第4弾は「せっけん」だ!
日常使うものだからね、そりゃ、地球にやさしいのがいいに決まってる。 しかも自分の体にもやさしくないとね。 直接ふれる物なわけだし。
言っときますが、ボクは繊細です。
いや、人を見かけで判断するもんじゃないよ!
ホントに敏感なの、肌が。 まず子供のころ、納豆と長イモ、バナナが食べられなかった。 味がキライなわけじゃないよ、食べ方が上手くないからなの。 口の周りにネバネバが付くでしょ。 それでそこが赤くかぶれちゃうわけ。 そのトラウマでだいぶ食べられなかった。 Tシャツなんかも買ってきたそのままは着れない。 一回洗わないと色んな染料や洗剤だったりが付いてるでしょ。 もうかゆくてダメ。 あと、首のうしろについているタグもこすれちゃってダメ。 タイツなんか論外。 普段時計もつけません。 金属がだいたいダメです。 ネックレス、ピアス…ありえません。 なのでせっけんもかなりウルサイです。
まず、洗い上がりがカサつかないもの。 とはいえべトつくのもダメ。 そして何より汚れがきれいに落ちること。 無添加がいいのはわかるけど、ほのかな匂いはありかな。 女性のせっけんの香り、いいよねぇ。
ということで今回は、「KASAB」というヴァージンオリーブオイルのせっけんを紹介。
<説明書とせっけん。製法なども写真入りで紹介している。>
原産国はシリア、北西部の地中海にほど近い村カサブで作られているそう。 真空パックの包装をあけると、まっさきに香りがします。 ほのかではなく、かなりします。 結構ビックリする香りで、ローレル(月桂樹)です。 かぎなれてないので、柏餅を食べてるときのような、なんとなくおばあちゃん家のような、 墓参りのような…そんなノスタルジックな匂いです。 どうしてエコグッズで地味な五感を刺激するものが多いのだろう?
<開封するとたちこめてくる香り。先祖を思い出します。>
およそ、これから手を洗うであろう香りではない感じ。 それは「せっけん=いい匂い」的な既成概念から離れられないからだね。 毒されてんのかなぁ現代人は。
使ってみようとさわった瞬間は、「やわらかいなぁ」という感想。 湿気が多いとこにおきっぱなしじゃ、溶けちゃうんじゃないかなと思うくらいやわらかです。 泡立ちも大げさじゃなくボクは好きな量かな。 洗い流しもスムーズに終了。 さて、肌の具合はというと…「いいねぇ!!!」なんかやわらかなだけあって、 軽くコーティングされてるみたいにスベスベしています。 乾燥から守ってくれそうな、まさにこの時期にはぴったりな印象。
香りは好き好きだろーなぁ、ローリエ臭はもちろん残ります。 2、3人のラジアンスタッフにも使ってもらいましたが同じ感想でした。 今のところ痒くもならないので使い続けられそうです。 アトピーなんかで困ってる人は試してみてもいいんじゃないかな。 でもホントに肌だけは個人差があるからどれが合うかってわかんないよね。 なので、お試し用が350円っていうのもイイね。 これなら始められるでしょ。 さほど高いという気もしないので気になった人はどうぞ。
そんなことより、シリアがどこかもわからなかったやまだです。 調べたら近くに「イラク」って書いてあって何だか考えちゃいました。 よそじゃ戦争してんのに、その横で作った手作りせっけんをいいだの悪いだの、 ブログに書いて読んでもらって、平和だよねこの国は。 もっと感謝して生きて行かなきゃバチあたるなぁって。 「Think globally , Act locally」。
ボクに地球規模で考えさせるために このせっけんはシリア製なのかと思っちゃったくらい。
<地中海に近いこの場所で作られてます。>
これで体を洗ってる最中、そんなことばっか考えてました。 だって、お風呂入ってる時って幸せ感じるじゃない。 毎日、お風呂入れない人だっていっぱいいるんだよね。 エコについて考えるってだけでも贅沢な話だよなぁ~。 目の前に、もっと生きていくための現実が厳しかったらそんな余裕ないもん。 これからも1日1日大切に生きていこうと思います。
ほらね、ボクってやっぱり繊細でしょ。
<製品について> 今回、やまださんに紹介してもらったのは、 クロスロードトレーディングが提供してくれた「カサブ石鹸」です。 |