ドテ山ススムのガチパチ日記

漫画家ドテ山ススムの一コマブログ

かしゆか62

2009-10-31 18:03:32 | Weblog




「なぜCDをかけて、踊ってるだけのものを観に行くのか?」

そんな本質的なことを村雨ジョーさんに訊かれたのは、
先日のPerfumeライブ後の酒の席でのこと。
うっかり理論武装という鎧を着忘れて、赤ふん一丁の
お祭り気分だったのが命取りでした。完全にしどろもどろで
涙目なボクは、矢継ぎ早に突っ込みどころを指摘されて
泡食ってしまいましたよ。お願い…もうそれ以上言わないでっ。

「CDかけて振り付けに忠実に踊るのなら一度観るので十分では?」

もうそんな事いわれたら、ボクはいいけど!ボクは大丈夫だけどっ!!
明日も観に来るソレン君がかわいそう…っ!!テンション落ちてるよ!


まぁ、件の質問に関しては「考えるな感じろ」とお茶を濁しておくとして。
新潟、札幌、横浜と観てきたツアーの四度目をその後ひとりで観て
参りました。
三ヶ月に渡る長期公演のファイナルとあって、いままでのライブが
走馬燈のように瞼に浮かびます。自転車で向かうもすったもんだが
あった新潟公演。フェリーで海を渡り、初めて北の大地を踏みしめた
札幌公演。路線図見ている内に乗り換えが面倒臭くなって品川から
新幹線で行った横浜アリーナ…。みんなステキな夏の思い出です。
ま、なぜかいつも隣にはゼブラ眼鏡がいたワケですが。いやいや
どーしてステキな思い出です。

で、今回は一人。ライブの構成自体はすでに頭に入っているので、
ワクワクしろって方が無理なんですが、なぜでしょう?…今までで
一番盛り上がってしまいましたよ!うおおおおおおおおおっ!!!
席も後ろの方で、舞台上で米粒のような彼女らが踊っているのが
見える程度なんですが、逆に音響的にはちょうどよく、またレーザー
などを使った演出や会場全体の盛り上がりがフルに味わえたせい
かもしれませんが、一番ドキドキ出来たライブでした。

彼女たちのトークもツアーを総括するような内容で、アンコールの時は
三人ともに号泣。自身の苦労話ではなく、大勢のスタッフと共に「どう
観客に向き合えるのか」を涙声で語る彼女らにウルウルきちゃいましたよ。
そして(いつかこの言葉を聞けなくなる日がくることを考えるたびに胸が
締め付けられる)、いつもの挨拶「Perfumeでした!」とともに三人は退場。
いつもはここで会場が明るくなるはずが、まさかのエンドロール。
ドリームファイターのインストをバックにスタッフロールが流れ、ファン達の
合唱がこだまする中、万感の想いで横浜アリーナを後にしました。
本当にいい思い出をありがとう…。本当にいい思い出をありがとう…。
大事なことだから二度書きました。そして来年も楽しませてくださいよ!


イラストは、最近やたらとJOJOネタ押しのかしゆか嬢(長髪の子)が
ツアー中に勝手に盛り込んでいたというJOJO立ち(62巻表紙より)。
アンコール曲の最後の決めポーズでこれを見つけてしまった時には
思わず噴きましたが、ツアー中かなり大人しめだった彼女が最終日には
笑顔がこぼれまくっていたのが印象的で凄く嬉しかったです!
イラストレーターとしてお粗末ながら御礼の意味を込めまして…。

1・2・3・2・2

2009-10-21 02:07:34 | Weblog
1回目はスルーしました。はい、何もありませんでした。

2回目は2連でしたね。普通に当って、もう一回ってヤツです。

え?1回目ですか?1回目はモード移行時にベルトが落ちて…
その後なんにもないって事です。はい…。いえ…はい。

で、3回目は3連でしたね。といっても突確?っていうんですか?
あれが入っただけなんで実質2連なんですけど。

いやぁ。液晶の「右に打て」とか指示の背景でバイクのエフェクトが
レインボーになってるんで「これは当るかも♪」なんて思ったんです
けどね…。コウモリ男が避けたんですよ…パンチを…。
一撃必殺なのに…避けられたら意味ないですよ…。

でもその後にベルトが落ちたんで「復活かな?」って思ったんですよ。
そしたら「サイクロンモード継続!」とか言うんです。一回転目ですよ。
悪い冗談かと思ったんですけどね。そのあと一回当って終わりでした。

その後2回当ったんですけどね。二回とも2連でしたよ…。
なんなんでしょうね。MAXeditionって…。もげればいいと思いました。

<インタビュー『ドテ山、ライダーを語る』より:民明書房刊>



そんなわけでここ数日、ふらっとホールを覗いてはライダー打ってました。
5回初当りを引いて最高3連ですよ。あんなに急いでたんでたぶんボクの
ライダーだけ特に忙しかったんだと思いますけども。
とはいえちょっとは闘ってよ…。

カイジの沼を打ってる時から思ってるんですけど、最近の台の演出って
「やりきり」ませんか?なんというか、ガセ演出ってしばらく打つと加減が
わかってくるんですけど、ガセ演出のくせに無駄に派手で長いとか(笑)。

カイジの場合だと「このアオリで疑似連入ったんだから…」と期待させといて
ガセとか、「あんまり」な演出がそこかしこにあって、よくやりきれるよなと
開発者のキモの座りっぷりに舌を巻いたものです。で、似たような感触を
ライダーにも感じました。役物の音といい、ガセるのわかっててもゾクゾク
する感じがボクは嫌いじゃないです。

幸いなことに確率の割に初当りを引いていて、上記のような悲惨な継続率の
くせになぜか収支は凹んでいません。う~ん。。白黒つけたい!



あ、あと。戦国乱舞も嫌いじゃありません!くのいちの色気が足りないけれど
ホントは潜確あるんじゃね?と思えるほどの引き戻しにはグッときましたよ。
前作で言われた台枠とのマッチングも今回はバッチリだしね。

ざわざわっ…ざわっ!!!

2009-10-11 13:54:14 | Weblog
友人と劇場版カイジ観てきました。

ほとんど予習無しで観に行ったんですが
藤原竜也さんがダメカイジと吠えカイジを
うまく演じ分けていて好演。良かったです!

そもそも原作自体が、無茶な博打で頑張っても
また底辺に落ち博打を仕掛けるという救いの
無い話なんですが、そのまんまでは難しかった
ようで少し青春物語になっていました。


で、感想というか印象メモ。(ネタバレ等は無い…はず)
以下敬称略。


・まず船井役で山本太郎が出てきてずっこける
→バトルロワイヤルかっっ!!

・佐原役で松山ケンイチが出てきてずっこける
→漫画原作出過ぎじゃね!?ボクのイメージは塚本高史

・購買部員役で載寧龍二が出てきてずっこける
→デカレッド!なにしてんじゃああ。梅子結婚したぞ!

・地下帝国で売ってるビールが350ml缶
→250mlのしょんぼり感が良かったのにぃっ!!

・石田のおっちゃん役で光石研が出ててイメージに合い
すぎてずっこける!さすが名バイプレーヤー!

・利根川役を香川照之が怪演しててずっこける
→劇場の大スクリーンであのアップは凄かった!!

・かの有名な「ざわざわっ」演出が人の声でずっこける
→オノマトペをそのまま読み上げるなんて斬新!!!
 (ま、パチンコではすでにやってましたが)

・兵藤の貫禄のなさにずっこける
→それはボクが勝手に鷲巣と混同してるだけなんだけど

・クライマックス後YUIの復活後第2弾シングルが流れて
ずっこける
→舌っ足らずな声で甘酸っぱい気持ちになっちゃうじゃねーかっ!!
 惚れてまうやろっ

・エンディングでまた別のYUIの曲が流れてずっこける
→だーかーらー惚れてまうやろーっ!

・最後の最後で知ってるパチンコ屋が出てきてずっこける
→吉高由里子が働いてんなら毎日通うよっ(オアシス@飯田橋)

・売店で売ってるパンフレットの付録が「ペリカ」でずっこける
→38000ペリカもついてて600円なんて、めっさお得やん?

・パンフは当然買いました

ごっどねーちゃん

2009-10-07 09:26:34 | Weblog
某誌某コラムにお呼ばれしてプリクラを撮ったりしてきましたよ。
連載開始時から思ってたんですが、「デカ目」って怖いお…。
すぐにホラー映画を想像しちゃうのはボクだけなんでしょうか?
お目々がでかいと可愛いって…どうなんでしょうね。
そういうことしていいのはケントデリカットだけだったよね?

今回はどぶパラ団としてお邪魔。
「きっと面倒くさいひとからゲストに呼んでいるんだろうな」とか
「好物は取っておくタイプなんだな、さすが箱入り娘!」などと
ショートケーキのイチゴ気分で読んでた彼女の連載でしたので。
でもいざお呼ばれしたら、面倒臭いから後回しにされてた現実に
直面いたしました。それはもう苦手な給食をかっ込むイメージ。
確かにラブリーチュッチュなオッサン二人は面倒臭いけどさっ(笑)。

とはいえ気のおけないメンツなので実戦は当然スムーズです。
とても楽しい現場となりましたよ。
他人の現場に行くことはあまりないので、はっちゃけるぞ!と気合いを
入れていったんですが、終始オドオドびくびくMAXな蓮ちゃんをみたら
そんな気合いもどこへやら。救心買ってこようかと思いましたよ(嘘)。

そこで浮かぶひとつの疑問。
「こんな娘が、どうしたらあんなに上から目線の文章が書けるのか…?」

まぁ、もしかしたらボクが知らないだけで、彼女は元メガロポリス東京都警の
腕利き刑事で、犯罪組織に殺されかけたものの、「神の眼」と呼ばれる小型端末を
左目に埋め込まれて復活し、遥か5000㌔の上空から監視衛星を通してボクらと
接しているせいなのかもしれません。いや、それにしては地理に弱いしな…。
と、「上から目線」で出来る限りのボケはいいとして。なんというか理想の高い
ひとなんだろな、とぼんやり結論づけてみる今日この頃なのでした。