最近のタカシが好んで行う遊び,それも室内遊戯についての話だが,基本的な得意分野はいわゆる“知能テスト”に類するゲームである。以下に列挙してみよう。
まず迷路。ずっとムカシからタカシは迷路が大好きな子で,遡れば2~3才の頃からいろんな本や雑誌に載っている迷路をよくやっていたようだが,最近では既成のものをやるだけでは物足りず,自らオリジナル迷路を作成するようになった。それも,親の贔屓目で見てもかなり詳細な出来のいいモノを作る。先日,制作過程を傍らで眺めていたが,A4サイズの画用紙の端にスタート地点を印し,そこから順にあっちこっちにニョロニョロ・クネクネと迷路を拡張し,少しづつ成長させてゆく。そして,完成してみれば全体の迷路構造はなかなかサマになっているのだ(一体,どういうアタマの構造じゃ?)
次にパソコン・ゲーム。ニンテンドー64を買わないことにした代りといっては何だが,父の“お古パソコン”をタカシ専用としてあてがっている(5年落ちのDELLでCPUはDX2/66と非力。モニタはナナオの16インチで6年前には19万もした!)。教育的ソフトも含めいろんなゲームがインストールされているが,最近タカシが特に凝っているのはマイクロソフト・パズルコレクションの「ラットポーカー」と「ラインアップ」と「お花畑」など。特にラインアップ(ボールを並べるゲーム)では,タカシは「プロ級」レベルでやって1万点を優に超えている。一方,父は「初級」レベルでやっても未だ1,000点にも達していない。たまに家に来たオトモダチなどが一緒にチャレンジしてみても,タカシとは端から勝負にならない(たとえ相手が中学生でも,だ)。どうやらタカシの思考回路は幾何学方面を指向しているようだ。
それからもうひとつ,よく即興でオリジナル・ゲームを創作する。というか,何気ない遊びを,すぐにゲーム化する。例えばアキラがミニカーやらポケモン人形やらオハジキやらカードやらを机の上にぶちまけるように沢山ゴチャゴチャ並べて一人でブツブツ言いながら遊んでいる。するとタカシは「ちょっと待ってアキラ,おもしろい事しよ?」と横から割り込んできて,それらのオモチャをランダムに(しかし注意深く)並べ直す。それから,両面テープ化させたセロテープ(これをペッタン・テープという(c)わくわくさん)と丸めた新聞紙とでクレーン・アームを作る。何のことはない「ゲームセンターのガガガ」(我家ではUFOキャッチャーをこう呼ぶ)の始まり始まりである。アキラも最初のうちは不満気であったが,いざ始まってみれば結構面白いとみえ,タカシと一緒にワイワイ楽しそうにやっている。そして暫くは家の中がゲーセン状態になるのであります。
まず迷路。ずっとムカシからタカシは迷路が大好きな子で,遡れば2~3才の頃からいろんな本や雑誌に載っている迷路をよくやっていたようだが,最近では既成のものをやるだけでは物足りず,自らオリジナル迷路を作成するようになった。それも,親の贔屓目で見てもかなり詳細な出来のいいモノを作る。先日,制作過程を傍らで眺めていたが,A4サイズの画用紙の端にスタート地点を印し,そこから順にあっちこっちにニョロニョロ・クネクネと迷路を拡張し,少しづつ成長させてゆく。そして,完成してみれば全体の迷路構造はなかなかサマになっているのだ(一体,どういうアタマの構造じゃ?)
次にパソコン・ゲーム。ニンテンドー64を買わないことにした代りといっては何だが,父の“お古パソコン”をタカシ専用としてあてがっている(5年落ちのDELLでCPUはDX2/66と非力。モニタはナナオの16インチで6年前には19万もした!)。教育的ソフトも含めいろんなゲームがインストールされているが,最近タカシが特に凝っているのはマイクロソフト・パズルコレクションの「ラットポーカー」と「ラインアップ」と「お花畑」など。特にラインアップ(ボールを並べるゲーム)では,タカシは「プロ級」レベルでやって1万点を優に超えている。一方,父は「初級」レベルでやっても未だ1,000点にも達していない。たまに家に来たオトモダチなどが一緒にチャレンジしてみても,タカシとは端から勝負にならない(たとえ相手が中学生でも,だ)。どうやらタカシの思考回路は幾何学方面を指向しているようだ。
それからもうひとつ,よく即興でオリジナル・ゲームを創作する。というか,何気ない遊びを,すぐにゲーム化する。例えばアキラがミニカーやらポケモン人形やらオハジキやらカードやらを机の上にぶちまけるように沢山ゴチャゴチャ並べて一人でブツブツ言いながら遊んでいる。するとタカシは「ちょっと待ってアキラ,おもしろい事しよ?」と横から割り込んできて,それらのオモチャをランダムに(しかし注意深く)並べ直す。それから,両面テープ化させたセロテープ(これをペッタン・テープという(c)わくわくさん)と丸めた新聞紙とでクレーン・アームを作る。何のことはない「ゲームセンターのガガガ」(我家ではUFOキャッチャーをこう呼ぶ)の始まり始まりである。アキラも最初のうちは不満気であったが,いざ始まってみれば結構面白いとみえ,タカシと一緒にワイワイ楽しそうにやっている。そして暫くは家の中がゲーセン状態になるのであります。