
病院でテシンはソンウを見かける。
テシン:キムソンウ先生。
なんで隠すんですか?患者のCTでしょ?

ソンウ:はい、CTです。
ソ・ジュヨン教授が発表させたケースです。
勉強中でした。
テシン:ありがとう。チュ・アジン先生は?
ソンウ:アジンは今肺がんの手術中です。
テシン:いや、そうじゃなくて。。昨日チェ先生の検査に付き合ってくれてありがとうございました。
ソンウ、電話が鳴る。
ソンウ:呼ばれているので。。
テシン:お疲れ様です。

ソンウが忘れて行った書類がテーブルの上に。。
それに目を通したテシンは。。。

アジンの病気が分かったね。。。
一方 レストランで息子を待つ副院長。

なかなか来ない息子。。
不安になる副院長・・・
その時 本室長との会話を思い出す。。。。
ホン室長:明日はお子さんに逢う日ですよね。
申し訳ありません、副院長。
あの、実は。。。
6か月前にお子さん。。お子さんが急に亡くなったと言う話を聞いたんですが。。
伝えませんでした。
副院長:嘘つかないで。なんで私の息子が死んだと言うのよ。
心臓麻痺だと聞きました。
一晩中手術して。。。すみません。。
言わなきゃいけなかったのに・・・
真実を言ってしまえばこれ以上私を探さないと思ったんです。
副院長:嘘、私が信じるとでも?
あり得ない・・・・

思い出した副院長。。そして号泣する。。。

放心状態で帰る副院長。。

ほんとに切ない・・

まだ待たされてるスンジェ。
スンジェ:会議はまだ終わっていませんか?
秘書:終わりましたが、また違う方との会議が。。
スンジェ:わかりました。
イ・ドンヒョン専務・・会う気が無いよね。。


病院ではテシンがソンウを待っていた。
ソンウ:お探しですか?先生。
テシン:来てくれたんですね。
こっちに来てこれを見てください。
ソンウ、見て驚く。。
テシン:これ、チュ・アジンの写真ですよね。
ソンウ:さあ。。
テシン:お願いします。正直に言ってください。

ソンウ:(少し考えて)すみません、先生。
テシン:これを落として行ったんです。
何かおかしくて映像医学科に行ったら、昨日撮ったチュ・アジン先生のCTがありました。
検査を受けに一緒に行ったなら キム・ソンウ先生も知ってたはずなのに。
何で僕には言ってくれなかったんですか?

ソンウ:アジンが先生にだけは知らせないでほしいと頼んだので。
ただアジンの選択を尊重してあげたくて。。
テシン:アジンが多発性内分泌腫傷症1型なら何を意味するのか分かりますか?

脳下垂体にも腫傷があり、肝臓と膵臓にも次々に腫傷ができる。。。
尊重にも程があるでしょう。なんでこんなことを隠しておくんですか?

ソンウ:すみません。アジンがあまりにも頑固だったので。。
パク先生のための心も分かりますし、そんな彼女のことだから、多分自宅にも知らせないようにするはずです。
アジンの姉が子供の時に亡くなったので ご両親が可哀想だと。。


そうだったんだ・・・・
スンジェはまだ待っていたが 諦めて出ていった。。。


トップチームでは。。。
ぺサンギュ:肝臓にも腫傷がある。
これは膵臓の腫傷と同じものみたいですね。
ジュンヒョク:頭の方の腫傷も大きいですね。
フンミン:普通このくらいなら頭痛が酷いはずなんですが。
しかも多発性内分泌腫傷症1型は遺伝性疾患ですから、患者の家族の中にも必ず似たような患者が居るはずです。
ぺサンギュ:未婚ならまだいいですけど、既婚なら子供も期待できないでしょう。
ぺサンギュ:肝臓に移転されたこれも曖昧ですね。
ぺサンギュ:開けるまではわかりませんね。
これはケースだけ見るとトップチームのものですけど。
トップチーム解体の知らせが出るまでに、ハン課長と相談して患者を説得して手術した方がいいんじゃないですか?

ぺサンギュ:でもなんで患者の名前がないんだ?
救急患者ですか?
ぺサンギュ:救急患者じゃないけど・・
テシン:チュ・アジン先生です。

皆驚く。。

ぺサンギュ:パク先生。チュ・アジン先生だと言って見せてくれたらいいのに。。。
テシン:真摯お話しを聞きたかったから、わざと話しませんでした。
僕も客観的に判断しずらかったんで。

ジュンヒョク:チェ先生、こうなるまで知らなかったなんて。。
ぺサンギュ:チェ・アジン先生が結石の手術をするときに、積極的に高カルシウム血症の原因を探ってみるべきでした。
ユン先生:灯台下暗しといいますから、医者や看護師の方がむしろ病気に気付くのが遅くなる場合があるといいますが。。
テシン:チュ・アジン先生は家族や知り合いが心配すると思って秘密にしてほしかったそうです。
だから皆さんもしばらくは知らないふりしててください。
僕が折りを見て説得しますから。

ぺサンギュ:はい、分かりました。

ぺサンギュ:そうだ、ソ教授がグローバル研究センターに発令されたこと知ってる?
テシン:いつですか?
ぺサンギュ:今朝ジャン課長が発令したそうです。
本人の気持ちは知りませんが、圧迫が酷いからとにかくそうすると応えたそうです。
ジュンヒョク:ソ教授まで抜けてしまったら、トップチームはほんとに解体しちゃいますよ。。
ユン先生:本当に悪いことは群れてきますね。。
ジュンヒョク:グローバル研究センターは、研究によって5年かかったりしますから、一度行ったらそう簡単には出てこれないでしょう。

ジュヨン、課長から電話。
ジュヨン:課長、どこに行ってたんですか?
一日中顔も見えないし。
でこをそんなに出歩いているんですか?
スンジェ:どこなのか聞かないで。
今夜時間いい?
目の前にスンジェが。。

スンジェ:デートに誘ってるんだ。
ウンジェ、ジュヨンとデート。
スンジェ:おめでとう、研究論文が選ばれたこと。
ジュヨン:ありがとうございます、実は大きな期待はしてなかったんですけど。
運が良かったんです。
スンジェ:運じゃないんだ。ソ教授がどれだけ頑張ったか、分かってる。
当たり前の結果だ。
ジュヨン:まさかグァンへグループへ行って来たんじゃないですよね。
スンジェ:いや、どうして?
ジュヨン:なんとなく。。そんな気がしました。違うならいいんですけど。。
スンジェ:何だ。私がそこで土下座でもしたと思ったのか?
ジュヨン:いえ。課長がやらかしたんじゃないかって。
スンジェ:研究で選ばれたこと、なんで人から聴かせるんだ?
直接教えてくれればいいだろうが。

ジュヨン:私が逃げるんじゃないかと思って、恐がるんじゃないかって。
それで気を付けていたんです。
スンジェ:もう怖がらない。どこへ行ったって 見つけ出せる気がするから。
ジュヨン:最近病院で色々難しいですけど、よく考えたらむしろ危機が機会になるかもしれません。
私の話、偏見なく聞いてくれますか?
よく考えてみたんだけど、私の研究費でチームを再結成したらどうでしょうか。
間もなくすべての支援が切れるでしょうが、研究費さえあればチームが集まる最小限の与件はあるんじゃないですか?
しかもパク先生が提案した夜間診療システムの改変Hンと関わって 協力診療チームを病院側に提案出来ますし。
私たちのメリットは何ですか?
皆希少疾患を治療するために集まった専門家です。
だから皆の分野で応募して、研究費をもらってチームを運営したらどうだろうかって。

外を歩く二人・・
ジュヨン:なんで何も話さないんですか?
スンジェ:何を?
ジュヨン:さっき私が言った事の反応もないし。
そんなにつまらない話だったかな。
スンジェ:いや、一理あると思っていたが
ジュヨン:なんかもっとおかしいですね。ほんとはこんなに大人しい人じゃないのに。
スンジェ:まァ。。どれだけ歩けばグローバル研究センターへ行くことを言ってもらえるのか待ってるところだ。
ジュヨン:知ってたんですか?そんな目で見ないでください。
どうせ研究支援ももらうんだし、おもいっきり研究出来るし。
私はいいと思いますけど。
スンジュ:止めて。君のことなら知ってる。
そんなに頑張らなくていいんだ。。
ジュヨン、辛いなら辛い。痛いなら痛いと言っていいんだ。


めでたしめでたし^^
次に続きます~
