雇わない経営

「雇わない経営」は、全く雇用しない意味ではありません。必要な人材とIT活用で強い会社を作るメソッドです。

2:6:2の原理 <雇わない経営>

2023-06-21 17:17:09 | 日記

 

こんにちは。

DX学校神戸校講師の埴岡です。

 

雇わない経営について

 

私が提唱している雇わない経営ですが、

「1人も雇わずに経営は出来ないでしょ!」

「それは個人事業のことですか?」

などなど、よく聞きます。

 

文字だけを見るとそうなりますね。

いや、出来れば究極として

会社組織であっても

そうあれば良いとも思っています。

 

そのような究極の部分は横へ置いておくとして

私が言いたいことは

業種にもよりますが

使えない社員は不要だと言うことです。

 

使えない社員とは語弊があるかも知れませんが

給与に見合わない社員のことです。

 

よく、2:6:2の原理があると言われますね。

上位20%が全体の利益を稼ぎ出し、

中間の60%はそれなりで、

下位の20%は赤字のマイナスであると。

 

私が言っている雇わない経営とは、

下位20%の社員は不要であると言うことです。

 

実は、

この下位20%の部分にも深い解釈があります。

 

それは社員個人の能力だけではないと言うことです。

もしかすると

その20%を作り出しているのは

会社即ち経営者かも知れないのです。

 

ここで社長様、経営幹部様に聞きます。

  • 下位20%に分類される社員にチャンスは与えてますか?
  • スキルだけでなく人間力を学ぶリスキリングも行っていますか?
  • 配置換えで能力を発揮できる機会を与えていますか?
  • 最後に正当な評価が出来ていますか?

 

このような企業努力も行わず

下位20%とその社員を評価するなら

それは経営者の怠慢です。

 

逆に社員さんへ言いたい。

そのような会社だったとすれば

さっさと辞めてもっと良い会社へ転職しましょう。

 

今は人手不足なので

もっと良い会社は幾らでもあります。

 

経営者として企業努力も行ったけれど

どうしても能力的に下位20%に分類せざるを得ない

そのような社員は残念ながら不要です。

 

この時代、生成AIなどITツールで補えます。

 

ITツールは文句も言わないし

指示されたことは100%間違うこと無く仕事をします。

さらには24時間です。

労基も関係ありません。

 

2:6:2の原理

下位20%の社員を中間の60%へ引き上げるのか?

下位20%の社員に辞めて頂くのか?

 

中小企業としての生産性向上には

これしか無いと考えています。

 

なぜなら、

大企業に比べると中小企業には

資産や資金が無いからです。

 

使えない社員を雇っている場合ではないのです。

 

もう時代は待ってくれませんよ。

雇わない経営で体力を強化し生産性向上へ!

 


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