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腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛
闘病レポート
謎の多いヘルニアに真っ向勝負!!

坐骨神経痛の痛みと痺れ

2008-05-25 11:55:33 | 坐骨神経痛の痛みと痺れ
坐骨神経痛の痛みと痺れ(太ももの痺れ・太ももの痛み)

【疾患】

坐骨神経は第4・5腰椎神経及び第1-3仙骨神経からの神経で構成され骨盤の閉鎖孔(梨状筋がある)から出て、大腿後面を通り下腿で2つに分かれて伸びています。

坐骨神経痛の診断は整形外科でも多く出ますが、この坐骨神経痛という疾患名は大腿後面から下腿後面に放散する痛みのある方に広い意味で使われていることが多いようです。 

大腿後面における純粋な坐骨神経障害というのは臨床でも滅多にないようです。

坐骨神経痛と診断はついていますが、腰椎神経の神経根障害などに伴う、大腿・下腿後面への放散痛としての症状が多いようです。

また、坐骨神経痛とよく似ている症状を出すもので梨状筋症候群があります。臀部から下肢に放散する痛みが存在し、臀部の深部に存在する梨状筋にスパズムがあり、これを圧迫すると痛みが出ます。マッサージなどで梨状筋をストレッチするとスパズム軽減に合わせて症状が軽減します。

【評価と経過】

高齢者で坐骨神経と診断を受けている人は多く存在します。下腿後面(ふとももの裏)から下腿後面(ふくらはぎ)に痛みや痺れがあります。腰椎ヘルニア・骨盤骨折・腰椎圧迫骨折など過去に腰部の問題があった人で、そのまま慢性疼痛に移行している人に多くみられます。

臀筋や下肢筋のスパズムが亢進していますので、このスパズムを軽減することが痛み軽減のためには優先されます。運動による下肢筋の伸張刺激に対する耐久性を上げることで、身体疲労に伴う痛みの出現頻度が減ると考えられます。筋力強化のための運動量が適正でないと神経障害部の炎症などを増強させたり、過度の筋疲労によるスパズムを亢進させ痛みを増強させてしまう恐れもあります。

臀筋や下肢筋の筋スパズムも少なく下肢に痛み・痺れのある方は、マッサージ・整体等では間違いなく対処できません。医療機関での薬剤や神経ブロックを中心とした痛みコントロールが必要でしょう。

私の場合、神経ブロックも効果ありませんでしたね~
つまり理学療法士によるマッサージ(コリをほぐす)と超音波(硬結を小さくしていく)
プラス保存療法(SSP、マイクロ、牽引)
プラス腹筋、背筋10分ずつ
これでかなり改善されました。。。
理学療法士によるマッサージ(コリをほぐす)これが一番効果的でした。

あと朝1時間ウォーキングも並行してやりました。
背骨のS字湾曲を意識して歩くことがポイントです。
《私の場合骨盤が前にでて、猫背気味。これが腰にかなり悪い。リハのPTアシスタントに言われれたのが横から見ると湾曲があまりなくまっすぐに見えるとのこと》

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