ドクター桃子の自然の恵み

自然の恵みなくして人間の生活は成り立ちません。あらゆる現象は自然と結びついております。女は母源なのです。(桃子の言葉)

わたしたちの家族の異常なところ

2009年08月15日 23時14分21秒 | 日記
いろいろ考えるんだけど、我が家族は世間の家族と比べて、普通の範囲なのかどうか疑ってみることがある。

母親はちょっとおかしい。

父親は偏屈でかなりおかしい。世にある昔のタイプの男の典型なのかもしれない。

姉はヒステッリクで闘争心むき出しのところがある。

2番目の姉はおっとりしているようだがしたたかな感じがする。

3番目は家の手伝いは一切しなかった、片づけの時間が来ると自分の部屋にさっさと引き揚げて、TVを見ている。

4番目のわたしは一番まもとだと思うが、本人のことだから客観的に見えているわけではない。

父は異常な位、自民党が好きである。
公立の中学校の教師を務めていたが、その考え方は右翼にも近い。
極めて人間を差別的にみる。北朝鮮が大嫌いだが、韓国も大嫌いである。
要するに朝鮮半島の人間が嫌いなのであろう。
その理由を確かめたことはない。家族総出で創作料理店で食事をした時も、韓国料理が混じっていたので、いきなり、怒りだし、立ち上がって何か大声で弁舌を始めてしまった。

教師だから、生徒に、朝鮮半島出身者もいるだろうに、どう対応してきたのだろうか?

最近いとこが歯科医の女性と結婚した。その女性は在日韓国人だった。
父はそのことについて特に何も言っていない。非常に面倒見の良い先生でおばのところにしょっちゅう来て手伝いをしている。
父も彼女に対しては良い印象を持っている。

姉妹の中で最初に結婚したのが姉である。
相手は良く分からない人で、身寄りがないらしいが、知人関係だけは、少し世間はずれした人だった。
父は相手の男性が朝鮮人か中国人でないかが気になったみたいだった。
戸籍謄本を取り寄せらせ、見ると本籍は東京都中央区になっていた。
日本人である。

父親代わりに多少有名な画家がなった、その画家の友人に衆議院議長がいた。
なんでも彼は在野の研究家で、副業で食べているらしかった。
姉とは旅行先で知り合った。
変わり者の姉を気に入ったようで、内実姉の性格を何も知らないで結婚したようである。

姉は父親似の性格を持っているのか、意地の悪いことをする。
自分が気に入らないことは、ずいぶんいけずなことをする。
相手のものを隠したり、こっそり捨てたり、とにかく、坊主憎けりゃ袈裟まで憎し、を徹底的にいくみたいである。

この性格は父にもあるが、それ以上に母にもあるようだ。
この性格を受け継いでいないのが、二女と四女のわたしであるが、二女は表面的にはそういう意地の悪いことはしないようだが、どうも腹黒いところがあるような気がする。

二女は姉のあとに結婚した。お見合いだった。由緒正しいお相手で、相手の父親は東大出の商社マン、相手の兄は慶応出のサラリーマン、お相手は上智での上場企業の社員である。おじの紹介でなりたった、父も母もやっと安心した。戸籍謄本を持って来させはしなかった。相手の両親が居らっしゃるということで、部屋の内装を新しくしたほどである。

その次に三女が結婚した。お相手は同じ会社の人で、出張で姉の工場に良く出向いてくる技術者であった。三女は短大卒で、勉強もそれほど出来ないが、大手のコンピュータ会社にコネで就職した。国会議員と市長の紹介で入社したのである。
運よく、その技術者と気があったみたいである。あまり美人でもない三女であるが、化粧時間は姉妹の中で一番長く、衣類の購入本数にずば抜けていて、ブランド物が大好きである。相手は早稲田の工学部卒、早稲田好きの妹にとって理想の男性になるはずだった。

それぞれに育ち方はそれほど変わっていないが、意識的にはそれぞれめいめいにかなり異なっていると思える。

先ず食べ物の好みが違うわね。

そうそう、食べ物の好みというと、二女は普通のサラリーマンの家庭に嫁いだのだが、旦那の両親は商社マンで海外での生活が長く、朝食から洋食で息子夫婦とは食事内容がことなり、食べる時間もことなるから、二女は一日中、異なる食事を作らなければならないらしい。子供が成長してパートにでるようになっても、食事のお手伝いは二女がやっているというから、よく働いていると感心する。

三女はもともとずぼらで旦那の朝食は作ったことがない。旦那が出勤する時間にはいつも寝ている。旦那が出てから、起きだして子供たちの弁当を作るそうである。
どんな弁当を作っているのか、面倒くさがりだから、たいしたものを作れるはずはない。

それでも三女は旦那がいつも気を使ってくれ、文句をいうこともないようだ。
お菓子作りのために、何でもコルゾン・ブルーの洋菓子学校に行かせてくれたらしい。卒業までに百万円以上かかったらしい。お菓子作りをやると料理もうまくできる。お菓子作りには卵の溶き方を習う。卵を滑らかに溶くことで料理は一段腕をあげる。

そしてお菓子の味付けは料理と通じる。

いつの間にか三女は料理ができるようになっていた。
長女はいつまでたっても駄目である。

その代わり長女は音楽の仕事で一番の稼ぎ頭である。
長女の旦那は姉に生活費を任せているような気がする。
ところが、2年前に突然離婚。
その原因は定かではないが、姉の性格にあったのではないかと推測している。

本日お盆で家族が実家へ集まっている。
二女の旦那はここ5年近く来ていない。
原因は分からないが、この家族が嫌なのであろう。
以前は来れば近くの川や池へ釣りに行っていた。
釣りが大好きらしい。

三女の旦那も釣りが好きだ。そのかわり行くところは渓流なので、二女の旦那とは行く場所が違っている。

長女の旦那も釣りへ行く場合は渓流へ行っていた。しかし、十年ほど前から肩が痛いと言っていくのをやめていた。その後、肩のいたみから良く転倒するようになって、右手を骨折したようである。

二女の旦那が来なくなったが、欠かさず来るのは三女の旦那である。
父とも一番意見が合う。株も二女の会社の株を持っていたとはいえ、結婚してからはFの会社の株を大量に購入しだした。

遺産も二女が一番貰うのではないだろうか?

父親は長女の旦那が嫌いである。
次女の旦那のところには頭があがらないから、次女の旦那が来なくても何も言わない。東京の一等地に家までたてて貰っているのである。文句の言いようはない。

三女も東京の郊外に一軒屋を買った。
長女は両親と同じ土地に家を建てた。
ところが離婚して、住宅金融公庫からの審査が切れたらしくて慌てていた。
なんでも別れた旦那の収入で住宅金融公庫が金を貸していたのである。
そんなに働いて収入があるようには見えなかった。
家は貰ったが、借金が残った。
これで姉は家のローンのために死ぬまで働くことになる。

気の毒なので、わたしが越してきて姉といっしょに住むようになった。
姉には少ないが家賃を入れることにしている。

そもそもわたしは子供のころから東京のおじの家に預けられ、受験勉強を一生懸命やっていた。学校の成績がよかったので、おじたちは学費も出してくれていたようである。おじは発明家で事業もやっていたから、わたしの父と違ってお金には余裕がある。父もかなり金銭面では面倒を見てもらっていたようである。

わたしの母はわたしの父が大嫌いである。
娘たちの前で父の悪口ばかり言ってわたしたちを育てた。
だから、上の三人は特に旦那をバカにするところがあるようだ。

長女は典型的である。旦那のいうことは全く効かない。
三女は旦那やさしいから女房のいうことをいつでも聞いているようだ。

次女は旦那の両親と一緒に住んでいるので我が儘が言えないのだろう。
お盆もやはり次女の旦那は来なかった。
来るのは三女の旦那だが、今年は三女の次女が中学受験のために旦那が教えているため、早めに町田の方に帰って行った。

男で残っているのは次女の息子たちで高校2年と中学1年のおいっこたちだけである。
最近のこどもは中学を越えても友達と遊ばないで母親の里についてくる。
高校生になっても友達と遊びにいかないようである。

出来がいいのは三女の長女である。中学受験で難関校をすべて合格した。
6校も受けたが、一番校はいかずに自宅から近いところに通うことにした。

時間管理が幼いころからしっかりしていて、毎朝6時ころからピアノを弾いていて、何でもきっちり物事がはかどるらしい。妹は誰にでも愛される顔と愛嬌があるが、勉強は姉ほどできない。最初、公立で我慢するつもりであったが、やはり今のご時世公立は心配の種が多いらしい。

中高一貫の女子校がよいらしいのだ。


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