クスノキ科の常緑高木で、神社などで御神木として崇められている巨樹も多く、公園や学校などにも植えられています。常緑樹でも、葉の寿命は約1年間(13ヶ月)です。
毎年、春に新葉がでる4月頃から、前年の葉が多く落ち出します。
クスノキの葉には、主脈が三本走り、「三行脈」と呼ばれる、独特の葉脈が浮き出ています。
脈の分かれ目に有る膨らみは「ダニ室」と呼ばれ、葉には主に三種の「ダニ」が住んでいます。
葉の養分を吸うダニと、葉にコブを作るダニと、それらを捕食する肉食性のダニが居ます。
また、葉を二つにちぎって、手で揉んで臭いを嗅ぐと、ショウノウの臭いがします。
クスノキは、防虫剤として、ショウノウ(樟脳)を取るためにもに植栽されていました。
防虫剤に使われる葉に、ダニが住むとは何か不思議な気持ちがします。
(2016年4月13日:追記)
4月下旬から5月上旬に、白やピンクの花をつけます。秋には紅葉の後、赤い実が成るのも特徴です。
花弁のように見えるのは、葉が変化した「ほう」です。
1912年(明治45年)、当時の東京市長・尾崎行雄が、日米親善の意を込めて、ワシントンD.C.へ桜の苗木3,000本を贈りました。
1915年にその返礼として、アメリカより日本へ「ハナミズキ」が贈られて来ました。その後、各地で庭木や街路樹として利用されています。
花言葉は、「私の思いを受けてください。返礼。華やかな恋。公平にする」。
母校では、昭和28年卒・旧6年3組の有志の「創立90周年記念に」との発案を受け、「淀四地区子どもを守る会」が地域と学校の連携の一助として、記念樹「ハナミズキ」を植樹することになりました。
10月6日、新宿区長をお招きして、「記念植樹式」が執り行われました。
樹木の「ネームプレート」の作成については、本校のスクールコーディネーターが、従前より提唱していました。
地域でもこれを念頭に置き、検討を継続していました。
その後、学校側からも樹木の名前を表示したいとの希望が有り、相互に協力して準備を進める事になりました。。
当初の、作成手順は次の通り予定しています。
① 学校・先 生 ≫ プレートの原稿作成
② 地域・協力者 ≫ 内容の確認
③ 地域・守る会 ≫ プレートの印刷
④ 学校・先 生 ≫ ラミネート・台板作成(穴あけ・ワイヤー)
⑤ 学校・先生・生徒・地域 ≫ プレート取付
〔 付 記 〕
※ 当初費用は、守る会又は、地域コミュニティ団体の負担を予定しています。
※ 今後のメンテナンスは学校に協力し、守る会又は、地域活動の一環で行う事を予定しています。
2010年(平成22年)は、地域の小学校が、開校90周年を迎えます。
これを契機に、記念事業の一環として、ブログ「じゅもくのがっこう」を立ち上げました。
折良く、学校の近隣に在住で、樹木に詳しい高田久芳さんと知り合う機会が有りました。
高田さんは、「みどり大好きな樹木検索」のサイトも立ち上げていますので、本サイトの監修をお願いしました。
「じゅもくのがっこう」のサイト開設責任者は、新宿コミュニティスポーツクラブ代表・河内恵一です。