「天皇の退位を突っぱねるのは冷酷な専制君主だけだ」英紙「ガーディアン」の記事
政府は安倍晋三首相の私的諮問機関として有識者会議を設置しました。「有識者会議」の正体は「安倍晋三首相の私的諮問機関」に過ぎず、何の法的権限もありません。昔から散々使い古された汚いやり方ですが、官邸側が考える方針に沿った人選で結論ありきの「有識者会議」の議論など何の意味もありません。
国民の過半数が「恒久的制度」を望み、天皇も「恒久的制度」を望むという状況の中で、「一代限り」という政治的方便で片付けようとする安倍晋三政権とそれに従う有識者会議は明らかに「少数派」であり、なおかつ「国民」と「天皇」両方の意思に逆らう存在でもあります。天皇の譲位問題は、安倍政権が「国民」と「天皇」両方の意思を平然と無視して、自分と取り巻きの利害だけで意思決定を下す、独裁政治権力者である事が更に明確になりました。
にほんブログ村
にほんブログ村