生きていれば恐らく誰でも、色々な点で、「気づくこと」があると思います。
夫婦間や兄弟、親、子供、近所づきあい、友達や人との付き合い、自分の生き方、考え方の固執、等々の中、何かしらの「生きることの気づき」が、生まれて死ぬまでの間に大小様々誰でもあるのではないかと思うのです。
そして、大切なことは、何かしらの「気づき」が自分の中にあった、そこからの人生をどう生きるかだと感じます。
愛して結婚した相手と心が通じなくなってもう元には戻れないと感じてきた、兄弟と何かしらの確執があり話ができない、親に対して思うことがありどうしても許せず感謝できない、子育ては終わったが自分の子育てを後悔し子供と心からの会話ができない、友達や人と分かり合うことはできないと今日まで生きてきた、人間には幸せになれる人間となれない人間がいると思ってきて自分はなれないきがする・・・・などなど、年齢が高くなればなるほど、人生を経験してきたぶん多くの思いがあると思います。
そう日々諦めて生きてきたとき、ふと、「あ、そう考えれば良かったのか。」という気づきが出てきたら、みなさんはどうされますか?
もう、修復不可能な相手とのことだから、今更何もできない。と、これまでと同じように諦めますか?
それとも、今の人生を変えられるチャンスが来たのかもと、できることを探してみますか?
私は「気づき」は、横道にそれている自分の人生を元の道に戻すチャンスだと感じています。
日々の物事に自分の暗い気持ちを落としている部分があるならば、それはまだ横道にそれている状況で、
日々の物事に自分の暗い気持ちを落としている部分があるということは、まだ「気づく」ものがあり、今の状況を変えられる「チャンス」があるということだと感じます。
「気づき」の後、自分がどう動くのか、それが 『鍵』 なのだと感じます。
どう動くのか、それは、自分の心にしっかり目を向けることで自然と見えてくるように思います。
自分の「良心」がどう動くことを望んでいるのか、自分の「良心」はどうなる状況を望んでいるのか、それを見つけることで、動く内容が見えてくる。
今まで自分の「良心」に目を向けてこれなかった場合、「良心」がどう思っているかが分かることは難しいかもしれないけれど、まずは自分を信じて動いてみることが大切で、もし、動いてみて状況は何も変わらなくても、自分が人生のために「動いた」という事実が残ります。それによって、変わるのは「自分自身の心」です。そして、前に向いて動いた行動は、必ず「良い」波紋を広げて行きます。
少しづつ少しづつ、「良心」に沿って動くようにすることで、自分の心から発信した良い波紋が広がって、自身に新たな「気づき」がきます。そして、小さな行動であっても、小さな「良い」波紋が広がって、必ず状況もよくなって行っているものだと自分の人生を振り返り感じます。
大切なことは、「気づき」の後、「行動」すること。
もし、夫、兄弟、親、子供など、自分の身近な相手との関係で、うまくいってないことを思うなら、「季節は変わるけど元気でやってますか?」など簡単な手紙やメールなど、今までしたくてもしてこなかった思いやりの言葉をかけてみることも、自身の人生にとっては大きな一歩に確実になると思います。例え相手が自分の期待するような反応をしなかったとしても、その行動が「思いやり」であれば「良し」なのです。
近所や友達との付き合いも同じだと思います。 例え相手が既に亡くなっていても、相手への思いやりの言葉を口にすることで、必ず相手の魂に思いが届くように感じるし、何より自分の心が報われると感じます。
「相手を思いやること」。それができなかった理由は、自分の意地にあることが多いと思います。
相手がどうだから、ではなく、人生は「自分がどう動くか、どう考えるか、どう言葉を発するか、」で変わっていくと感じます。
人の責任や過去の自分の責任にして「今」を生きれないうちは、例え仕事を変えたり、環境を変えようとお金を使ったりしても、何も変わらない。
けれど、「今」、「自分が」、どう動き、何を思い、どんな言葉を出すか、で、お金をかけなくても、心に無理をして自分を傷つけなくても、状況は必ず変わっていく。
と、そう感じます。
そして、それは、私自身が今そう体感している最中です 今、11年目~
生きる上での「気づき」は、道をそれている自分が、元の道に戻るチャンス
せっかく気づいたのに、チャンスを無駄にしたくないと、私は小さな行動を11年前から繰り返してきました。
そして今、とても幸せです
自分が生きていること、子供や夫が生きていること、同居の猫たちが生きていること、大切な方々が生きていること、そして私がこうしてブログを書く事ができること、それがとても有り難く「生かされていることへの感謝」なのです
小さな行動を始めて11年経った今でも、まだまだついつい不満を言ったり、夫と喧嘩をしたり、色々あります
でも、以前と変わったことは、その「悪い」波紋を出したことで起こる良くない状況を、「自分が持ってきてしまった今から変えよう
」と受け止められるようになってきたことです。
過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる。
この言葉との出会いが私の「気づき」→「行動」の始まりです
この言葉、真実でした
私の住む地域は3月の今日もとても暖かく、日あたりの良い我が家は朝から暖房がいりません。
私の実家は雪深い地域なので、日照時間も違いますし、冬は電気代から生活全般において色々かなり大変です。
もちろん、生まれ育った場所は今でも大好きですが、今私は、自分がこの暖かい地域に住め、冬を安心して過ごせていること。それに感謝せずにはいられません。
誰しも、環境が変わってきたらそのことに慣れ、それがどれだけかつての自分が望んだことだったのかを忘れてしまいます。
今辛いと感じていて変わろうとしている時なら、今の状況を紙に書いてみることをオススメしますそして、3ヶ月ごとに、また状況を並べて書いてみるといいかな
良い方向に変わっているなら、生きてこれたことにぜひ感謝をし、また「気づき」→「行動」をしてみてください
変わっていないなら、自分がどんな波紋を日々出しているのか、考えてみるチャンスです
日々出す波紋が変われば、必ず変わっていく筈です
今日も、生かしていただいて、ありがとうございます