馬好きのつれづれ日記

メンヘラーで馬好き、ちょっぴりマニアック人間の独り言です

洞川温泉に行ってきました。

2010-04-26 13:54:01 | Weblog
奈良県・奥吉野の洞川温泉に行ってきました。
山伏さんの修行する霊場・大峯山の入り口、昔ながらの修験宿。

25日の朝、9時半に宿に突然連絡を入れて、11時15分にはクルマの中。
洞川温泉は天川村にあり、内田康夫の「天河伝説殺人事件」で有名な、
天河弁才天があるんです。
そして、そこは「不思議を扱う雑誌」に載っているパワー・スポット。
タマシイのレベルと体力のレベル落ちまくりの自分には、呼ばれているような気がしました。

まずは手前のほうにある、丹生川上神社へ。
ここは日本最古の水の神様というのがウリなんです。
当然、水の神様だけあって、龍神さま。ここに礼拝し、お守り売り場を見ると、
「御神力」と書かれた小さな木のお札が。神社の人いわく、
「ここ一番というときに、心臓に近い左手に握り締めて、ぐっと祈るんです」
ここ一番・・・・・まだ、まだそこまでいくことないな~。と思いつつ、購入。

次に、天河弁才天さまへ。ご祈祷の最中だったのですが、そのご祈祷の声が、
まるで歌を聴くように綺麗だったんです。で、しばらく聞き惚れていました。
病気平癒のお守りと、御札を購入。

それから、洞川温泉、今日のお宿「花屋徳兵衛」さんへ。
なんと、お客はワタシとダンさんと2人きりの、貸切状態。
ダンさんは本を読み、ワタシはここの胃腸薬「だらにすけ」を買いに外へ。
そうそう、それまでに「八大龍王」さまのところ、龍泉寺へ。
お札、お守りを購入、そこで8人の龍王さまのお名前を訊いたのですが、
パンフレットはなく、小僧さんが一生懸命資料から書き写してくださいました。
ちなみに八大龍王については、葉月しのぶさんの漫画「ツイン・クロス」に
出てきて、なかなかに親しみを持っているのでした。

温泉も貸切、食事も2人分。
部屋は広くて、まだコタツがあって。お水がとても美味しくて。
お料理も美味しかったし、本当にゆっくりコロコロできたし。
なんかとってももったいなかったです。
朝、やっぱりリバースしたのち、タオル持ってルンルンと朝風呂へ。
こんなんでええんかいな。

帰りに、やっぱり気になって、天河弁才天さんに寄り、ご祈祷していただきました。
夫婦円満と、病気平癒。
やっぱり、ダンさんには心配かけているもんね。
帰りに、お守りとだらにすけ、それにペットボトルをいただいて。
お手水の水が噴出しているのですが、それを家にもって帰って、
気持ちをこめて飲んでみなさいと言われました。

それから2時間で帰宅。ワタシは昼間は元気です。^^
折角の癒しの旅、ちょっと身体にパワー入ったかな?とさりげに思ってみる。

うまと共に生きる。

2010-04-24 09:28:38 | Weblog
先週の4月17,18日と徳島に行ってきました。

高知でボンの厩舎が解散するとき、クラブの社長が選んだ仔。そのおまけにボンが
無理矢理くっつけられておまけとして貰われてきたのですが、
選んだ仔が貰われていってしまいました。
おまけのボンは、のほほんとして毎日を過ごしています。
これもまた、運命なのだろうなぁ、と思いました。

ボンに、つつみ菜の束をあげると一口でガブ!
徳島はにんじんの季節で、安くにんじんが手に入ったので持って行ったら、
地元の人が形の悪いにんじんをたくさんくれたとかで、コンテナにいっぱいありました。
にんじんは傷みやすいので、遠慮なくおやつに食事にと、たくさーん馬に与えるので、
馬たちは幸せいっぱい。
それでもにんじんを配ると、みんなが「おくれおくれ~~!」と前がきする。
りんごも、ボンには王林をあげているのだけど、美味しそうに食べている。
そして、ひたすら前がき。
あまり前がきをするので、ツメをいためないかと心配で、初日はボンのそばには
あまり近寄ることができませんでした。
冬毛がもうきれいに抜けて、首のあたりがつやつや、さらさらと、
そしてほんのり温かいのでした。

ボンの乗り運動をしてくれていたS君が、装蹄師になるため、栃木の学校に行ってしまい、
本当に寂しくなったのですが、社長のお孫さんのEちゃんが
ボンを気にいって、運動をさせてくれているということで、よかったです。
ワタシが乗れればいいんですけど<それは体重減らしてから

翌日は、りんごをたくさん食べ過ぎて、りんごをかじりながら
ときどき敷きわらの中に隠れている青草を取って食べているのを、
そばでじ~~っと見ていました。ゆうるりと時が流れていきます。
ボンはときどき、私の手を舐めてくれるのですが、勢いあまって「ガブ!」と
かじることがあります。今回もかじられてあやうく指が持ってかれるとこでした。

社長の奥様が、馬たちにと田んぼ3枚、れんげの種をまいたのですが
ぜんぶ鹿に食べられてだめだったそうです。
私は、れんげは全て自然に生えてくる雑草だと思っていたので
ちょっとびっくりしました。
馬たちにと、りんごの木も山形からわざわざ取り寄せて植えたのですが、
これも猿にもっていかれたそう。
馬たちと、鹿たちの闘いですね。

ドーサン、ドーちゃん、ボン。
どう呼んでも、ちゃんと振り向いてくれます。

実は今、私は「習慣性嘔吐症」にかかっています。
今週から、毎日朝、リバースしています。
今日はお休みだから、仕事が嫌だから、リバースするのかと思っていましたが、
休みの日の今日も変わらずリバースするところを見ると、そうでもないのでしょう。
しんどいので、仕事を辞めたいと思いましたが、目の前の馬を見ると
この命を守らないと、と思いもう少し、もう少し頑張ってみようと思いました。

馬、ゆったりコミュニケーション。

2010-04-08 05:25:55 | Weblog
この3月13日、14日と徳島に行ってきました。

ボンは冬毛が抜けて、このまま抜け続けるとつるっぱ○になるのではないかという
勢いです。
ワタシが持って行ったサラダ菜の花束(?)を、二口でお食べになりました。
りんご、にんじんと次々とたいらげていくのですが、前がきをして「おくれ~」を
すると脱走するという私の習性を学んだようです。
土曜日の曇った午後、ワタシはボンのあごを「ふにゃふにゃ」とやって遊び、
ボンはボンでうとうとと、馬せん棒にもたれ掛かってゆったりとくつろぎ、
とてもステキなデートができました。
いつもなら、食べ物でつらなきゃこっち向いてくれないのだけど・・・・・・・・。
食べ物もなにもなく、ゆったりと顔を預けてくれるボン、のんびりとしたわたし・・・・。
なんて幸せなひとときなのだろうと思いました。

日曜も、しばらくは前がきしていたのですが、しばらくすると、
寝藁をめくって、間に混ざっているイタリアンという牧草を探して食べ始めました。
その様子を、ぼーっと座って見つめる自分。
なんて幸せな、こんななんでもないことが、自分を限りなくリラックスさせてくれるのでした。

いつもは、前がきして「何かくれ」をやめないので、あまり目の前に居られないボン、
今回はと~っても「いい子」でした。

そしてこの日は、ボンに障害を教えてくれて大会にまで連れて行ってくれた
S君が装蹄師になるために栃木の学校に行ってしまうので、その壮行会のあった日。
賢いボンは、それを知っていたのかも知れません。

ボン、誰が去ってもおかんは君のそばにいるよ。