わかれてきたみちがまっすぐ~山頭火より

頸椎に問題があり、自転車自粛中。
アマチュア衛星を使った衛星通信ことはじめ、の備忘録として再開。

自転車自粛中につき・・・・

2020年08月06日 | 自分ころがし備忘録

 25年ほど前、簡易な設備を駆使して長楕円軌道のアマチュア無線中継器を搭載した人工衛星(AO-13)を経由して海外と無線交信を楽しんだが、最近は地球低軌道LEO (low Earth orbit、LEO) 衛星を利用したお手軽無線通信が流行の兆しを見せている。  特に145、435MHzのFM電波が送受信できる2台のハンディトランシーバーがあれば、(比較的)簡単に交信できるので世界的に流行しているようだ。  以前、試しに自宅のバルコニーで簡単なアンテナを使って衛星の到来に合わせてFM(電話モード)でトライしたところ、いとも簡単に2局と交信ができたのだが、あまりにもあっけなく、それきりになっていた。

 ところがCW(電信)に対応している衛星が多数周回していることを知り、室内窓際に設置したホイップアンテナでも衛星からの電波を受信することができたことから、屋外で本格的に楽しみたいと思うようになってきたのである。なお、今の自宅にはHF(短波帯)7MHzの短縮タイプのアンテナをやっとの思いでバルコニーに設置してあるのみで、VHF,UHFのアンテナは実装していない。

 435MHzの手持ち八木アンテナを自作して、それなりに使えることは確認済みだが、手軽に使えそうな市販のアンテナを見つけたのでそれを利用することにした。カメラの三脚に取り付けるためのアダプタを用意してそこにアンテナを取り付け、衛星の位置をiPhone画面で確認しながら方向を調整する。衛星の種類とそれぞれの位置はWEBサイトやアプリで確認できるが、衛星が飛来して通信ができる時間は10分程度なので、かなりせわしない。

 室内で受信する信号とは異なり、屋外で受信したモールス信号は十分に強かった。後は送信設備との組み合わ次第である。 この夏の楽しみが一つ増えた。

なお、FMモード/AO-27でJA5SAG(四国)と交信成功。

受信 ID-2820D(436.795MHz:固定)

送信 FT-818ND 5W(145.85240MHz:ドップラー補正)

ANT 第一電波工業 A1430S7(144/430MHz八木アンテナ)

Duplexer 第一電波工業 MX-72H

   

 

 



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