「トムは真夜中の庭で」

トムの家の庭には、野菜畑があり、芝生があり、花壇があり、空地があり、その空き地には大きなリンゴの木があった。
そんな庭で、弟のピーターと遊ぶのが大好きだった。
今度の休みにはピーターとその木の上に家を作る事になっていた。
だがピーターはしかになってしまった。
トムはうつってはいけないので、親戚の家にあずけられることになった。
その親戚の家は庭もないアパートだった。
何週間もこんなせまっくるしいアパートに閉じ込められるなんてうんざりだった。
そのアパートの入り口には三階に住んでるお婆さんのボンボン時計があった。
トムは寝付けなかったので、夜中ボンボン時計の音を聞いていた。
1回、2回、3回…ところがボンボン時計はなるはずのない13回目を鳴らした。
トムはボンボン時計を見に行った。
そして裏庭に通じるドアを発見！
開けてみると、そこには何と素敵な庭があるでしょう！
その裏庭には秘密がいっぱい。



夏のせいか、ゴーストらしき童話にあたります。
この前は「思い出のマーニー」を読んだばっかりで、何とも妙な気持ちになりました。
「トムは真夜中の庭で」もそんな気持ちにされます。
面白くて先が読みたいが、少し怖いようなドキドキ感。
とても面白いと思います。
私は大好きです
私のおばあちゃんの家にも庭があって、小さい頃はかけて遊んでました。
今は、私が大きくなったせいか、
「この庭こんなに小さかったけ？」
と、思います。
実家の庭も今は姪たちが昔の私のように走り回って遊んでいますが、大人になったら同じことを思うのでしょう。

Lily