今朝お弁当を作りながら『めざましテレビ』を見ていたら（聞いてたら）
ショッキングな訃報がありました
私の大好きな作家の一人、栗本薫さん（別名：中島梓さん）がお亡くなりになったとのこと
『グイン・サーガ』のあとがきで癌を患われたこと、大手術をされたことなどを読んでたから
そんなこともあるかもしれないとは思っていましたが
本当にそうなってしまうとショックです
その頃から覚悟はしてましたが、やはり『グイン・サーガ』は未完になってしまいました
私が『グイン・サーガ』に出会ったのは大学生の頃だったと思います
友達数人と天神の大きな本屋さんで待ち合わせをしていて
加藤直之さんのカバーイラストに魅かれて本を手にとって眺めていたら（当時６巻くらいまで出てた）
友達の一人が「読むんだったらあげるよ、続きは自分で買ってね
」と言ってくれました
その当時「全１００巻」の予定だったので友達は断念したそうです
ところが１００巻目が近づいてきた頃に「１００巻では納まりきれないから全２００巻になる」となり
その時に「それまで作者の寿命があるのか
」と危惧していたものです
というのも若い頃の栗本さんは細くて病弱なイメージだったからです
図らずも悪い予感が的中してしまいました
とはいえ、栗本さんはたくさんの外伝も書いておられるので
主人公グインの失われた記憶も想像の範疇にはなってるし
一通り情勢が安定した後、グインにもそれなりに幸せがやってくるみたいだし
未完でもそれなりに完結してるかもです
ご冥福をお祈りします、合掌
