あなたは元々『とてつもなく優し
い母性をハートに秘めている』稀有な存在だ。
『「あれだけ尽くしたのに」という
空虚な思いがある反面、
「見返りを求める気持ちが全く観えない」』。
彼の行為への不満や報復の気持ちという
*『外側に向けた思いではなく
「内側の自分に眼を向け、無意識に自己を
責めている』のだから。
あなたは『もっと自分を愛して
✧✧✧✧✧「リスペクト」しなさい』。
恋人のことを想う行為が
*『実はハートから湧き上がる母性愛から
自分が「やりたくてやってきた」』
ことに気づきなさい。 【続く】
質問・私の彼はミュージシャンで、
10年近く一緒に夢を追ってきました。
ライブハウスを借りるお金やチケ
ット販売にもずっと協力して支えて
きました。
そのかいあってメジャーデビュー
がついに決まったんです。
すると突然彼は手の平を返し、私
のもとを去り、同じ所属事務所の娘
と付き合い始めたんです。
あれだけ二人で夢を追ってきたのに。
怒りや憎しみよりも「私の青春や
人生は、何だったんだろう」という
虚しさで一杯です。
これから私はどうしたらいいか教
えてください。
叡空・あなたが感じている思いは
「あれだけ尽くしたのに」という
『不完全な想い、ハートに空いた穴』
から湧き上がっている。
夢が『叶ったから「彼とととに」
消えた』だけ。
あなたの彼に「尽くしているという」
マインドが造った『想念が現実化した』
から霧のように跡形がなくなっただけ。
今の虚しい思いは「あれだけやってあげたのに
『これで終わりなの』」
という旅路の終わりの寂しさにも似ている。
あなたは彼の『メジャーデビュー
という旅の終わりより
二人で歩む夢の旅路そのものを愛していた』。
成功という「果実を彼とともに
味わうことより」。
だから
別の女性のもとに去って行った恋人に
『怒りや憎しみの眼を向けることなく
「自己の気持ち、意識に眼が向いた」のだ。【続く】