☆ 保護について ☆

野良犬・猫を見かける事が少なくなりましたが、

それでもまだまだ放置されている子がいるのも事実です　

しかし、だからと言って、むやみやたらに保護したり、

かわいそうだからと言って勝手に家に連れて帰って来るのも問題です　

今回の場合は、少し疑問に思う事や問題点が有りました　

子猫がいた場所や状況を考えると、もしかしたら

ご近所で世話をされている可能性がありました　

もちろん、家の中で飼育されている猫ちゃんでは無いのだろうけれど

そうなると話は変わってきます　　それと、保護をすると言う行為そのもの

を軽んじている事にも疑問を感じました　　　結局は人任せで

当人は良い事をしたつもりでいる自己満足です　

保護をする事自体にどうこう言うつもりはないのですが、

保護した時点で、その方に責任が生じるのだと言う事を考えて頂きたいです　

家に連れてきて、結局のところ、家の敷地内にも置いておけないのであれば、

手を出す前に、その場で公共機関に相談をする事をお勧めします　

ただ、「見て見ぬフリが出来ない・そのままにしておけない」と言う

人の心も当然です　　　しかし、その後の、この子達の生涯を考えれないのに

「この子だけ欲しい」　と言った言葉に驚きました　

１匹の子猫だけ抱っこして、撫でて可愛がっているのを見て不信感を覚えました　

現在、家に猫ちゃんを飼っていて、その世話もしないのに新しい子　・・・

日中、誰も居ないからダメと言う親の言葉に「おばあちゃんに任せればいいじゃん」

そのやり取りを聞いていて、「この子だけ欲しいって言ったけど、じゃあ、

こっちの子はどうするの？　こっちの子はこれからどうなるの？」　と聞きました　

テーブルの上に無造作に置かれたダンボール箱の中にもう１匹の子猫が放置された状態で

全然興味もなく、触ろうともしない　そんな感情で、拾うだけ拾って来て

「イヤ、家には置けない、ここでなんとかしてくれるんでしょ？」はあり得ないですね　

「預かってくれますか？　お金はかかりますか？　ワクチンって・・・　」

「里親が見つかるまでは保護した方に責任があります」と言った途端に

「困る、すぐには考えられない、１週間待って欲しい」との返答　

保護をすると言う事は、里親が見つからなければ、その子の一生を自身が責任を持つ

と言う事なので、かかる費用の負担や里親探しも自身で行って、あくまでも

他人には声掛けや拡散のお願いをしても、責任を押し付けない、放棄しない　

正直、気に入らなければ、この子もまた捨てられるのだろうか・・・　と思いました　

「やっぱり、いらな～い」と言う軽はずみな言動があるから、まだまだ野良ちゃんが

減らない現実　　　“かわいそう・かわいい”だけでは命ある生き物は飼えません　

よ～く考えて頂きたいと思い、これが良いきっかけになってくれれば幸いです