夜,寝る前の時間,一緒に本を読んだりしているときに,「オトウサンはもうすぐシュッチョーに行くんだよ」と言うと,アキラはとても喜んだ。それも「エー?ヤッター!」とかいうような感じで,だ。その対応に少々気落ちしつつも,「ねぇ,何でオトーサンがシュッチョーに行くのがそんなにうれしいの?」と改めて問うてみると,その答えは以下の如し。
(1) リンゴとかコンブとかのオミヤゲを買って来てくれるから
(2) お風呂の栓をぬけるから
(1)はごく妥当な答えであるが(オミヤゲの種類は別にして),(2)にはちょっと裏をかかれた。説明すると,通常,我が家ではいつも父が一番最後に風呂に入る。しかし,父が出張するときはアキラが最後になり(むろん母と一緒だが),そして,アキラが自分で風呂の湯栓を抜くことができるという訳だ。それがたまらない魅力らしい。
どうも父は,アキラにとって目の上のたんこぶのような存在であるようだ。かくして,まだまだ父子のタタカイは続く。
(1) リンゴとかコンブとかのオミヤゲを買って来てくれるから
(2) お風呂の栓をぬけるから
(1)はごく妥当な答えであるが(オミヤゲの種類は別にして),(2)にはちょっと裏をかかれた。説明すると,通常,我が家ではいつも父が一番最後に風呂に入る。しかし,父が出張するときはアキラが最後になり(むろん母と一緒だが),そして,アキラが自分で風呂の湯栓を抜くことができるという訳だ。それがたまらない魅力らしい。
どうも父は,アキラにとって目の上のたんこぶのような存在であるようだ。かくして,まだまだ父子のタタカイは続く。