宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

繁忙期

2005-05-31 22:09:53 | 悩み
 この1ヶ月はまさに「繁忙期」であった。この職に就いて初めて迎える「シーズン」であり、どのような対応をしていくのか模索しながら過ごした。結局、家に帰ってもネットで日記を付ける気力は無く、業務で提出している週間の業務報告書、週報もまとめて月報になってしまいそうである。

 そして、5月は接している方の人間性もよく見ることができた1ヶ月であった。ある取引先から電話で呼ばれて現場に行ってみれば、ここ3年以内に全ての機械がライバル社のものに更新されていて、ライバル社の物に取り付けた保証期間がはるかに過ぎている作業用のアタッチメントを修理しろ、なんて言われた日には、それなりの扱いにならざるを得ない。「失った顧客」先に人を遣うことを何とも思わない人間の資質は言うまでもないだろう。

 こうして接した取引先との対話で、人付き合いが下手な前任者は、人間関係の溝ばかり作りながら、僅かに「経験」による「技量」で細い命脈を繋ごうとしていたことが伺える。ところが、悲しいかな「裏打ち」が無いままに手を入れられた機械が悲鳴を上げ、そのとばっちりを受ける羽目になってしまった。

 あと10日が過ぎれば少しは息を抜くことができると思うが、その頃は楽隊の方が息の抜けない状況になっているであろう。ガス抜きも考えながら、6月を乗り越えたいものである。


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