ど素人@精華

ど素人の「ど」は、怒りの「ど」。

公開質問趣旨説明文面案

2007年03月15日 01時48分20秒 | 用紙
ver. 9:
立候補予定者および現職のみなさま

 みなさまの常日頃からの政治に対する真摯な取り組み、ほんとうにおつかれさまです。
 今回は統一選に立候補を予定され、選挙戦も後半戦に突入し、これから大本番を迎えるという、たいへんお忙しいところだとは存じますが、私たち有権者の判断材料の一つとしたいと思っていますので、この質問に回答をよせていただくよう、心よりのお願いを申し上げます。

さて、

 高速増殖炉の経済性問題や事故の際の危険性問題は言うまでもなく、日本国内ではあまり議論されませんが、核拡散問題は深刻な国際問題です。近いところでは、北朝鮮の核実験、イランの核開発疑惑など、繰り返しの報道がなされています。その問題を解決しようと、北朝鮮六か国協議、イラン六か国協議など、国際社会が全力で取り組んでいることはご承知の通りです。ほんの数年前には核開発の嫌疑をかけられたイラクに、核兵器大国のアメリカが中心となって大規模な軍事的攻勢を行い、イラクには今日の惨状がもたらされています。このように核拡散の問題は極めて深刻です。

 そして、日本についても、核兵器開発嫌疑が国際的に高まってきているという報道を、私たちは眼にしています。高速増殖炉もんじゅの稼動によって生産されるプルトニウムは、「超核兵器級プルトニウム」とランクづけされるからです。

 IAEAなどの国際的管理の枠組みからはずれ、核開発の疑いを持たれた北朝鮮やイランが日本の報道でどう扱われてきたか、実際の調査では大量破壊兵器開発の痕跡すら発見されなかったイラクがどうなったかは、ご存知のことと拝察します。こういった状況を考えると、高速増殖炉もんじゅの稼動計画には、大変不安でなりません。

 日本の国民、またそれぞれの自治体の住民は、どうすべきか、何ができるのかを、私たちは真剣に考えてきました。

 しかしながら、私たちの代表者として、自治体の将来について重大な責任を負う職に就いている、あるいはこれからそのような職につき重要な意思決定をなされようとする方々が、日本の核開発の状況をどのように考えているのか、それを聞いた記憶が皆無に等しい状態です。そこで、このような公開質問にお答えしていただきたいと考える次第です。

 高速増殖炉もんじゅは、来年の5月にも運転が再開されようとしています。この運転再開について、貴方はいかなる立場を取ろうとされているのか、是なのか否なのかをお伺いします。極めて重い責任を引き受けようとされる立場の、私たちの代表者として、真剣な回答をお願いいたします。


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記事/
Janjan
統一地方選挙、問われる高速増殖炉もんじゅの賛否
OhmyNews
「もんじゅ」公開質問プロジェクト始動

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