ドクター桃子の自然の恵み

自然の恵みなくして人間の生活は成り立ちません。あらゆる現象は自然と結びついております。女は母源なのです。(桃子の言葉)

草月ホール  『パンドラー真子の反抗期』 を見る 出演:石野真子さんその他の方々

2009年08月15日 23時20分16秒 | 日記

2009年8月7日 午後7時開演 草月ホール  『パンドラー真子の反抗期』



徹夜仕事をものともせず、姉と一緒に夕方から石野真子さんの演劇と歌のショーを見るため、地下鉄青山一丁目で降りて外に出ると突然の豪雨と雷! これは幸先良くないぞ、帰れるかなと思って、草月ホールと反対の方向を歩く、携帯ナビで場所を捜しているから間違うはずはないと思っていたが、違う方向を行ききしている。

青山通りは車では何度も行き来しているが、車からの景色と徒歩の景色では違う世界に見えてしまう。

この辺りも仕事で大使館回りをやっていたはずなのに、全く見ず知らずの世界になったのだろうか?

方向音痴なわたしは、磁石と地図があっても迷ってしまう。
だから、携帯ナビがあまり役に立たない。

その血すじは家族にも現れている。さらに姉は自宅に帰る道を迷ってしまうほどの方向音痴である。ついでにいうと味覚障害に掛かっている。ベビーラーメンが子供のころからの好物でいまでも車の中でパクパクやっている。ポテトフライも大好きで、食害になるといっても全然駄目である。それとちゃんとした食事を摂らない。ダイエットと言って、子供茶碗にご飯一杯で一日中持つのである。その代わりスーパー便秘に悩んでいる。姉がいるとトイレットペーパー12ロールが一週間もたない。汚い話だが、トイレットペーパーで欠きだすらしい。

余計な話にそれてしまった。雨は土砂降りになっていたが、
それでも開演ぎりぎりで会場に飛び込むことができた。
会場に座っている人たちはほとんどが中年以上にように見える。
頭の禿げあがったおじさんたちも結構いる。

へえぇ…、石野真子って、いくつだっけ?
と、思わず考えてしまった。

もっと若い人たちが来ていると思った。
桑田圭祐のサザンオールスターズのコンサートは若い人でいっぱいなのに!

草月ホールもどことなく寂れて音の悪い大型スピーカーが置かれている。

お祝いの花束も多くなく、それも小さなものばかりで目立たない。
石野真子って、それほど人気が無くなっているのだろうか?
そういえば、インターネットのサイトでもここ何年かだよね、ヒットしだしたのは。

花束を送った人の名前で知っていたのは、徳光和夫さんだけたった。

19時開演どおり、辺りは真っ暗になり、照明が明るくなると舞台中央に石野真子さんがギターをもって坐っていた。

そして初めて聞く曲を歌いだしたが、わたしには曲も歌詞もほとんど頭に入って来なかった。のっけから、わたしは何が始まっているのかよくわからなかった。スピーカの爆音で心臓がぐらぐらと揺れていた。

私は徹夜仕事だったが、それほど頭がいかれている状態ではないはずだった。渋谷でスーパドリンク1500円の栄養剤を購入して、元気一発だったはずである。

石野真子さんの体型はとても今の年齢には見えない。ここ20年近く体型は変わっていないらしいと姉はいう。たぶん強力なコルセットをはめているからではないかと私は推測する。

ユーチューブで25歳の石野真子さんを発見


随分きれいな人! それは認める。 声の幅も低音域が少ない。若い証拠だろうか。

演劇というほど演劇には感じられなかった。シナリオを頭で構成すると劇の場所のイメージとしてはぎくしゃくしている。

舞台での動き方も調和が無い。どたばたどたばたして埃っぽい、アレルギーが出てくしゃみをするところだった。

吉本のどたばた劇ではあるまいし、石野真子の存在が薄れてしまう。
あれでよいのだろうか? 石野真子さんのファンは成熟した石野真子を期待していないのだろうか?

親衛隊の皆さまは確かに熱が入っていた。特に後半になると乗りに乗って乗りまくっていた。石野真子と一体になっているような気がした。

その分わたしの方が気ざめの状態であった。
姉は親衛隊のリズムにハマっていた。

昔、はやった曲を5曲も連続して踊りながら歌ったから、すごく体力があるなと思えた。ハイヒールでやっているから、転ばないのが不思議な位である。わたしならすってん転んで恥をかくだろう。

それでも若くてきれいな女の子にもあの魅力はだせないだろう。やはりスターはそもそもその存在が違うようだ。何でも世界が尊敬する日本人にニューズウィーク’(newsweek)に選ばれたらしい。うぅーん、唸ってしまう。

どうしてこうもわたしと違っているの? わたしも決して不美人ではない。振り向けば城を倒すほどの目力はあると思っているのだが? 瞬き一つでイケ面を殺してみたい。

昔の曲で持っているというのは何か悲しい。ジュリーがライバルにしても、今はだれもジュリーがライバルなどとは考えないであろうし、ジュリーなどはトコロテン(心太)の仲間と思う人もいるだろうから、いや、宝石かな?

今年の12月3日はグローリアチャペルで石野真子コンサートがある。そういえば帰り際にピンクのチラシを貰った。姉はご満悦で、また行きましょうと言っていた。やはりファンにはこたえられないらしい。

この姉はこの間もおからを買ってきてと言っておいたのに、ぬか味噌を買ってきたしまった。こんな石野真子さんのファンがいるのはお気の毒な気がする。

母親がボケて来たので、MRIを受けてもらった。年相応の脳で特に問題はなかったようである。問題は姉の方である。少し検査をしてもらいたい。

姉はかなりボケて来ていると思えるほど、記憶力がおかしくなっている。
それでも仕事に差し支えはないとはいえ、かなり以前からレッスンをすっぱかしたり、子供がレッスンを受けに来ていても時間を間違えることがよくあたった。

わたしならこういう先生に対しては相当のクレームをだす。
昔、実家で教えている頃にはレッスン中に生徒を残してご飯を食べてやって来ることは当たり前だった。

それでも平気だから、かなり常識はずれである。
旦那の重要な書類が無くなることがあったので大騒ぎしていたことがあった。
それもどちらがそれを無くしたのかは分からないが、一度や二度ではなかった。



続く
2009-08-09 01:02:33
2009-08-12 22:20:27

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