昨日は更新をサボってしまった。妻のメモ(術後2日目)を残す。
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面会時間より30分早く着いたが、病室に入ってしまうことにした。まだ院内学級の先生が授業らしきものをしていた。今週は術後だからお休みと聞いていたのに、なぜ?と思いながら様子を見ていた。授業とはいっても、お勉強ではなく、カゴを作っていた。というか、作ってもらっていた。なにせ、寝たきりなので糊付けなどは出来ない。配色を息子が決め、あとはちょっと手をそえる程度のことをしていた。なかなか素敵なカゴが出来あがった。
昨日苦しんでいた喉の痛みは取れたようで、ごはんも2/3くらい食べた。子供の術後の回復は早いというのは本当だなあと喜んでいるのもつかの間、「お母さん、痛い」と言い出した。足が痛み出した。初めはそれほどでもなさそうだったので、様子を見ていたが、痛みはどんどん増してきたようで、言葉を発せず、ただ大粒の涙がこぼれてきた。ナースに相談したが、昨日と同じ事を言われ、寝る前までがまんしろとのこと。氷で左足を冷やすだけだった。しばらくがまんしたが、いよいよ耐えられなくなったので、やはり座薬を入れることになった。今日は1回目の座薬で、術後のこの時期は毎日6時間ごとに使うことに問題ないのでokという話だった。寝る前にこだわらずに、苦しいときにはやわらげた欲しいと思うのは間違いなのだろうか?30分もすると痛みが和らいできて、DVDを見たいと言い出した。今日は病院へ来る前に「999」と「ピノキオ」を借りてきた。スリーナインは気分じゃなかったらしく、ピノキオを英語で見ることになった。実は今日この病室にいるのは息子だけ、個室状態なのだ。4人は退院してしまい、残る一人は週末外泊。小児病棟で一番うるさいといわれているこの部屋がシーンとしていることは寂しくも感じるが、ビデオ鑑賞にはもってこいで、英語でボリュームを大きくしても問題なし。痛みが抑えられたこととあわせて久々の英語ものをみられたので、うれしそうで、しまいには声を出して笑っていた。これから何本のビデオを借りるんだろうか?こんなに笑ってくれるなら安いもんだ。ただ、いまの息子には笑いすぎもつらい。笑うと足に響いて痛いらしい。でも、見たいというので最後まで見させてあげた。
途中、ギブスが背中にあたって痛いといって、綿を入れてもらった。寝たきりでいると、中の綿がうすくなってきて、ギブスのかどがあたってくるそうだ。ギブスといえば、今日午前中にギブスカットをしたそうだ。傷の様子を見るためにその部分だけカットしたのだ。そのとき、出血を見るために関節に入れていたチューブも抜いた。それも痛かったらしいのだが、それよりもなによりもギブスを電動ノコギリで切るときの恐怖といったら、尋常ではないらしい。いつもがまんする息子もそのときばかりはかなり泣いたということだ。そのあとの検温は37.9度にあがってしまったらしい。(4時には36.7度)
夕飯は昨日お願いしてあったのでお粥になっていた。今日は食べる気があるみたいなので口に運んであげると二口ぐらいでイヤだと言い出した。おかずも一口ずつで嫌がった。味が無いのが原因だ。今日は個室状態、売店へ走った。塩とマヨを買って戻った。うそのように食べた。そのかいあってか、うんちをしたくなった。が、これも息子にとってはおそれていたものの一つだ。「力を入れると、足が痛くなるから怖い」と言う。またも、涙目。でも、このまま5,6週間もしないわけにはいかない。看護婦さんを呼んだ。ベッド用便座を使う場合、腰を持ち上げなければならないが、それは出来ないと本人がいうので、手術前に買っておいたフラットタイプのおむつをお尻の下に滑り込ませた。(このために用意したのか…。今はじめてわかった)終わったら教えるように言ってカーテンを閉めた。しばらく待ったが、今回は不発に終わった。
おなかの動きを良くする為に、湯たんぽで温めた。明日でなければそれなりの対処が待っているとか…。次は歯磨き。磨かせるのは簡単。問題は、ぐちゅぐちゅぺ。寝たままで水を含ませるのも、吐かせるのも難しい。パジャマを少し濡らしてしまった。「かんごふさんも下手だったよ」と事実であろうなぐさめを言ってくれた。着替えは苦痛の一つだから、むやみによごしてはいけない。明日からは気をつけよう。
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術後3日目
痛み止めの座薬をやめているが、じっとしているかぎり痛みは感じなくなった。指相撲をやるぐらい元気になってきた。笑顔も多かったが、面会時間が終わるころには「テレビが面白くない」とイライラしていた。
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面会時間より30分早く着いたが、病室に入ってしまうことにした。まだ院内学級の先生が授業らしきものをしていた。今週は術後だからお休みと聞いていたのに、なぜ?と思いながら様子を見ていた。授業とはいっても、お勉強ではなく、カゴを作っていた。というか、作ってもらっていた。なにせ、寝たきりなので糊付けなどは出来ない。配色を息子が決め、あとはちょっと手をそえる程度のことをしていた。なかなか素敵なカゴが出来あがった。
昨日苦しんでいた喉の痛みは取れたようで、ごはんも2/3くらい食べた。子供の術後の回復は早いというのは本当だなあと喜んでいるのもつかの間、「お母さん、痛い」と言い出した。足が痛み出した。初めはそれほどでもなさそうだったので、様子を見ていたが、痛みはどんどん増してきたようで、言葉を発せず、ただ大粒の涙がこぼれてきた。ナースに相談したが、昨日と同じ事を言われ、寝る前までがまんしろとのこと。氷で左足を冷やすだけだった。しばらくがまんしたが、いよいよ耐えられなくなったので、やはり座薬を入れることになった。今日は1回目の座薬で、術後のこの時期は毎日6時間ごとに使うことに問題ないのでokという話だった。寝る前にこだわらずに、苦しいときにはやわらげた欲しいと思うのは間違いなのだろうか?30分もすると痛みが和らいできて、DVDを見たいと言い出した。今日は病院へ来る前に「999」と「ピノキオ」を借りてきた。スリーナインは気分じゃなかったらしく、ピノキオを英語で見ることになった。実は今日この病室にいるのは息子だけ、個室状態なのだ。4人は退院してしまい、残る一人は週末外泊。小児病棟で一番うるさいといわれているこの部屋がシーンとしていることは寂しくも感じるが、ビデオ鑑賞にはもってこいで、英語でボリュームを大きくしても問題なし。痛みが抑えられたこととあわせて久々の英語ものをみられたので、うれしそうで、しまいには声を出して笑っていた。これから何本のビデオを借りるんだろうか?こんなに笑ってくれるなら安いもんだ。ただ、いまの息子には笑いすぎもつらい。笑うと足に響いて痛いらしい。でも、見たいというので最後まで見させてあげた。
途中、ギブスが背中にあたって痛いといって、綿を入れてもらった。寝たきりでいると、中の綿がうすくなってきて、ギブスのかどがあたってくるそうだ。ギブスといえば、今日午前中にギブスカットをしたそうだ。傷の様子を見るためにその部分だけカットしたのだ。そのとき、出血を見るために関節に入れていたチューブも抜いた。それも痛かったらしいのだが、それよりもなによりもギブスを電動ノコギリで切るときの恐怖といったら、尋常ではないらしい。いつもがまんする息子もそのときばかりはかなり泣いたということだ。そのあとの検温は37.9度にあがってしまったらしい。(4時には36.7度)
夕飯は昨日お願いしてあったのでお粥になっていた。今日は食べる気があるみたいなので口に運んであげると二口ぐらいでイヤだと言い出した。おかずも一口ずつで嫌がった。味が無いのが原因だ。今日は個室状態、売店へ走った。塩とマヨを買って戻った。うそのように食べた。そのかいあってか、うんちをしたくなった。が、これも息子にとってはおそれていたものの一つだ。「力を入れると、足が痛くなるから怖い」と言う。またも、涙目。でも、このまま5,6週間もしないわけにはいかない。看護婦さんを呼んだ。ベッド用便座を使う場合、腰を持ち上げなければならないが、それは出来ないと本人がいうので、手術前に買っておいたフラットタイプのおむつをお尻の下に滑り込ませた。(このために用意したのか…。今はじめてわかった)終わったら教えるように言ってカーテンを閉めた。しばらく待ったが、今回は不発に終わった。
おなかの動きを良くする為に、湯たんぽで温めた。明日でなければそれなりの対処が待っているとか…。次は歯磨き。磨かせるのは簡単。問題は、ぐちゅぐちゅぺ。寝たままで水を含ませるのも、吐かせるのも難しい。パジャマを少し濡らしてしまった。「かんごふさんも下手だったよ」と事実であろうなぐさめを言ってくれた。着替えは苦痛の一つだから、むやみによごしてはいけない。明日からは気をつけよう。
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術後3日目
痛み止めの座薬をやめているが、じっとしているかぎり痛みは感じなくなった。指相撲をやるぐらい元気になってきた。笑顔も多かったが、面会時間が終わるころには「テレビが面白くない」とイライラしていた。