穏やかな日和に恵まれて、鎮守の「鎧神社」で、3歳の孫の七五三のお参りをしました。社殿でお祓いを受け、孫の健やかな成長と、家族の仕合せを祈念しました。 孫は、この神社の保育園児です。園長さんが宮司さんでお祓いをして頂きました。 (平成17年11月13日)
「七五三」は、奇数を縁起の良い数と考える中国の影響からきていると思われます。江戸時代、赤ちゃんは髪を剃る風習が有りました。三歳から髪を伸ばせるまでに成長したと祝う「髪置かみおき」の祝儀があり、五歳の男の子には、初めて袴をはく「袴着はかまぎ」の祝儀があり、七歳では、女の子が着物に付いている付けひもをとり、初めて帯を着ける「帯解おびとき」の祝儀がありました。これらの祝儀が、「七五三」の起源といわれています。11月15日に固定されたのは、徳川綱吉の子の祝いをした日だからだという説もあります。「七五三」は徳川将軍家にならって広まったせいか、関東で多く見られます。盛装して祝うようになったのは、江戸時代の呉服商の営業によるものと考えられます。 〔参考:ぎょうじのゆらい~講談社〕 (追記:平成18年11月15日)