どこでもドア♪

「どこでもドア」さえあれば・・・♪



お願い♪ドラえも～ん♪あたいにも「どこでもドア」出して～♪





って、・・・これ？




このドアじゃ、いつものお三歩にしか行けないじゃん。。。

旧節句

て事で、２４日までお雛様を飾ってた♪


こちらは恒例の苺雛♪(爆）

結論は・・・？？？

暑さ寒さも彼岸まで・・・

去年はお彼岸もなんも出来なかったっけ。
お墓参りも行けなかったもんね。
この春の彼岸前に、ようやく倒れた石碑や灯篭を直した。


去年の３月２３日は

０７：１２
０７：３６
１８：５５

エ～デルんとこで、震度５強が３回あった日。。。んぐっ。。。

朝連続２回でびっくらこいて、夜にこれまたびっくら。。。
いずれも直下型。

後の４月１１日、１２日に震度６弱が連発した前触れだったか？
音が凄かったのと、直下型だけに身動きが瞬時に取れなかった記憶がある。。。

エ～デルは立ったまま体がカチコチ固まってたような・・・


震災について参考までにと色々お伝えしなければならない事が沢山ありますが、
ありすぎて纏まりつかないので、少しずつ。。。(爆）
それに、これまで防災に関しすでに万全の対策を皆様されてる事と思います。


さて、今回はライフラインの事。

エ～デルんちは断水じゃった。。。
幸い停電はなかったし我が家はオール電化なので、ガスや灯油の使用もなかった。
同じ市内でも地域によって被害はそれぞれ。停電と断水とガス止めの三重苦だった所もあれば、な～んの被害もなかったとこも。

停電も辛いよね。じゃが、ガスや灯油も危ない。
ガス漏れや灯油漏れが恐いので、必ず業者さんに確認してから使用しないと大惨事になりかねない。
でも、こういう時は業者さんも大忙し、かなり待たされたらしい。
プロパンガスの場合は業者さんの確認で使用ＯＫになるが、都市ガスの場合は無理。
大掛かりな工事になってようで、この辺では、ライフラインで一番復旧が遅かったのが都市ガスだった。

しかしオール電化も考え物。。。
給湯システムにも問題ある。。。

http://www.jkj.co.jp/case/case03.html

メーカーや商品はこれではないけれど、参考までにこんなのが外付けされてるが、これが我が家では震度６に耐えられなかった。。。
３月１１日に下の基盤からずれ斜めになり、中もパイプが外れ、滝のような水漏れをした。
ま、断水になったので、結局使えなかったけど。

しかし、４月になりようやくメーカーさんの部品が届き直ったのも束の間。。。
４月１１日の地震でまた同じように壊れた。。。
断水は解除になってもお湯が使えずお風呂に入れない。。。

今後の対策として、いっそ給湯システムを電気ではなくガスか灯油かも検討したが、業者さん自体がどこも多忙により、とりあえずのこの給湯機が倒れないよう、家壁から鎖をつけぐるぐる巻いて土台も施工し直してもらった。

聞けば、同じような被害はかなり多かったようだが、立地してる地盤にもよるらしい。。

水が出た後、贅沢は言えないが、お湯って有り難や。
断水解除の後は、お湯恋しさだった♪

オール電化でもせめて卓上用コンロとガス、そして乾電池式石油ストーブに灯油の準備は必要かも。

我が家では、お風呂に入れないのが我慢出来ず、「湯沸し太郎」を買ったっけ。
去年も寒い春だったせいか、ぬるくてヤカンや鍋、ポットのお湯も使ったけどね♪(爆）


あと、トイレ。。。

以前、阪神大震災を経験されてるモコママのお教えでは、
タンクの中に重り用にペットボトルに水を入れ、そして溜め水に手や顔を洗ったとかなど使用した水を足してハンドルを回す。

でしたね？
あ♪自動洗浄の場合、電源はＯＦＦにしておく事♪
感知しては勝手に何度も大事な水を流しちゃうから。

それと、タンクレスは断水時は使えないと言っていい。。。
ある程度の結構な水の量で流さないと流れない。
一日に何度トイレするぅ？

そんな訳で、ペットのトイレシートの役立った事♪
オススメはワイドか超ワイド♪(爆）

でも、足を曲げれないお年寄りとかには、やはりポータブルを準備しておくのが大事。

トイレに関して最終的に・・・
流さない限りはゴミが出る。。
が、こんな事態に数週間は普通にゴミ回収車は巡回しません。
よって、大量のゴミが溜まります。
衛生面にも気配りが。。。

ここで、ゴミ袋のお話で思い出したが・・・
ゴミ袋♪
ゴミ入れだけでなく色んな役に立ちました。
透明で厚手がオススメ。３０ℓや４５ℓとサイズ違いでご用意あればなおよろしいかと。


・バケツやゴミ箱を受けにしてゴミ袋に水を入れて、口を結べば立派な給水入れに♪

・食べ物や衣類、タオルなど種類別にゴミ袋に入れておくと、避難の持ち出しの時や使いたい時、いちいちあっちのバッグこっちのバッグを開けて中身確認しなくても瞬時に中身が分かりやすい。
　車に積む時も余計なスペースを取らず重さもなく、寝る時枕にもなる。

・いざという時、底の部分を穴開けて被ればポンチョになる。ワンコにはどうじゃろ？

など・・・他にも使い勝手がいっぱいのはず。

たかがゴミ袋されどゴミ袋ですぞ♪(爆）

で、話しの流れがどんどこ飛んで行くが・・・今日はこれまで♪(爆爆）

応援花♪

暦上ではすっかり春ですが・・・
まだ、ちと寒いですね。

３月のカレンダーは、去年の春のエ～デル♪


お花の応援歌が聞こえるね♪


あたいもお花と一緒に歌っちゃお♪



いっただきます！！　え？違うのぉ～？

毎度♪

週末は雨の中、祖母の１７回忌でした。
イイコにお留守番してたエ～デル♪
もうすっかり物分りのいい熟女になったようです♪

翌日・・・


こら？え～ちゃん？この部屋いつ入った？

ん？何のことぉ～？


ママが生けたばかりのチューリップのアレンジ、お花ないんですけど？
チューリップが２本にガーベラ４本、スイートピー数本、見事に無い！！


あたい知らないしぃ～。。。



ボク知ってるよ～♪犯人はあんな感じだったし♪



こんな感じ？（爆）


やっぱしぃ～！！

なむなむぅ～。。。



あ♪リンゴだ♪

一休み♪

去年の薄れかかった記憶に・・・モヤがかかったため・・・
ここで、一休み♪

今後の日記では、その後の記憶と、ライフラインに関してまた注意すべき事など書いていきたいと思います。

で♪現在のエ～デルはと・・・♪

楓だけが夜、家の中のケージにいます♪他のコ達は物置のハウス♪
毎度、楓のおこぼれ及びニャンコトイレを狙って侵入してます♪
ほんでもって、普段は家の中でトイレをしないエ～デルですが、ニャンコケージに楓をいれた頃から、時々ケージの前でいやがらせチッコをするように。。。


う～ん。。。開いてない。。。



こっちもダメか。。。うろうろ・・・



お♪トイレん中にお宝発見♪



こっからなら、ど～だ？

２０１１年３月１５日エ～デル家

エ～デルの住んでいる地域は・・・
福島第一原発より４２キロ。　第２原発より３５キロ。

いったい家は何キロなの・・・？
情報も混乱の中、それすらも定かかどうかとなっていた。。。


連日の不安と緊張と睡眠不足にうとうとしてた朝。
メールが。

「今日、放射性物質の黒い雨が降るので、絶対外へ出ないように」とのチェーンメール。

そして、市による屋内退避指示の巡回車が。

これまた朝からてんやわんや。。。

外でしかトイレをしないエ～デルをどうしようか。
今のうちにと何度も外でトイレするよう促す。

ニャンコ達は家の中へいれようと促すと最初は物珍しく全員部屋へ入り、胡桃もケージに入りＯＫ。
と思った矢先、すでに頭の中が大混乱してたじ～じ。。。
家中を何故かハサミを持ったままウロウロして。
折角入っていたニャンコ達を次から次へと外に出してしまった。。。

楓はすぐに抱っこしてまたケージに戻せたが、これまで抱っこ不可能な紅葉と地震の恐怖で警戒心がさらに強くなった胡桃の捕獲が難しく。。。

「外に出ないでください
エアコンも換気扇も消して家の中で退避してください」

と巡回車が回る中、外をニャンコ追っかけて走り回っていたのは、ば～ばとママだけだったのでは・・・

それでも、胡桃を一度ば～ばは抱っこし捕まえたのだが、家に向かう途中、ば～ばの腕を咬んで逃げそのまま何処かへ。。。

意を決し、ママは紅葉捕獲作戦。
古い家に入り、紅葉がニャーニャー傍に寄ったところ、全身で紅葉を押さえ、暴れる紅葉をキャリーに突っ込み、無事保護。
初めて紅葉の体を持ち上げる事が出来た瞬間でしたが、まさかこんな形とはね。。。

この日、エ～デルはゼリー状の赤いものを嘔吐。。。
血かどうか分からず、前日から飲ませていた薬をストップ。
すでに、病院は留守電に。

いつ雨が降るのか分からぬまま時間経過。
近所は真っ暗ですでに自主避難した家が多かった。

電話はこちらからはなかなか繋がらず。。。
テレビを観ながらも、いざという時のために避難準備をした。

この時の心情は・・・
「もうどうしていいのか分からない。。。」
だった。。。

びっこは引くし、おりものはあるし、嘔吐はする、この上エ～デルのトイレを外に出ず我慢させていいものか。。。
帰って来ない胡桃は・・・


１５日
６：１０　２号機で爆発音
６：１４　４号機外壁破損確認
９：３８　４号機火災発生

２０１１年３月１３日～１４日エ～デル家

だんだん記憶が。。。

１２日の夜は胡桃を探したり、やはり夜の余震、原発の不安でまた眠れない夜を過ごしたと思います。

１３日は朝から、入店に規制のかかったホームセンターに並んで、商品が無い中それでも買える生活用品などの買い物をし、その後は隣町の叔父叔母の家へ行き、やはり並んで給水しては届けに行って出掛けてました。

この日から給水車による給水で、一人４リットルまでの制限になりました。

帰りに職場へ寄って気になる書類などを持参し、その足で大きなスーパーへ寄りましたが、食料品コーナーしか開店しておらず、しかもどの棚にも商品が無い状態でした。。。

家では、この日になって、ようやく胡桃が帰ってきました。
地面の揺れやちょっとした物音にかなりの警戒心になってましたが、大好きな紅葉の後をついて歩いてました。


震災後、ば～ばは、古い家がいつ潰れるかと、夢中で家じゅうの荷物を出し、普段使わない戸棚まで開けて返って仕事を増やしてたような。。。

じ～じには、自分の書類や貴重品を運ぶよう言ってありましたが、結局何もしてなかった。。。
あの状態で靴を脱いで上がり、飛び散ったガラスの破片の上に座り、本を片付けるようでただ本を開いては眺めてただけ。。。
もうすでに地震すら分からなくなっていたようで、何故家が住めない状態なのか、自分がエ～デルの家で寝ているのか把握してなかったようです。
これまで寝てた家とは違ったせいか、夜中に何度も騒いでは、気を治めるのに疲れたっけ。。


原発事故も深刻さを増し、余震は続き、その日の夜は例の頭痛も発生し、これまたよく眠れず１４日。


ガソリン節約のため、自転車で給水に２往復。
お店はどこも閉店に。


この日は、エ～デルに異変が。。。
前日あたりからおりものが出て、後ろ足をびっこ引くように。。。
ガラスの破片で損傷かと見るも確認出来ず。。
とにかくエ～デルを連れて病院へ行くも、地震の被害でレントゲンが使えないとの事。
また、原発事故放射能漏れにより、すでにいわき市も警戒態勢。
市の屋内退避命令が出たら、病院は休院との事。病院は翌日から休院に。
で、薬だけ貰って帰宅。。。
エ～デルも相当不安だったんでしょうね。。。
この頃から冷静な判断力は失ってたかも・・・・・


１４日は１１：０１　３号機で水素爆発

天気予報で翌日１５日は雨。
この日の夕方、ニャンコ達のケージをエ～デルの家の中に運び、いつでもニャンコを入れられるようにする。

２０１１年３月１２日エ～デル家

そして、震災翌日・・・

え、えと。。。き、記憶が・・・

ただ、朝のエ～デルのトイレ散歩に外へ出ると・・・

道路が・・・地面が・・・
揺れ続けているんです。。。
地の底から沸々と揺れるのをはっきり体感するんです。。。
「何これ・・・？」と。
それがいつ時も続き。。。
当時は微振動と言うよりも強く地面が揺れて感じました。
歩くのにもふらふら感じる感覚でしたから。

地球の、自然の怖さを足底から感じました。

例えて言うなら。
遊園地で動く乗り物の上を歩く感じ？
吊り橋を渡ってる感じ？
歩くエスカレーターの縦横混合バージョンな感じ？

エ～デルもその異様な感覚に何度も地面に伏せてしまい、かと言って、家の中で余震に遭うのも嫌らしく、家の中にも入りたがらない。。。
どうしていいか分からない状態で、ひと気のなくなった道路で立ち尽くした事が何度もあった記憶があります。。。

その地の底の揺れは４月ぐらいまでは強く感じ、「微振動」として感じるようになったのは、５月過ぎてからでしょうか。
炭鉱もあったエ～デルの住む地域では、いわき市、岩の城とはいえ、炭鉱の影響で地底は掘って穴ぼこだらけって話もありますから、この地震で更に地盤が相当弱くなったのでしょうかね。
しかもエ～デルの住所は・・・字から読んでも地盤がゆるい。。。


で、３月１２日の記憶。
震災翌日はまずスーパーとホームセンタへ買い物に一人で出掛け、並びに並んで買えるだけの物を買ってきました。
どの店もパニック状態ですでに品薄になってましたが、１３日までは開店してくれてました。
コンビニはすでに閉店してましたね。


水はどこも完売してたので、帰宅後、公民館へ給水へ。
そこでは地下水があったらしく水道から水が出たので、その後何度かそこへ給水しにいきましたが、ここも翌日には閉鎖。

ここでの給水はまだ量に制限がなかったため、みんな持てる限りの容器に入れましたが、並んでた周りの人達は、重いのを持ってくれたりして、文句を言う人は誰もいませんでした。
「お互い様だからぁ～♪」
多く耳にした言葉でした。


買い物給水と、あとはじ～じの古い家の中にある荷物の運び出し。
何度も余震の中、外へ出てはエ～デルを確認しに走り、また古い家へ戻りの繰り返し。

思えば、エ～デルは独りで我慢してた事が多かったなぁ～。。。


この日１５：３６、東京電力福島第一原発一号機、水素爆発

テレビを観る暇もなかったので、詳細は夜になって知る。。。

２０１１年３月１１日エ～デル家

あの日、ママは仕事中でした。
いつものようにいつもの時間を過ごしてました。
来客があり、国会中継を見るためテレビがついてました。

１４時４６分
緊急地震速報が鳴ったと同時に揺れ始めました。
先日の地震もあったので、またかと思いましたが、これまでとは違う揺れの大きさを感じ、そのまま外へ。
近隣のビルからも外へ出てきていました。

最初はちょっと大きいなという感じでしたが、その揺れは収まらず徐々に激しさを増し長く続きました。
ビルの窓ガラスが割れないか、電柱が倒れないか不安になりながら、それぞれ支えあいながら周辺を見ていました。

ようやく一度揺れが収まったか？と思った瞬間、これまでにないさらに激しい揺れになり、ママ達は立っていられなくなり、ガードレールにしがみつくのがやっとで、地面に這いつくばってる人も。
走っていた車はみな停車し、止まっている車の横揺れも激しく、乗っていた人が降りるに降りれない状況でした。
近くでは「バンバーン！！」と黄色い煙とともに爆発音が響き、異様な雰囲気に。
鍵が閉まってるはずのビルの窓ガラスも音を立てて全開し、恐怖を感じた瞬間でした。

地震の最中、空を見上げた時、青空でしたが、雲が横に長く続き動かずありました。
後に知った「帯状」の雲とは・・・まさにあの時の雲だったと思います。

ようやく揺れが収まり建物に入ると、色んな物が倒れていて、ふとついてたテレビに目をやると、大津波警報の文字が。
すぐにまた余震が続く中、片付けもそこそこに仕事上大事な物と私物を持って、即行で帰りました。

運転中も何度か大きな余震に遭い、その度冷や汗でハンドルを握りブレーキに力を入れてたのを覚えてます。
帰宅途中の小学生達がバイクを降りてた郵便局員さんに、みんなでしがみついてたのを目にしました。

早めに車を出したおかげで、それほどの渋滞の混乱には巻き込まれませんでしたが、あちこちに発生した道路の地割れ、マンホールの突出、線路の上を走る橋桁の道路の亀裂に不安を覚え、家が近くなると、古い家々の瓦が落ち、塀が道路側に崩れた所も多く、建物が今にも潰れそうなのを目にしました。

家に着くと、ダウンコートを着たエ～デルが庭に敷かれたブルーシートの上にじ～じといました。
エ～デルの無事を確認し、とりあえず、当時建ってた我が家の建物４つの倒壊がない事にホッとし、家の中に入ると。。。
どこもかしこもぐちゃぐちゃ。。。
さらに、じ～じの古い家に行ったら・・・
「うわぁ～！！！！怖っ！！」と言う状況でした。（後のブログ写真参照）

ば～ば談
当時、ば～ばはベランダの洗濯物を込み終え、２階から階段を下りようとしていた時だったそうで、揺れが激しくなかなか下りれなかったと。
「え～ちゃん！！エ～デル～！！」と
とにかくエ～デルの名前を連呼し、ようやく下りて、１階でオロオロしてたエ～デルを連れて外に出て、両足の間にエ～デルを挟みながら、瓦が落ちて当たらないよう揺れに耐えていたらしい。。。

じ～じは？
なんでも庭のどこかで草むしりをしていたらしく、地震の後、普通に
「今地震あったか～？」と呑気に出てきたらしい。。。
彼はその後、この東日本大震災及び原発事故というものの理解が困難になる。。。

そして、にゃんこ達は・・・
その日は３ニャンともみんなじ～じの古い家の中で、のんびりしてた。
この冬に胡桃がサッシも玄関の引き戸も開ける知恵をつけたので、家じゅうの鍵を全部かけてじ～じは庭に出てたらしい。
あの地震の最中、ご近所さん達は我が家の古い家の横揺れの激しさに倒壊の恐怖を感じながら注目してたらしい。
その恐怖の家の中に閉じ込められたニャンコ３匹。。。
揺れが収まり、ば～ばが向かった時には、胡桃が「ギャーギャー！！」と凄まじく泣き叫び、サッシを開けると飛び出して行ったらしい。
そのままその日は帰ってきませんでした。。。
本棚が倒れガラスが飛び散る座卓の下には、紅葉が固まり、なかなか動けず名前を呼んでようやく外へ出たと。
別な部屋で壁が落ちて窓が割れ、柱が傾く中、ソファにある自分のベッドの中で鎮座してた楓。。。こちらは腰を抜かしてまったく動けず、ば～ばに抱かれて保護。


一通り、被害を確認したママは、すぐに近くのコンビニに走りました。
コンビニもパニック状態でしたが、お店を開けてくれてました。
持てるだけの水と食料を買ってコンビニを出ると、青空だった空が真っ黒に。。
雪と雨が降ってきて、不気味な空に。
外にいたエ～デルを家の中に入れ、さらに家の周辺を回ると、給湯器からジャージャーと水漏れの音が。。。滝のように流れ出て、慌てて水道の元栓を閉め、これはヤバイと思い、車を出してさらに買い物へ。
後を追うエ～デルも車に乗せ、また同じコンビニへ行き、買えるだけの水と飲み物と食べ物を買い、ガソリンスタンドへ向かい満タンにしました。
その間も何度も余震は続き、エ～デルは車の中で独り揺れに耐えながら待っていました。

帰宅した時には、完全に断水しましたが、幸いな事に停電にはならず。
我が家はオール電化。停電にならなかった事だけが救いです。
電話は地震直後から携帯は繋がらず、固定電話も回線の制限によりなかなか繋がらない状況に。

じ～じの家が危ない状態な為、とりあえず物置に椅子を運びベッド置いてにゃんこ達の寝場所を作り、強い余震には外の植え込みに逃げられるようにして、またじ～じの身の回りの物を運び出し、ただでさえ地震でゴチャゴチャの家の中に、じ～じの荷物や古い家にあった荷物などが加わり、足の踏み場もない状態とはまさに。。。

冷蔵庫も食器棚も洋服ダンスも重い本棚も、そして脚車が錆びて完全に動かないピアノまでみんなひとり歩きしてました。。。
ピアノにいたっては、ビクとも動かせず、今だひとり歩きしたままです。。。

食器は・・・・高価な物やお気に入りの物ばかりに限って壊れました。。。
安物の丈夫なこと。。。
古い家と合わせると、食器とキッチン用品だけで土嚢袋に１５０袋は捨てました。

残った食器はまた余震で壊れないよう、その日の夜中まで箱詰めをし、今現在そのままリビングに重なったままです。

夜はシャッターを閉めず、電気は点けたまま、テレビで被害状況を知り、続く余震に怯えながら、とりあえずリビングに毛布を持ってきてエ～デルと寄り添い、いつでも逃げれるまま眠れず一晩を過ごしました。

いわき市においては、津波警報の後、沿岸地域への幹線道路が通行止めになり、自宅に帰宅する人も報道機関も入れず、市内の津波状況を詳しく知ったのは翌日でした。

この日においてエ～デル家では、経験のない大地震と続く強い余震の怖さ、地震の被害、断水に困る、いつ停電になるか、にゃんこ達どうしようか。。。
とりあえずはそこまでの不安な思いでした。。。


あの震災に関し、ふと今思うに、これは私論ですが・・・
いつもの日常をいかに過ごしてるかが分かる日でもあったかと。。。
平日の昼間という時間帯もあり、常日頃の過ごし方の時に震災に遭った方が多かったのではないでしょうか。。。

また、防災へのこれまでの意識。
それを問われる日だったのではないかと。。。



http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/db_map/indexemg.html

３月１１日

３月１１日１４時４６分

黙禱

３月９日

去年３月９日に、あの大震災を予兆するかの地震がありました。

エ～デルの住むいわき市では震度４を観測。
震源地はやはり三陸沖だったと思います。

ママは仕事の移動で運転中でした。
ちょうど赤信号で止まった時、「あれ？？？」と思うと同時に、大きく揺れ始めました。
自分だけかと見回すと、信号機と電線が大きく揺れて、ブレーキを必死に足で押してました。

心配してくれたお友達に、その時の恐怖を自分でこんな風に語ったのを覚えてます。

・・・ガリバーがあたいの車を揺らして遊んでるかのようで、怖かったと・・・


今でこそ震度４は、その後の余震で４０回ぐらい体感してますが、当時はその揺れの大きさに驚きと恐怖感がありました。

そしてその後、職場へ戻り、「大きな地震がきたら、この辺は原発が怖いよね」と、話をしたのも覚えてます。


まさか、翌々日にあの日がくるとは・・・・・



この日の報道では、どの番組でどの地震研究者達も「大きな地震の予兆ではない」と断言しておりました。
・・・とても悔やまれるし、正直今でも怒りを感じます。。。


３月９日。。。
この地球において人間生き物すべては避けようのない天災ですが
あの日、自然界は確かに警鐘を鳴らしてくれていた。。。
そう思えてなりません。。。

きらりん♪

おいちそうなキラキラ苺が～♪



あたいにちょ～だい～♪



ね～ってば～～～っ！！



うっしっしぃ♪



ま、眩しい。。。

２０１２ おひなさま♪

エ～デルの桃節句♪

いつ何があるか分からない世の中。
これからの行事ごとは一つ一つ大事にしよっと♪
と、思いながら・・・

震災で雪崩に遭ったクローゼット。。。
その片付けの際、エ～デルのペコちゃん雛を奥へと仕舞い、出すのがちと面倒だし、今なお続く余震で、飾って壊れるのも怖い。。。



あたいのお雛様は～？



姫♪ここにおるぞよ♪



この一年も美しゅう健やかであられよ♪



姫様～♪お呼び～？



お遊びいたしましょ～♪



解けないうちに～♪



恒例のサーティワン段飾り♪(爆）



家の解体とともに出てきたママのお雛様も飾ってみました♪
が。。。８段飾りだったのに、肝心のスチール段が見つからない。。。
しかも防虫剤が染み付いて、お着物が変色。。。
ま、みんな年だし、しゃ～ないやね♪(爆）



いいの♪いいの♪　さ♪　はよ記念写真♪　「今日は楽しい雛祭り～♪」っと♪



でさ？なんか忘れてな～い？

２月２９日

昨日は、４年に１度のうるう年。
だからって、雪まで降らなくてもいいんじゃない？
挙句には地震のおまけつき。。。



それでも、ここぞとばかりに喜ぶのがここに♪



雨は嫌いだけど、雪は好きらしい♪



いつになく積極的♪



早く～♪



わ～い♪早速探そ～っと♪



どこかな♪



ここかな♪　　　



あたいのお宝～♪



あだ～♪見つけるまでお家入らないも～♪



ぐふ♪おいちいお宝♪




雪だるまになって、待っててみよっと♪







注：お宝とは・・・
　　にゃんこ達がそれぞれその辺に隠してる、にゃんこのうんＰどす♪(爆）
　　どうもおいちいらしい♪