろん、社会学の先生も助けてくれてます。

勉強だけにとどまらず、他の事に関してもですが
本当にヒトとのつながりに助けられて生きてます。

自分は今、助けてもらうばっかりだけど、
助ける側になれるように、もっと勉強して経験をつまないとなと思いました。
それが、助けてくれた人への恩返しかと。

卒論が出来たら、助けてくれた一人ひとりに手渡したいなぁ。
まだ、卒論は渡せないから、手紙を送ってみました。
ありがとう、が少しでも伝わるといーなと思って。




それにしても…
メキシコ政府の発表したコーヒー産業に対する政策の文書を読んでいて
政府の見解を見ていて、おもわず噴き出した。


4.…コーヒー公社は、コーヒーの生産性の向上、国内消費の増加などを主要目的とし、1957年に設立された。………政府は、50年経った現在もなお、当時と全く同じ目標を掲げ続けており、それはすなわち、政策にほとんど進歩がないと言える。…


・・・って自分で言っちゃってるよ。
メキシコ政府、もっと頑張ろうよ。


クエツァランから帰宅

2008年07月14日 | コーヒー/卒論

クエツァランから帰宅

14日に日付が変わる直前に、
現地調査先のプエブラ州・クエツァランから
やっとシティの自宅に帰って来ました。

調査前も、調査中も常に不安不安で過ごしてきましたが
同行してくださったガブ先生と
トセパンティタタニスケ協同組合の多くの方の協力で
実りある実地調査となりました。

4日間にわたり、クエツァランの町で過ごしてきましたが
シティに帰ってきたことになかなか実感がわかないというか、
まだ気持ちはクエツァランにあるようです。

組合のオーガニックコーヒーやクエツァランのコーヒーを
飲みまくった日々でした。
どこで何を食べてもおいしい、不思議なマジカルな町。
山々に降るめぐみの雨と、雨のあとに残るしっとりとした空気。
石畳の通りにほんわかヒカるオレンジの街灯が忘れられないな。

帰りはドタバタしてしまって
落ち着いて挨拶も出来ないまま、組合をあとにしたのがとても心残りで、
だけど次にメキシコに戻ってきたら
論文を手に、組合員さんのもとへ改めて御礼に行きたいな。

本やインターネットではわからない現実を見に行った4日間。
本やインターネットではわからない本当を知りに来たメキシコ。
貴重な体験と、多くの学習を残してくれた実地調査でした。

また少しずつ、報告していきたいと思います。



チャピンゴ大学一日ツアーwithガブ先生

2008年07月03日 | コーヒー/卒論

チャピンゴ大学一日ツアーwithガブ先生

遂に来たチャピンゴ大学一日ツアーwithガブ先生の日。
朝の9時にメキシコシティを出て、快適なバスの旅。
無事チャピンゴ自治大学に到着した。

正門で警備のチェックを受ける。
ガブ 「図書館に資料を探しに来たのだけど、どこにあるかね?」
警備 「今日は図書館、開いてないですよ」

…固まるガブと私…。

一応、図書館まで行ってみる。
電気はついているけど、ドアの鍵は閉まっていた。

ま、ま、待って!んなハズはない。だって先日…
「そちらの図書館で資料をいくつかお借りしたいのですが、
 何月何日まで開いていますか?」
って聞いたら、館長さん言ったもん。
「7月4日までで、その後夏休みに入り、21日から再び開館です」って!

と、そこで事務のおばさんが中から登場。
おば 「どうしたのかい?」
ガブ 「資料を探しに来たのです。4日まで開いているとのことで」
おば 「図書館は図書整理のために開いているけど、サービスはないよ」

なぬー開いとらんやんけー
ドア閉まっとるやんけー
関係者にしか開いとらんやんけー

普通、誰かが資料を求めて電話で開館日を尋ねてきたら ”常識的に”
貸し出し業務なりサービスがある日を案内すべきやろが

さいわいガブ先生が非常におだやかな先生だったのでキレずにすんだ。
「チキータ、気をおとさないで。もう一回こようじゃないか
ガブ先生がいなかったら発狂してます…。

そんなこんなでお昼には帰宅。
(あれ? チャピンゴ大学一日ツアーwithガブ先生じゃなかったっけ?)
サーモン・マグロ・エビの魚介パスタを日本人ルームメイトと作り、
夜はイタリア人のために「牛の時雨煮丼」を作ります。
映画観ます。今日は勉強、忘れます…。


ガブガブガブガブガブ先生

2008年07月02日 | コーヒー/卒論

ガブガブガブガブガブ先生

明日、コーヒー研究でお世話になっているガブリエル(勝手にガブ先生と呼んでいる)と、
お隣のメキシコ州のチャピンゴ自治大学に行くことになった。
(ガチャピンと似ているねw)
私が文献を探しに行ってみると伝えると、
「え!じゃ、僕も行くよw」と、一緒に行くことになったのだ。
(フットワーク、軽っ


ガブ先生はチャーミング
もうベテランのお歳かと思われるけど、「ドスン!」って構える感じじゃなくて
視点は学生寄りというのかな。
「さぁ、一緒に考えよう」みたいな方。
威圧感がない。(私が勝手に思ってるだけ…?)

昨日もチャットで明日の打ち合わせをしていた。
「明日は朝9時にメキシコを出るよ、エイコ」
「はい、では明日9時にターミナルで。」
「あ、そうだ。朝の7時に電話してくれないかい?」

…………わたしゃ目覚ましかい・笑


明日はバスで行くので
行きのバスでガブ先生と食べるクッキーを買いました。
この間、チョコレートくれたし、お返しお返し。

ガブ先生はいつも
「君のその、頑張るエネルギーってのが僕はうれしいよ」と言ってくださる。
それが、私はすっごく励みになってる。
よし、明日はエネルギッシュに行くか~


今夜はルームメイトとマグロとエビの魚介パスタ大会
元気出してがんばろ~っと。


コーヒーに苦しみ癒される日々

2008年06月27日 | コーヒー/卒論

コーヒーに苦しみ癒される日々

ネスレやフィリップモーリスに代表される大手コーヒーメーカー。
その対極にある有機コーヒーを研究しているというのに
文献の隣にはいつもネスレのインスタントコーヒー…すみません。

夏休みに入って突如忙しさを増した勉強に寝ても覚めても悩まされる毎日。
というか、寝れない。
なんせ、現地調査まで時間がないない
こちらに来てから、何の下知識もないままテーマ変更をしたため
最初のインプットをスペイン語でしなければならない。
日本語資料も、ネットじゃ当然不十分。

楽しくもあり、ストレス&不安な勉強生活。
そんな今日、老舗のコーヒー屋さんに連れて行ってもらった。
自宅から車で5分のところにある
カフェ・ハロチョ
1953年創業。いつもお店の前にはお客さんがいっぱい。

 *写真は閉店直前!

いつも夜10時をまわってから行くのだけど
暗い通りに一際目立つお店の明かり。
相変わらず、コーヒーのいい香りと老若男女でにぎわってる。
今日もエスプレッソに大~きなドーナッツをごちそうになった。
(そのために夕食を我慢したんだ

一人部屋に閉じこもって勉強していると
どうしても窮屈になっていろんなこと、気づかなかったり忘れるけど
誰かといて、おいしいものを食べて、笑っていると
そんな状態からふわっと解放される。
人の笑顔や言葉に救われる毎日です。

焦っているのに続かない集中力と
思うように進まない作業にイライラ・せかせかするけれど
辞書を使わずに少しずつ文献読解ができるようになってきた
ちょっとの進歩が嬉しい毎日。

現地調査が最初の山場。
それまではつらいけど、ここを超えたらきっとスっとする
だから今夜も頑張るぞぉ~




ネコの手も借りたい

2008年06月25日 | コーヒー/卒論

ネコの手も借りたい

あーーーー
逃げ出したい~~~~


勉強が思うように進んでくれません。
15時間座りっぱなしです…
今朝、手に力が入らず文字がふにゃふにゃ。
ノートを振り返ると面白い。

こんなときでも、
夜中に泣き言聞いてくれたりする人や
ホイってチョコレートくれたりする人がいる。
だから頑張らんと~

来月の現地調査にむけてやるべきことは山積み。
なのに時間ありませーん
文献収集追いつきませーん
洗濯終わるまでちょっと昼寝…


さっそく山場

2008年06月13日 | コーヒー/卒論

さっそく山場

苦戦しております、卒論早っ!!

論理的に考えることが大の苦手な私…さっそく山場でございます。
(だから小学生で算数何度も0点取ってたんだよな…
 だからセンター試験で数学24点だったんだよな…200点満点なのに~)

でも、どうにかなってきたから、これからもどうにかなるでしょう。
というか、どうにかするしかない
このストレス状態が提出まで毎日続くとは気が重い。もちろん勉強は楽しいけどさ。

今は力になってくれている先生と先輩に感謝感謝
現地調査が来月に変更になったのでそれまではちょっとこんつめて頑張らないと…。

さて、今日は下の階のブラジル人・フランス人・メキシコ人と、ルームメイトの日本人・イタリア人と食事会をしました。イタリアンピッツァと、デリバリー
タマレスを食べました。デリバリーなんだけど、本当に素朴な味がして美味しかった!今日は、去年の8月からずっと友達のブラジル人に、スペイン語が本当に上達したと褒められた

そう、こういう楽しみがあるから頑張れる!
バケーションじゃない、バケーション。こういうひとときは重要。


卒論はコーヒー

2008年06月11日 | コーヒー/卒論

卒論はコーヒー

今日、やっと今学期全ての成績(といっても2科目)がそろいました。なんとか、両方とも10点満点をいただけて、奨学金の規定もクリアもちろん、私が外国人ということを考慮しての成績だと思いますが、頑張りは認められたのかな。これで、卒論に専念できるので、スッキリ

今月末に実地研修に行くことも決まったので、それまではちょっとハードになりますが、フィールドワークがうまくいくように準備していかないとねー 研修先は11月に授業の一環で行ったプエブラのクエツァランです。
ちなみに、卒論についてはいろんな事情からテーマ変更をせざるを得なくなり、今はメキシコにおけるコーヒー産業について勉強中です。

メキシコのコーヒー生産者の大半を占める小規模生産者、おもに先住民ですが、彼らのコミュニティがコーヒー生産によってもたらされる利益によってどのような変化を遂げたのかを調べます。その過程で、メキシコにコーヒーがもたらされた18世紀末からの歴史を振り返り、国の重要な輸出品目であるコーヒーの生産に政府がどのように介入していったのか、さらにはコーヒー価格が急激に下落した80年代のコーヒー危機と、ネオリベラリズムの影響なんかも触れていきます。

アグロフォレストリーシステムを取り入れて有機栽培されたコーヒーをフェアトレードで販売する先住民の生産組合と、彼らをとりまく社会が、コーヒー生産着手によってどのように発展してきたのかを、女性の社会的自立、生活レベルの向上、地域ぐるみで行われる教育を軸に卒論を書けたらな~と思っています。

夏休みが始まる前に文献収集をしなくては図書館も、コピー部も印刷部も閉まっちゃうので内心せかせかしています 今日も何百ページ文献をコピーしてきたか…。

今日もまだまだちょっと頑張りまーす。有機栽培コーヒーについて調べながら、インスタントコーヒーをすするという申し訳ない状況ですがね。コーヒーメーカーがないのでインスタントしか飲めんのです。ここで買い集めた有機栽培コーヒー、日本で飲むのが楽しみだ~