エコマンナ ECOMANNA Official Web Site 益田でランチ カフェ ディナー バーを楽しむお店

オリジナルブレンドコーヒー
生麺厨房でパスタクリエーターの独自製法による地元産小麦粉100%使用の手打ち生麺パスタ

パスタを作り始めたきっかけ

2011-06-05 | ブログ
友人から人を紹介して欲しいと相談がありました。

どんな人を探してるのか尋ねました。

「地元で生産した農産物を使って加工品が作りたい!」

友人は既に、豆腐を作ったり、ピザを作りを始めていました。

知ってるよ。もう、始めてるでしょ?

「地元の小麦粉を使って加工品を考えているんだけど。」

ピザ作り始めてるんじゃなかった?

「ピザは割りとうまくできた。」

「次にパスタが作りたい!!!」

ン??・ ・ ・ ・

作ってみたら?

「色々やってみて、知人のホテルのシェフや
 製麺所の経営者にも頼んでみた。」

「皆、国産小麦じゃパスタは作れないって言う!」

「国産とパスタを作る専用の小麦粉を
 混ぜなきゃ作れないって」

「自分達でも、かなり試作したけど、できなかった。」

混ぜて作ったのではダメなの?

「自分が作りたいのは、100%地元産小麦粉のパスタ」

無理なんでしょ?その道のプロが言ってるんでしょ?

「だから誰か詳しい人とか、

 何か知ってる人を紹介して欲しい。」

紹介して欲しいっていうよりも、

誰か探して欲しい的な話でした。

で、探すよりも、調べてみる事がきっかけとなりました。

インターネットで、色々調べました。

確かに国産小麦で、パスタを作るような

データは見つかりません。

レシピも大雑把。

小麦粉何グラムに卵何個と塩適量みたいな感じで。

一応、レシピ通りに試作しました。

残念でした。

パスタ専用の小麦粉で試作しました。

大雑把なレシピの通りで、うまくできました。

この小麦粉なら大雑把なレシピで、誰でもできると関心。

ここで、発想の転換!

地元産の小麦粉は、詳細なレシピで、自分しか作れない?

ちょっと、野心が芽生え、やる気モードに突入しました。

まずは、データ収集。

試作。

繰り返しましたが、簡単にはできません。

また、データ収集。

試行錯誤を繰り返しました。

ついに、友人や、知人、レストランのオーナーと試食。

この麺なら、店でも出せると言って頂き、一安心。

そして、友人の次なる夢物語が始まりました。

「ピザやパスタを提供する店を出したい!」

いずれ、夢が叶うよう一生懸命取り組みましょう。

「店を持つまでに、ピザやパスタを売り出す方法がある!」

ン?・・・・ン?

「屋台でPRしながら、店の開店に向けて取り組む。」

ン?・・・って、誰が屋台やるの?

「誰か探して欲しい。」

探して欲しいって、何言ってるの?自分の夢でしょ?

「必要になる営業許可とか申請するから、

 屋台やる人探して!」

地元産小麦粉100%で作るパスタは、

現段階で自分しか作れない。

自分は、麺を打ち、提供する事で関わろうと考えました。

しかし、屋台をやる人は誰も見つかりませんでした。

お手伝いはできるけど、自分が中心でするのは難しい。

って、皆断られました。

じゃー、自分がやろうと決意はしましたが・・・。

「営業許可がとれない!」

「全国的に調べても、

 パスタの屋台という営業許可の申請がない!」

「前例がないから難しい。進まない。」

屋台は無理だねと思っていました。

「祭りやイベントで参加するのは大丈夫と言われた。」

「だけど、単独で営業許可を取る!」

「それまでは、イベントで我慢して欲しい。」

別に、単独で営業許可を取らなくても、と思いながら。

「営業許可を取って、単独で営業できるようにする!」

あっ、はー?、はい。

構想から、営業許可の申請が下りるまで、3年。

その間イベント参加で活動して、6年間の屋台。

色々な人に協力してもらい、諦めずに、

一歩づつ進んできました。

実は、パスタの麺も、少しずつ変わっています。

初めは、パスタ専用小麦粉で作ったような、

硬い麺にしていました。

屋台を始めて、子供やお客さんから、

硬いねと言われた事がありました。

試食で、軟らかい麺を作って食べたら、

モチモチした食感が増しました。

今は、モチモチ食感を大事にしてます。

塩だけでもかなり変わります。

なかなか、いい塩に出会えませんが、

最近は、沖縄の塩を使ってます。

理由は、企業秘密でお願いします。

パスタ作りを始めて、

できないと諦める前に

できるように考える事

失敗する事の大切さを

感じました。

諦めない事の必要性を

知りました。

無いものを作るには、失敗の繰り返しから始まります。

諦めずに、やり続ける事で変化して進化していきます。

最終的には結果が出てきて、記憶や記録に残ります。

結果を残そうとするから諦めがちになってしまいます。

結果は残るものであり、続ける事が残すものでしょう。

今後も、色々な事が残せるよう、続けて行きたいです。