また、別な例としては、自分で判断したことは分かるのですが、どのような論理で
そのように判断したのかが、描写されていないものも多くあります。これでは 行動記録としての日記のような意味しかありません。 では、どのようにすれば、論文になるのでしょうか?・・・・・
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どのようにすれば、論文らしい論調になるのかというと、
先程言ったように、まず、自分の意見、主張がないと論文になりません。
自分の考えを提示し、自分以外の人に、同調してもらうことが論文の目的です。
そのために、主張を一番初めに持ってくることが、最も効果的です。
以前の記事でもこのことは言ったと思います。
論述試験上では、どのように論文に反映するのかというと、その節の先頭で
判断結果を示し、その直後にそのような判断をした論拠を添えるのが
もっともポピュラーなやり方です。この手法は、主張をする文章である新聞、雑誌でも
使用されている手法です。気をつけてみてみてください。
具体的な表現方法に関して、参考書籍「ITストラテジスト 午後2最速の論文対策」で
取り上げていますので参考にしてみてください。
主張が無い論文に陥らないための、予防の方法が一つあります。
よくこの主張が無い論文は「・・・だった。」「・・・した。」で文章が終わることが
多いのですが、「よって・・・・とした。」とか「・・・からである。」といった接続詞や理由を示す
言い方を含めるように意識するのです。
・・・・・・・
(続く)
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参考書籍「ITストラテジスト 午後2最速の論文対策」
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以上