イオンと心電図変化

高カリウム： K >5.0mEq/l
　テント状T波
　　↓進行
　P波平坦化・PR延長・QRS拡大
　　↓進行
　心室細動！

低カリウム： K <3.5mEq/l
　P波低下・ST低下・T波平坦化・U波出現
　　↓進行
　QT延長・心室性期外収縮

高カルシウム： Ca >11mg/dl
　QT短縮

低カルシウム： Ca <8mg/dl
 　QT延長　不整脈

低／高マグネシウム： Mg <1.5mg/dl, Mg >2.5mg/dl
 　QT延長

avascularity

QBにCT所見でavascularityという単語があり、日本語訳がなくて？？と思ったら

a・vascular・ity 　無・血管・状態

ってことでした。

ちなみにコレは
嚢胞腎の選択的動脈造影の所見らしい。

嚢胞腎の画像所見
・US　　　　　　　 ――内部エコー消失
・静脈性腎盂造影IVP――腎盂腎杯系の圧排
・選択的動脈造影AG ――avascularity
・CT　　　　　　　 ――均一なlow density area

TUR

TURは

Transurethral resection 　
経尿道的切除術

切除するものによって、

TUR-P (～ of Prostate 前立腺)
TUR-BT (～ of Bladder tumor 膀胱腫瘍)

と後に付けます。

脂溶性ビタミン

は

D A K E

だけ！

膠原病と特異的抗体

RA :
　　RF(感度、特異度は低)、抗CCP抗体(保険外)

SLE:
　　抗ds-DNA抗体、抗Sm抗体（特異度高）

SSc:
　　抗Scl-70抗体(抗トポイソメラーゼ抗体ともいう)、
　　抗セントロメア抗体 ACA（SScの亜型のCREST症候群で特に）

SjS:
　　抗Ro/SS-A抗体（陽性率70％、特異度は低）
　　抗La/SS-B抗体（特異度高）
　　RFもでる

DM/PM:
　　抗アミノアシルtRNA合成酵素抗体（抗ARS抗体）
　　　:抗Jo-1抗体、抗PL-7抗体、抗PL-12抗体、抗EJ抗体、抗OJ抗体、抗KS抗体
　　→間質性肺炎が合併する。
　　
　　抗Mi抗体（DMに多い。特異度高）

MCTD:
　　抗U1-RNP抗体

ルンバール

腰椎穿刺
lumbar puncture:ルンバール

適応は
原因不明の意識障害・髄液変化の神経疾患
（髄膜炎やクモ膜下出血）
白血病疑い


手技
Jacoby 線（左右の腸骨棘の上端を結ぶ）を目標とし、
第３～４腰椎間または第４～５腰椎間で正中線上前方に、
６～７cm 穿刺すると、硬膜を通過する抵抗が触知される。

ワイセ

白血球を「ワイセ」とか言いますが、

これは
weiße zellen（独）
だそうで。

またドイツ語か。。

造影レントゲンと内視鏡

造影レントゲン
　MDL　　　　　上部消化管造影　バリウムレントゲン
　注腸(造影)　下部消化管造影

精査に使う内視鏡
　GIF　　上部消化管内視鏡　商品名（オリン○ス）
　CF　　 大腸鏡　colonal fiber

薬の処方

ウチのカルテでは処方Rp)を

薬名（用量）、薬の形状、投与回数、用法の順で書いていた。

形状：
　Ｔ tablet　 錠剤
　Ｃ capsule　カプセル
　Ｐ pack　　 包（粉末状）

投与回数：
　２×　２錠
　×２　２回に分けて

用法：
　Ｍ　朝　Morgen
  Ｔ  昼　Tag
　Ａ　夕　Arbend
  v.d.E　食前　von dem Essen
  n.d.E　食後　nach dem Essen
  z.d.E　食間　zwischen dem essen
  v.d.S　就前　vor dem schlafengehen

何でかドイツ語が残っているんですね。

例えば、ムコスタ10mg錠を１日３錠、朝昼晩３回に分けて飲む場合、

ムコスタ (10) 3T 3× M,T,A

と書きます。 　

カルテ

C.C. 主訴　　Chief complaint
O.C. 現病歴　Onset and course
P.H. 既往歴　Past history
F.H. 家族歴　Family history
S.H　社会歴　Social history

P.E　身体所見　Phisical examination

基本的なところで。