続いて二年生の紹介です。
転校生(あなた)と共に学ぶ彼女達。
一癖も二癖もある個性豊かな二年生達
三波なつみ
転校生とお隣さんで幼馴染み。
一時期は疎遠だったが、転校生が君咲に転入してくると聞いて一番喜んだ。
転校生に対し好意を寄せるが、可愛がっている後輩北川ゆきの事を知り、自身の恋と北川ゆきの恋を応援したい狭間で揺れる。
美術部に所属しているが、絵を描くよりは衣装を作る事の方が好きな様子。
その腕は確かで、演劇部から依頼される程。……と言うより、この学院の特殊な衣装や着ぐるみなどはだいたい彼女が手掛けている。
春風なな
チア部所属で2ーA仲良し三人組の一人。
活発で前向きの明るいだけが取り柄の子。
勉強は全くと言っていい程出来なく、宿題もいつも翌日、転校生やなつみに見せて貰っており、委員長の堀田さあやに叱咤されている。憎めない性格。
堀田さあや
2ーAクラス委員長。テキパキしており、クラスからの信頼は厚く、バレー部のメンツからも信頼されている。
転校生に密かと恋の様な感情を抱いているが、三波なつみの為に一歩下がっているが、結婚などの話で盛り上がった際は真っ先に転校生との結婚生活を妄想してニヤつく一面も。
長居ゆう
いつも学校でも寝ている究極のマイペース。したたかで要領も良い為、最小限の努力で優雅に生きる。
そんな性格の為か、クラスのメンバーとの衝突も多いが本人は常に飄々としている。
三波なつみにだけ対しては何故か珍しく感情を高ぶる事がある。
八朔つゆり
産まれついての虚弱体質で、部活などにも所属していない。
自身の体の弱いが為に他人に迷惑をかけたくないと常に考えており、その芯は強い。
保険委員に所属し、自分の出来る事を精一杯に勤めようとしており、保険委員のメンバーからの信望は厚い。
同じクラスの星海こよいとは従姉妹。
星海こよい
幼い頃に母を亡くし、父親と二人暮らしで、関西から引っ越して来た内気な少女。
非常に引っ込み思案で、友達を作りたい一心はあるが中々前に出られず、いつも昼食時は独りでいわゆる「ぼっち飯」を食べている。家で就寝前には、明日こそは友達を作ると、ぬいぐるみ相手にリハーサルをしている。泣ける。
彼女こそが「正妻」とするユーザーも多く、人気投票では1位に輝く程である。
夏野ゆり
物静かで、二年にして吹奏楽部部長を勤める。大の男嫌いで、転校生の触れた箇所には除菌する程に嫌悪感を示し、事ある毎に「これ以上近づいたら殺すぞ」と脅す。
だが日を重ねていく内に転校生の優しさに触れ、徐々にではあるが仲間と認め始める。
同じクラスの八朔つゆりの事が大好きで、もはやその感情は友情の垣根を越えており、つゆりと唾液を交換したい…つゆりが将来動けなくなったら下のお世話をしたいなど、時おり暴走する。
安条まい
問題児クラスと有名な2ーBの一員で、流行に敏感で部活には所属せず、色々なアルバイトをしている。
実は議員の娘で、エリートな姉と比べられがちな事にコンプレックスを抱いているが、決してそれを人前に出さない明るい性格。
北川ゆきと仲が良く「姉さん」と慕われている。まい本人もゆきに対し、転校生との恋愛事情をよくからかうが、根は二人の恋の成就を応援している
龍泉寺レンレン
中国から留学してきた女の子。本当は中国拳法部に入りたかったが、君咲学院には無い為、しぶしぶ空手部に入部。
友達があまり居ないが、問題児だらけの2ーBではそれなりに上手くやっている。
八壁ひかるによく勝負を挑むがその度に投げ飛ばされている。
最近は八朔つゆりと仲良し。
夢路まりあ
家が教会であり彼女自身も神に仕える身とよく祈りを捧げる。
非常に心優しく慈悲深いが、おっとりしすぎている為、周りが戸惑う事も。
転校生に恋しており、本人なりに積極的にアタックを仕掛けている模様。
梅園かなとは幼馴染み。
遠見ちか
演劇部に所属しているが本人は劇では無く、裏方の小道具作りに精を出す。
その高精度はロボットまで作り出す程の天才だが、基本的に怠け者の為、口うるさい部長の湖南やこの事は嫌っている。
なんでも甘やかしてくれる転校生の事を「ヘルプマン」とこき使うが、次第にそれは好意へと変わってゆく………
梅園かな
自身の事を優秀と思っている為、何故自分がこの問題児クラスに編入されたか理解が出来ていない。その為るなやまいとはよく争っているが根は心優しく、2ーBの事を想っている。
まりあとは幼馴染みであり、気に入らない事があるとヒステリックになり、よくまりあのほっぺたをつねる。
まりあの事を何より大切に想っている。
霧島かいり
霧島家のお嬢様で我が儘。メリメロの熱狂的なファンであり、合唱部を勤めている事からも歌唱力は非常に高い。
丸子みさきの事を本当の妹の様に可愛がっている。
合唱部でも我が儘を言いたいが、長居ゆうの絶対王政(？)の前ではさすがの彼女も太刀打ち出来ない。
柊るな
ラクロス部所属。かなりの悪戯好きで、クーを騙しては一緒に学院内を荒らすが、大抵は夜霧はやてに懲らしめられる。
金儲けのする話に敏感であり、金銭の絡んだ事に対する行動力は凄まじいものがある。
その際は大抵、転校生とクーとちあき辺りがこき使われる。
決して表には出さないが仲間思いで、動物にも心優しい。
冴木もも
絵画の天才であり、どの様な環境下にあっても絵を描く事をやめない。
授業中だろうとフラフラと抜け出し絵を描く。
絵画コンクールなどを総舐めにする実力があり、将来を周囲から期待されており、特別待遇を受けているとかいないとか…。
見た目に反して内面はかなり大人びており、するどい洞察力から相手の心理を読み、的確にアドバイスをする一面も。
砂賀みどり
園芸部部長だが、部員が氷野くるみと二人しか居ない為、廃部を危惧している。
苦労人で、しょっちゅうくるみの毒料理の犠牲になったり、彼女が掘った落とし穴にはめられるなど、幸が薄い。
手が掛かる子程可愛いという言葉は彼女も例外では無く、くるみの事を心底可愛がっている。
進学は農業の大学を目指さしている。
悠木ともこ
代々続く武家の娘で、文武両道の大和撫子。二年にして早くも生徒会に携わり、「会計」を勤める。アホな生徒会長に振り回される事もしばしば有り、ひまりに対しては厳しいが、彼女の人を惹き付け、引っ張っていく力を内心は尊敬している。
剣道部に所属しており、武器を手にすると冷酷な殺人鬼(？)の様に豹変する。
剣道部では鬼の副部長と言われている。
夜霧はやて
男兄弟に囲まれて育ったせいか、男勝りな性格。「学院のヒーロー」を自称しており、各部活の助っ人をしたり、悪事を行う柊るなを懲らしめている。
だが、このヒーローはある事がきっかけで笹芽ひよのの為に理想のヒーローで有り続ける事を誓った為である。
最近ではもっぱらひよのと仲が良く、ひよのの前では甘える描写も。
笹芽ひよの
学院内でも非常に影が薄い、新聞部所属の二年生。
内気であり、日々スクープに張り付く部長の深鳥ふみに付いていくのがやっとの様子だが、ひよのの書く文才は深鳥ふみや、峰山しおんも一目置く程。
夜霧はやてに恋しており、はやての活躍をいつも影から見ており、その活躍を校内新聞の隅っこの、唯一与えられたひよののスペースに書き綴った事が、はやてとひよの…決して交える事の無かった二人の運命を変えていく事になる。
クー・カロア
転校生とほぼ同じ時期に転入してきた「もう一人の転校生」
出身国など出生に関する事は一切不明。
日本語は下手だが、編入試験もトップレベルでパスするなど、学力は非常に高い。
天真爛漫で純粋な為、よく柊るなに騙されて悪事を働く。
ラクロスに関しても天才的な才能を持っており、「天才児クラス」と言われる2ーCに編入されたのも頷ける。
榊むつみ
2ーCで、陸上部に所属。
非常に自己主張が激しく、自身こそがいずれ陸上部部長になるべき存在と信じている。
卓越した脚力で、足の速さは凄まじいがまだまだ精神的に未熟な所が目立ち、よく陸上部部長の岩戸サンに飽きれられている。
サンを「アネゴ」みつるを「アニキ」と呼び尊敬している。
転校生に対しても「ジョン君」と呼び親しんでおり、基本的にコミュニケーション力は高い。
.