宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

定演終わって…

2005-07-19 21:35:26 | 日記・エッセイ・コラム
 盆と正月が一編に…なんて言葉があるが、この2週間は怒濤のように過ぎていった。仕事の話はまた次に、ということで今日は17日に終わった定演(定期演奏会)の話。

 我が団の定演は昨年までの4年間は、自分の元職場である定員383名のホールで開催してきた。初年度は一日開催だったが、ホールの定員上入場者のコントロールが難しいため、2年目からは2日間開催という形で入場者をさばいてきた。そのためには会場取りを上手く行わなければならず、職権乱用(爆)で自分が会場を抑えてきた。

 しかし、今年は職権を使えないために(嘘)会場を取ることができず、隣接町のホールで一日開催、となった。もっとも、昨年の今頃まではこの町と合併する方向で進んでおり、ある意味では満たされなかった未来、が実現したのかもしれない。

 ゲストにカルロス菅野さんという一線級のアーティストをお招きすることができたのは幸せなことだった。これまで前職やそれ以前のコンサートサポートボランティアで一流だからこその「気迫」を体験し、自分の音楽への姿勢に生かしてきたが、団員が同じ舞台上で今まで体験したことが無い気迫を感じ、次の演奏会への意欲を駆り立てられているのがよく分かった。

 演奏が終わり、実に爽快な気分でステージを降りることができたのは、ここまで導いてくれた指揮者、かけがえのない仲間、熱意あふれるステージスタッフ、親身なバックステージスタッフ、そして演奏に参加して下さったお客様のおかげであり、本当に感謝したい。次の一年、また成長してステージに立てればと心から願っている。