すべては皇室に繋がっている

天皇と内廷皇族は国や全ての国民に関わる公務に限定され団体の名誉職には基本就けない 秋篠宮家は団体の名誉職に就いている




日本の天皇には公平性や中立性が厳しく求められる。

だから皇室典範の条文には無いが、基本的に団体の名誉職には就けない。

それ故、家族として社会的責任が生じる内廷皇族もまた天皇に準じて公平性や中立性を守り、基本的には名誉職に就かない事になっている。

皇太子は誕生から結婚後も変わる事なく内廷皇族。

だから、皇太子は皇位を継ぐ前から公務内容は宮家と大きく違い、成人して公務を始めた時から公平性や中立性を担保したもの、国や全ての国民に関係するものに限定される。


雅子様は日赤、日本赤十字社の名誉総裁。

日本赤十字社は、

・スイスに本部を置く赤十字の加盟団体で多くの国にあり、王室のある国も王族が名誉職に就いている

・献血事業を日本で唯一行なっているなど全ての国民に関係する活動を行なっている。

という事から、特別と言われてきた。

戦後、香淳皇后が初代名誉総裁に就任して、美智子様が引き継ぎ、雅子様で3代目。

上皇陛下と天皇陛下も皇太子時代には名誉副総裁を務めていた。

日赤の名誉職というと皇后、皇太子妃、宮妃という印象が強いが、名誉副総裁の皇太子夫妻が「献血運動推進全国大会」に出席するという形になっていたのである。




秋篠宮殿下は日赤の名誉副総裁に就いていない。

(社福)恩賜財団済生会 総裁を務めているからだろう。

コロナ禍医療用ガウンをポリ袋から手作りして、総裁を務める済生会へ届けたのは記憶に新しい。


済生会は明治天皇の意向により創設したもので、

初代  伏見宮殿下(貞愛親王

第2代 閑院宮殿下(載仁親王

第3代 高松宮殿下

第4代 喜久子様

第5代 寬仁殿下

と宮家が務めてきた。






昭和天皇の次男で上皇陛下の弟にあたる常陸宮殿下は、日赤の名誉副総裁。

学習院大学理学部化学科を卒業後、癌研究会癌研究所客員研究員となっていたので、世界各国が加盟し国際的な活動をしている日赤との協力関係は重要だったかもしれない。



天皇と皇太子には、地方で行われる国の主要行事への毎年の出席が公務としてある。

開催地は47都道府県の持ち回り。

平成から皇太子には「国民文化祭」が増えて、皇太子の地方公務は「皇太子の七大行啓」と言われていた。

それら7つの公務が令和では分けられた。

「秋篠宮殿下が多くの団体で名誉総裁や総裁を務めていて公務が多い」という事が理由のようだが、それだけではないだろう。


「献血運動推進全国大会」は紀子様単独の公務となった。

秋篠宮殿下は日本赤十字社の名誉副総裁ではない。

紀子様は名誉副総裁。

「献血運動推進全国大会」は献血事業を日本で唯一行なっているのが日本赤十字社という事から、実質は日赤の行事になる。

名誉副総裁でない皇族が名誉副総裁を差し置いて主賓として出席するのはおかしいだろう。



皇太子は将来天皇になる事から、全てにおいて天皇に準じる立場だ。

長年宮家当主として過ごし、皇太子が禁じられている団体の名誉職を務めてきた秋篠宮殿下が皇位を継ぐのは難しい。


皇室は悠仁様が直で皇位を継ぐ為の環境作りをしている。






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