現代の女性が突然タイムスリップ!? そこは18世紀初頭、康熙帝が支配する清の時代 出会ったのは、美しき9人の皇子たち…
清王朝最大のスキャンダル、9人の皇子たちによる皇位争い、“九王奪嫡” 彼らの運命を知る彼女の心は揺れる…
歴史は変わるのか?現代へは帰れるのか?
『千歳情人』『余人の義賊 一枝梅』
1958年香港生まれ。シンガポールのTV局や香港電視広播有限公司(TVB)でドラマの監督を務める。TVB時代にはアンソニー・ウォン、イーキン・チェン出演の「天若有情」や、ラウ・チンワン主演「燃焼歳月」などのTVドラマをはじめ、1993年には『股瘋』で映画監督デビューを果たした。
1998年には中国に拠点を移し、本作のプロデュースを務めるツァイ・イーノンらと唐人電影国際有限公司を立ち上げる。その後も数多くの作品を監督し、2004年に監督を務めた「仙剣奇侠伝」では主演の胡歌を一躍トップスターに仕立て上げる。
2011年の「宮廷女官 若曦」の大ヒットを受け、2012年7月現在、桐華原作、リウ・シーシー主演のゴールデンチームで「大漠謡」のドラマ撮影中。その後待望の「宮廷女官 若曦」の続編撮影に入る。
『大漠謡』『雲中歌』『曽許諾』
中国西北部生まれの桐華は北京大学を卒業後、香港との境界地で経済特区の深センにて、中国銀行の金融分析の仕事に就く。その後、アメリカ・カリフォルニア州に留学し、財政経済学を学ぶ。
2005年には本作品の原作である「歩歩驚心」をインターネット上で発表。現代女性が清朝にタイムスリップし、皇子と切ない恋に落ちるという物語が女性読者の心を掴み、ネットで一躍話題になり、翌年には本として出版される。その後も1年に1~2作品を発表し、その情熱的なラブストーリーから、“熱情女王”と称される。また、中国では“ラブストーリー四大女王”の一人で、新作が最も期待される女流作家である。
ドラマ化に伴い再版された「歩歩驚心」は、ドラマの大ヒットと共にベストセラーとなり、桐華は「2011年度第6回中国作家富豪ランキング」の第14位にランクインした。
あらすじ
清朝最盛期、康熙帝<<コウキテイ>>(ダミアン・ラウ)が中国を支配する時代、第八皇子の側室・若蘭の妹である若曦<<ジャクギ>>(リウ・シーシー)が眠りから目を覚ます。
しかし若曦の心には現代からタイムスリップした張暁<<チョウショウ>>が入り込んでいた。
現代に戻ろうとする張暁は走る馬の前に身を投げ出すが、馬に乗っていた第四皇子(ニッキー・ウー)に助けられる。若曦として生きていることを決めた張暁は現代と清の時代の人の違いに悩むが、姉の若蘭(アニー・リウ)たちに支えられ、徐々に宮廷の生活になじんでいく。そして皇子たちと接するうち、若曦に対して恋愛感情を持ち始めていた第八皇子(ケビン・チェン)と第四皇子の間で、若曦の心は揺らぎはじめる。
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