東京地検特捜部が裏付けを進めている水谷建設側から小沢幹事長側への裏献金疑惑です。 小沢幹事長側は全面的に否定していますが、JNNは裏献金の現場に居合わせた人物の証言を得ました。 (袋は1個?) 「1個」 (その中に5000万円が入っていた?) 「5000万円」 証言するのは、水谷建設に近い関係者です。水谷建設側から小沢幹事長側への裏献金の現場に 居合わせたといいます。疑惑の舞台は2004年10月15日、都内のホテルの喫茶店。先に水谷建設 元幹部2人が座って待っていたということです。そこに現れたのは・・・。 (小沢さん側は石川容疑者が来た?) 「石川(容疑者)1人」 (石川容疑者の印象は?) 「坊やだった。まだ学校出た坊主」 裏献金を受け取ったのは、小沢幹事長の資金管理団体、陸山会の事務担当だった 石川知裕容疑者1人だったという。 「違う人が来るはずだったが、来れなくなって、石川容疑者が来たんやと。そういう話だった」 (現金をどういうふうに渡したのか?) 「紙袋に。お土産用みたいな絵が描いてあって、外側がナイロンで、ビニールで保護してあるようなやつ」 裏献金5000万円は手提げ袋に入れられ、石川容疑者に手渡されたという。 (まさかそんな所でそんな大金が動いているとは、見ている人は思わない・・・) 「もらい慣れている。5000万円なんて。どうしたって人の金だから」 石川容疑者側によりますと、石川容疑者は水谷建設から裏献金を受け取ったことを完全に 否定しています。特捜部は裏献金を行ったとする水谷建設元幹部の供述などを重視、 裏付けを進めています。