KYMCO Downtown Watch in Japan

台湾KYMCO社製・原付二種単車「ダウンタウン(ニキータ)125i」に関する所感を記します

downtown推奨メインテナンス間隔

2010-06-29 | 日記
■走行1000kmあるいは1ヶ月のいずれかに達した場合のメンテ項目

・クランクケース・ブリザー の清掃
・エンジンオイル の交換
・トランスミッションオイル の交換

 エンジンオイルは、初期1000km、その後5000kmごとと、比較的、長い間隔が指定されています。
 125iはかなりの高回転を駆使するので、実際は3000kmごとに交換していこうと思います。

 指定オイル粘度は、SAE 15W-40(SJ級以上)です。少し温度領域が狭い分、耐久度があるかもしれません。
(ちなみに 300iは、なんと 5W-50が標準指定です。なんという贅沢)

 なにせ、少しアクセルをひねると7000rpmですから、昔の250cc4発のように高温向けのオイルを入れたほうが安心かもしれません。10W-50ぐらいかな。
 ただ、四輪向けのオイルは添加剤が二輪だとトラブルの元、という話もあるので、チェックしつつ試したいと思います。

 なお、オイル容量は、1.2Lとのこと。(交換時 1.0Lは標準的)

 トランスミッションオイルは、これだけ重いバイクの場合、交換は重要と思います。(300iとか容量が異なりますので、125iはそれなりに華奢)
 SAE90で、130cc(交換時120cc) ドレーンもフィラーも穴が小さいので、これは注射器で入れるんでしょうね。
 RV125はかなり硬いオイルでしたが、ダウンタウンは標準的なギア用オイルですね。

 エアフィルターは乾式で、エアを吹くくらいしか出来なさそうです。原則、5000kmつまりエンジンオイル交換時に交換の指定です。無負荷吸気音が白バイのサイレンのようなので、小さい分、吸気速度は大きい気がします。つまり、けっこうエアフィルターの負荷は大きいかもしれません。
 高いといやですねえ。値段が気になります。汎用品だと有り難いです。

 プラグはNGKのCR7Eが指定です。色はライトブラウンから黄褐色が正常。

 ブレーキレバーは豪華に調整式です。1が遠く、以下、4が一番近いです。
 バッテリーは、GTX12-BS級(10Ah)です。 KYMCO銘柄になってますが、どこのOEMでしょうか。
 ヒューズは、5本あります。(10,10,15,15,30A)

 空気圧は、前2.0kgf/cm2、後2.25kgf/cm2 (搭乗1も2名も共通)
 PSI表示で、前29、後ろ32

 クーラントの点検は、左フットボードを外して行ないます。補充はネジを端裏に入り口があります。

 近年、環境規制、騒音規制の精度が上がったため、誤差なく合致される必要もあってインジェクション化が進んだようです。
 サイレンサーの抵抗や脈動も計算に入れているので、サイレンサーを交換した場合(特に抜けが良くなる方向の場合)、インジェクションの調整が必要になるようです。その点ではキャブの方がカンタンでしたね。
 ただ、インジェクションをセンサーで騙せる機構が付けれれば、四輪同様、3次元マップでいろんなチューニングが可能となるので、面白いかもしれませんね。

 なお、ダウンタウンの純正のサイレンサーは規制基準内のはずですが、結構ウルサイです。吹かすと、ばばばば、という感じで、何かノーマルっぽくないです。
 アイドリングは、1850rpmが指定されていますが、今のところ、少し高いです。

 ライト類は、ヘッドライトが H8 35Wです。価格が激安化してるのでHID化する人も多いと思いますが、出先で切れると怖いので、当方はフィラメントのまままで運用します。

 ウインカーが、21W 10Wと大きいので、これをLED化すると大分省電力になると思いますが、まあ、ウインカーも常時使うわけでないので手つけずです。

 なお、正式記載では、重量164kg、馬力は15.0PSとの表示です。
 15馬力とすれば、規制を戻したあとのTDR-125(2スト)と同じくらいの高馬力ですね。
 しかも、加速時に公道で十分に使いきれるピーク馬力と考えれば、ギア付きよりも実用馬力は高いと言えるでしょう。

 300iが29PSとほぼ倍ですから、排気量あたりの馬力はむしろ125iの方が上といえます。
 300iも口径72.7×行程72のスクエアですが、トルクが2.7kgmと太くなっています。

 エキサイティング同様、欲しい、欲しいという割には、きっとダウンタウン「250i」は売れないと思いますが、想定してみたスペックだけをみると十分に魅力的ですね。

取り扱い説明書から読み取れること

2010-06-29 | 日記
車体に添付される取り扱い説明書は、必要十分な情報を掲載してあります。
300はまだ正式輸入はされていませんが、125iと300i共通となっています。
これからすれば、
・300は要望次第で輸出する気はある
・200はその気がない、
ということなのでしょうか。(ただ単に欧州汎用を和訳してるだけかもしれません)

巻頭の警告は、インジェクションの損傷を避けるため、キーがon位置でバッテリーを外さないように、ということです。
インジェクター本体より、コンピュータの電気ショックが怖いのでしょうか。
ちなみに、メーターも電磁ステップモーターなので、これも壊れると嫌そうです。

識別番号の打刻は、メインスタンド手前にあると記載されてますが、私の車体ではここは空白になっていました。(設置のためのネジ穴は開いている)
ただ、「他国のバージョン」という記載もありましたので、日本版はみなここは空白なのかもしれません。

台湾バイクの場合、カンタンにエンジンスワップ出来ますし、なにより価格差が少ないので、違法改造がチェックしやすいようにエンジン打刻も見やすい場所にある、という噂です。まあ、エンジン番号をチェックするのは事故後の「相手の保険屋」(の依頼を受けた工場)ぐらいなので、マジメな人は関係ないでしょう。

お店の話だと、200でも250でも、儲けがでる程の台数は出ないだろう、ということでした。

取り扱い説明書では特に変わった説明はありません。シートオープンが、エンジンが掛かる前と掛かった後で違うくらいと、メーターのセットぐらいでしょうか。なお、メーターにある3つのボタンのうち、真ん中はダミーになっています。(イモビのマーカーか、リセットにでも使うのでしょうか)

インジケーターランプでは、インジェクションの自己診断用のエンジンマークがあります。常時点滅したら即点検。
オイルサービス警告灯もあります。

ローバッテリー警告灯もあります。これが点いたら一大事ですね。(キックはありません)

なお、サイドスタンドの切るスイッチ機能は日本版でも生きています。サイドスタンドだしたまま走行してこける事故で、メーカーと整備店が訴えられる事件が相次いだために、店では切らない方向のようです。まあ、メインスタンドがあるので、メンテはそれでこなし、あとは、メンドイけれど、サイド即エンジンストップに慣れることにします。 目視で後ろを振り向くクセがあれば、サイドスタンドのあげ忘れはまずないと思いますが、経年変化でバネが弱くてハンパに止まるケースはないではないですからね(とすれば、走行中にエンジンキルになる、という恐怖の体験もするわけですが。コーナリング中だと軽く死ねますね)

燃料は、オクタン価 91以上の無鉛を使うように指示されています。
混ぜものでない限りは、日本でもレギュラーで構わないということですが、妙にパワー感が弱い場合は、ガソリンスタンドを変えて試してみるとよいと思います。
業界転売モノ(ギョウテン)が多い現在、どのスタンドがいいとは言えませんが、個人的にはシェルのガソリンがオクタン価が高いような「気分」です。

なお、wikipediaの記述では、「自動車とは違い、一般にオートバイはノッキングセンサーを備えていないケースが多い為、ハイオクガソリン仕様車にレギュラーガソリンを入れることは望ましくない。また逆にレギュラー仕様のインジェクション車には、ハイオクを使用すると、カーボンの堆積から故障を招くものも存在するので注意が必要である。」とありますが、日本仕様が欧州仕様をそのまま持ってきてるならば、欧州のガソリン同等のハイオクはさほど問題でないかもしれません。清浄剤の素性をチェックした上で、自己責任でお使いになる分にはいいと思います。

昔、SRX-4YSPに載っていたときには、キャブでしたが(シングルなのにツインキャブ=切り替え式)、ハイオクにすると燃費が10~15%も改善したため、差額をまかなえて経済的でした。時速75km巡航で40km/Lの記録が出ました。


ならしで150kmぐらい走ってみました

2010-06-28 | 日記
あらゆる乗り味がSYMと異なります。
概ね、4500rpmあたりからつながり始め、すぐに5000-7000rpmになります。
アクセルを押さえ気味にしても、どうしても5500rpmは超えます。
アクセル1/3程度であれば、おおまか、6500rpmあたりで一定回転になって、加速していく感じです。

SYM RV125の場合、時速40km以上は、後軸とエンジンが直結で加速していく、という、下の回転でエンジン直結になる感じで滑りなどは感じませんが、ダウンタウンの場合、6000rpm程度では定常走行でも、50~75km/hの幅があります。

車で言うところのロックアップ・直結状態であれば、6000rpmで、75km/hという感じですがこれは下り坂などトルク微小状態でも動いてる時に限られます。少しでも登り坂だと、6000rpmで60km/hを切ります。
まるで昔の(ロックアップがないころの)トルコンの車に乗ってるような感覚で、常に高回転を維持しようとするのがダウンタウンの特徴です。

リアバネのイニシャルは、中間にしておきました。 調整棒なしに、手で回せるのは意外でた。

肝心の足つきは、やはりあまり良くはありません。今日のところはヒヤッとする機会はありませんでしたが、少し気になるところです。
シート高78cmで、しかも1Gでのバネの沈み込みもあまりありませんので、結果として、搭乗時の視線は、ちょうど立った時と同じ高度で、非常に見晴らしがいいです。 シート高88cm級のオフローダーに乗ってる感じで見晴らしがいいです。

もともとが300ccなので、剛性感はさすがです。大きなタイヤも好感で、大きめの段差なども難なくこなします。

諸元へのコメント

2010-06-27 | 日記
・Type name = KYMCO SK25
 状況に応じて、SK25AA の名称も使われます。
 フレームに打刻されるシリアル番号では、会社名的に「RFB」が前置されますが、それ以降は、古いものは番号のみ、新しいものは型式名 SK25AAが付くようです。

・L/W/H/Hs/WB = 2205 / 815 / 1390 / 775 / 1553 [mm]
 全長は、2m20cm5mm
 125ccとしては大きいですが、まあ250ccとすれば標準的でしょう。
 もともとが300cc用のボディですので、むしろ小さいと見てもいいかもしれません。

 全幅は、81.5cm。大きめのハンドルの幅のせいでかなり大きいイメージです。
 絞り込めば、ここから1~5cmは絞れます。しかし、かなりバルク部分が高いので、ハンドルバーが低くなるとボディに干渉するように思われます。
 すり抜けという点では、この全幅の数センチはかなり効きます。

 全高は、1.39m。メインスタンドを掛けるとここから10cm近く上がりますから、まさにアゴの位置という感じです。
 高めのバイザーのおかげでツーリングはかなり楽になるでしょう。
 バイクカバーを購入する場合には、この「高さ1.4m」を考慮に入れておく必要があります。

 シート高は775mm。オフロード並に高いですが、さらにオフロードほどサスが沈みませんので、より足つきは厳しくなります。
 シート幅も広く、さらにステップのえぐりもないので、両足べったりのためには股下85cmが必要でしょう。

 身長170cmであれば、両方のつま先を付くことができます。しかし、路肩が傾いてたりするとかなりボディを傾けておかないといけないことでしょう。身長や使い方によっては、シートの形状を削るなどが必要かもです。なお、ダウンタウンのシートはおしり部分はヘルメットの「逃げ」なので、シート座面のアンコ抜きには限界があります。

 ホイールベースは、1553ミリ。かなり長いです。その分、長距離では安定して走れるのでしょう。ヒラヒラ感からは遠ざかりますが。

・Wt(vc/fl) = 167 / 341 [kg]
 乾燥重量167キロは、125ccとしては重めですが、SYM RV125iと比較しても5キロも差がありません。軽いとは言えませんが、最近の日本車の250ccがこれより重いので、取り回しは特に不利ということではないと思います。
 装備登場重量は、341キロと、これはかなりの重量級です。タイヤの重量係数に注意する必要があると思われます。まあ、ダウンタウンの場合、14インチタイヤなので、大型スクーターと同じ選択肢なのでさほど不安はないと思います。

・Gas Tank = 12.5 [Litre]
 ダウンタウンの美点は、このガソリンタンクの大きさです。これは300ccとボディを共用することの利点です。
 10Lは飲み込めるので、概ね郊外巡航で300km無給油可能なのは嬉しいことです。反面、街乗りの場合には、少し大きすぎる容量なのかもしれません。
 ガソリンメーターは、かなり非線形です。登り坂にさしかかるとかなり早めに警告点滅が始まります。また、給油後150km走行したにもかかわらず、現在、メーターは1目盛りも減っていません。
 昔の単車のように減り始めたら一気にいくパターンのようです。
 今後、メモリが1つでも減ったら、その距離を報告したいと思います。

Topspeed = aprx. 110 [km/h]
 欧州のスペック表では最高速度まで記載欄がありました。
 110kmは、日本では追い越しを考えても、一般道は必要十分だと思います。一方で高速からの追い越しは難しいですが、まあ、126cc化する人も少ないので問題はないでしょう。
 マルチバリエーターもあるようなので、よりローーギアドできる可能性もあると思いますが、今のところのトルク不足では意味が無い感じです。
 下り坂でも、6000rpmで75km/hが限界のようなので、馬力ピークの9000rpmでは100km/h、あとはオマケという感じでしょう。逆に言えば、平地で空気抵抗に勝てるならば、安定して100km/h出るのかもしれません(※スペック表ではあくまで、平均的な走行抵抗との見合いなので、実際は随分異なってくると思います)(昔は、走行抵抗グラフ(勾配%毎)がトルク・馬力グラフに重ねてあって、大まかな限界速度が分かったのですが)

Engine type = 125 cc (54 x 54.5) (press 1 : 11.2) / water-cooled/single 4st/ injection

口径54mm×ストローク54.5mmのスクエア型のストローク構成です。
回転で稼ぐために、ショートストロークにするのかな、と思いましたが、バランスよくちょうどスクエアな形です。まだ、200iの諸元は調べてないのですが、200iだと、ボアだけ上げる感じでしょうか。

圧縮比は11.2なので、まあ普通でしょうか。
キムコの宣伝では、インジェクションを大々的にPRしていました。スズキの初期のように何かトラブルが出ないといいんですが。とりあえず、購買店に、インジェクションのテスターがあるかどうかは、必ず確認しておくべきと思います。(テスターを買ってないお店が結構あるそうです。テスターが無ければ何も点検はできません)

Power.Max = 11 kW (15PS) @ 9000 rpm
 まだ慣らし中で、そもそも9000rpm回してないので、実際に11kWでてるかはわかりませんが、軽々と7000rpmまで回る感じでは、そこそこのパワーが出ている感触はあります。
 しかし、RV125的な力強さはなくて、やはり回転がダラーっと上がっていくという感じで、ハンドルを前に引かれる、という感覚はまだありません。RV125は40km/hを越えると、結構、いい感じに加速感があって良かったでした。
 ダウンタウンも、慣らしが終われば、そんな感じに仕上がればな、と思います。

Torque.Max = 12.6 Nm @ 7000rpm
 トルク最高時の7000rpmまでは軽々と吹け上がります。加速は弱いですが、ピークトルクを公道常用の40-80km/hでしゃぶりつくせるのは、実に良いセッティングだと思います。
 通常の日本車からすると、少し落ち着きのない・ウエイトローラーが1割くらい軽くなった感じのまわり方をします。しかし、常に軽いウエイトに差し替えて乗っているような方には最初からいじらない分、良いのかもしれません。
 私としては、もっと、5000rpmとかも使いたい気もするので、も少し重くてもいいのかな、と思います。(ただそれだと、街なかでは出足遅すぎてクラクション鳴らされるかも)

Plug = NGK CR7E (emmition :EURO 3)
 排ガス規制はユーロ3クリアとのこと。実際はどんだけの規制かはよくわかりませんが、触媒などの配慮は必要かもしれません。
 マニュアルでは、過熱防止のため、長時間、アイドリングは避けてください、とありました。

Tire size F,R = 120/80-14 , 150/70-13 (3.00R14 , 4.00R13) (2.00bar , 2.25bar)

 ぐぐってみると、このサイズは非常にポピュラーで、タイヤの銘柄もいろいろ選べました。純正はどれだけもつか、滑るか不明ですが、デザインはそこそこカッコいい感じです。その点では、四輪のナンカンとかと同じ雰囲気を感じます。(ナンカンは安くてデザイン良かったが、扁平がきつくてウエイトが山ほど必要)
 そのせいか、納車されたダウンタウンも、初手から、すごい数の補正ウエイトがホイールにくっついてます。タイヤ入れ替えはちゃんとしたお店でやる必要があると感じます。

車色は、
ドイツでは、白・ガンメタ・紺色
イタリアでは、白・ガンメタ・スモーク・朱色
台湾では、ニキータ300iですが、黄色やオレンジなどがあります。

日本でもガンメタは瞬殺というか、台数自体もあまり入ってきてませんで、世界的には8割白色という印象です。

イタリアのスモークはカッコよくて、アプリリア的な雰囲気を感じます。
ただ、エッジを感じさせる化粧板が全部黒のままなので、少しでぶっとしたイメージが強くなります。(つや消し黒のマジェスティっぽく)
T-MAXの海外版のように、レモンイエローが特にフロントに似合うと思います。

なお、化粧板やエグゾースト部分など、外装には、台湾キムコ扱いで、カーボン柄のオプションがあります。ガンメタの方には特に似合うと思います。(白車体だと少しうるさくなる予想)

今年のT-MAX特装車が、白×黒なので、ダウンタウンの白はちょっとみ、そのTMAXに似た印象です。偶然でしょうがタイムリーかと思います。

suspension = F:37mm / F:110mm R:100mm
サスペンションは、フロントは直径37ミリの太い足です。
ストロークは、フロント110ミリ、リア100ミリ。特に小さくも無いですが、少し柔らかいバネのことを考えると、大きな段差では底づきのおそれがあると思います。
ダンパーの容量も、見た目程度で、少し容量不足のような感じです。
重さを考えると、もうちょっとあってもいいかな、と思いますが、300iと同じなのでしょうかね。
速度域が極めて低いので、純正のダンパー容量で十分なのかもしれません。

serial RFB SK25AA A R-26xxxxxx
車台番号のルールは、キムコは共通で「RFB」そして、型式(認定)名、あと不明です。下3桁を見ると、日本向け第一ロットは100台以上来た感じです。

KYMCO Downtown 125i 諸元

2010-06-27 | 日記

Type name = KYMCO SK25

L/W/H/Hs/WB = 2205 / 815 / 1390 / 775 / 1553 [mm]

Wt(vc/fl) = 167 / 341 [kg]
Gas Tank = 12.5 [Litre]
Topspeed = aprx. 110 [km/h]


Engine type = 125 cc (54 x 54.5) (press 1 : 11.2) / water-cooled /single 4st/ injection
Power.Max = 11 kW (15PS) @ 9000 rpm
Torque.Max = 12.6 Nm @ 7000rpm
Plug = NGK CR7E (emmition :EURO 3)

Tire size F,R = 120/80-14 , 150/70-13 (3.00R14 , 4.00R13) (2.00bar , 2.25bar)

Deu Wh / Metal / Blue
Ita Wh / Metal / Smoke / Red

suspension = F:37mm / F:110mm R:100mm


serial RFB SK25AA A R-26xxxxxx

Forum Downtown Club : downtownclub.altervista.org
Forum Downtown Italia : www.downtownitalia.it
Kymco : http://www.kymco.it/link/link.php