新宿区内の小学校で、樹木の倒木の事例がありました。これをきっかけに、区内の学校の樹木の点検が行われています。淀四小では、検討の結果、幹の劣化が顕著な「ザクロ」を伐採する事になりました。
樹木への思いと、作業の安全を願って、盛り塩とお清めが捧げられ、先生方や地域の皆さんが見守る中、伐採の作業が開始されました。
伐採された幹の断面は空洞が目立ちます。伐採された枝の中からザクロの実が一つだけ見つかりました。また、ザクロの枝先には鋭いトゲが有ることを知りました。
校庭の気温が37℃に迫る中、伐採は無事に終了しました。
今後は切り株を残して養生しながら、芽生えている新芽を育てます。一方で、挿し芽にも取り組みます。挿し芽の適期は3月で、時期的に活着は難しいですが、よい経験になります。