何回かにかけてPC-98のゲーム動画を投稿するにあたっての忘備録及び
今後似た様な環境を構築しようとしている奇特な人がいた場合の参考情報として記録しようと思った
ただ結論として０からPC-98を構築することは録画環境のコストの高さ、
ハード及びOS（DOSプロンプト）を含めたソフトの導入難易度
メンテナンスコストを顧みると道楽を以外の何物でもない為
素直にプロジェクトEGG等の配信サイトを利用したほうが良い。そらそうよ。
特にオークションサイトでソフトを安易に購入すると
最悪、フロッピードライブをオーバーホールせざるを得ない状況に
追い込まれる可能性がある。十分リスクを把握したうえで
調達する必要がある。カビって怖いんだぜ。
まぁその辺はまだまだ個人、または同人活動している人たちのサイトを巡れば
おおよその情報は出てくる。遠い未来に語ることにします。
今回書くのは、自分の失態のこれ。コメントの特性からするとニコニコ版は
永久に非公開だと思う。
例のアレ Goodエンド RTA 2:55
どっかの掲示板とかTwitterでは僕の事を火付け役とかいい加減な事書かれてる。
こっちもこっちで興味があったら自己責任でインターネットアーカイブを
漁れと煽ってしまっている。
確かにゲーム内のDOCファイルには配布はフリーに近いことが書いてある
参考に全文を載せておきます
布施をどう解釈するかで色々と思う所はありますが、とりあえず今回は配布フリーという
解釈にしておく。作者に怒られたら消さなければならないが・・・
ここであくまでフリーと解釈するのはゲーム本体のことである。
インターネットアーカイブから該当物を入手するとMS-DOS入りの仮想HDDとして
ダウンロードすることが出来る。ここで重要なのはゲーム起動用として組込まれている
MS-DOS6.2はNEC（株）の著作物であるということ。
恐らくインターネットアーカイブにアップロードした人が起動できるように
仮想HDD内にMS-DOSを組み込んだのだと思う。DOCファイルからすると
配布時元々OSは入ってないと推察できる。
MS-DOS6.2を所有していないにも関わらずそのままエミュレータ等で起動した上に
動画配信した場合、著作権侵害になる危険がある。
所有していれば話は別だとは思うけど。
これも検索すれば概ね書いてあるけど、ゲーム目的ならMS-DOSは5.0か5.0Aが
最も安定する。6.2は98初期のゲームが起動しないことが多い。最新DOSなのにね。
MS-DOSは真っ当に運用しようとすると自分の環境からconfig.sys及びautoexec.batを
自力で作成しコンベンショナルメモリを600kb程度確保する必要がある。
起動ディスク無しでHDDから直接ゲーム立ち上げるにはそれなりの知識がいる。
MS-DOS持ってないのに持ってると吹聴しても論破される危険が高い。
素直に所有しておいた方がいいと思う。
ちなみに、動画内ではわざわざ普段使いのHDD（MS-DOS5.0A）から起動させる為
インターネットアーカーブから入手した仮想HDD内のデータを抽出し、
MOを経由してPC-98用のHDDにコピーしている。
SCSI機器へのデータ輸送も楽じゃないんだぜ
今回言いたかったことを1行にすると
・OSぐらい買え。5.0Aがいいぞ。
なんで今更こんなこと書いてるのかというと、自分があれ投稿したあと
インターネットアーカイブのデータそのまんまで動画作ってる人ばっかりだなぁって。
別にこれ以上追及する気もないけど、マジで後追い増えてるんだね。命知らずだなぁ
そのうちコピーツールの個人使用の是非についてお気持ちを語りたい（やらない）