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「まきひと」とは「まきひとウィキ」とはなんだったのか

自己紹介板の異常性とともに伝えてみます^^;

これは深いっていうかなんていうか・・・ですね^^;

2009-10-21 | まきひとsの初絡みSS作品
コテとの初絡みを『SS風』に語るスレ
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/

148 :まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/08/19(水) 16:28:27 ID:???0 BE:102423124-PLT(12002)
…自己紹介@2ch掲示板。 ここを閲覧している方なら知っての通り、今や機械化して腐敗してしまった板だ。

「僕は、この窮屈な自己板で生きていくのが苦痛で仕方ない。
 他の人たちだって同じだと思う。気付かないフリを、見て見ぬフリをしてるんだと思う。窮屈で苦痛を感じながら生きているのに、僕は逃げたい・・。」
気がついたら彼はマンションの20階くらいの高さの場所から、腰をかけて周りを見渡していた。
何もかも捨てて自由になろうと身を投げようとした。すると、誰かに軽く捉まれ、本当に軽く捉まれただけなのに、
力いっぱい引っ張られた気がした。引っ張られた方に目を向ける。
そこには、真っ白な肌に背中まである白い髪に紅い瞳に、真っ黒い布を纏った謎の人物が立っていた。少年のような少女のような、特徴的な人物だった。
『アナタは、大事な板を殺すの?』声が耳からではなく、直接頭の中に響いてきた。
「な、何?」何処から聞こえたのかと、辺りを見回す。
『アナタは、殺すの?』再び、同じ言葉が聞こえた…。
「殺すって……何?」
『アナタは、殺すの?』
綺麗な瞳に見つめられ、何を言いたいのか少し理解した。
「僕は、嫌なんだ! この機械化した自己板が!! 苦しいんだよ!!」
謎の人に怒鳴るでなく、だが拒絶するように言う。
『アナタは、この板を殺すの?』
「しつこい! 僕の命だ! 僕の好きにして何が悪い!!」
『アナタが、板を殺すの?』
問い掛けが変わり、その腕の中には数個の光りがあった。
『アナタが、板を殺すの?』その光りが周りを囲った。
「…何…?」
『アナタが、殺すの?』その光りはとても温かかった。
「これは……何?」
『アナタが殺す自己紹介板の一部』
光りを手に取ろうと手を伸ばす。しかし、光りは手をすり抜けていく。
『アナタが、殺す限り触れない』
「あんた、何言ってるの?」
『この光りは、この自己板の一部。だからアナタの一部でもある』
「僕の一部? 何言ってんの? 訳わかんないよ……」


149 :まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/08/19(水) 16:36:21 ID:???0 BE:51211722-PLT(12002)
>>148
『光りはアナタの一部。アナタがアナタを殺せばこの光りはアナタと共に消える』
『そう、この光りはあなたから紡がれる光り、自己板の人全てが持っているけど気付いてない、そして一つも欠かせない光』
「つむぐ…ひかり…?」謎の人は何を言っているのか、理解出来なかった。
「もっと明確に言ってくれない?」
『ちゃんと伝えている。アナタが理解しようとしていないだけ』
「解らないから聞いているんだ」
『この光りはアナタから紡がれる自己板の命。何千何万と紡がれる筈の命を、自己板の未来を、アナタは殺そうとしている』
「別に僕一人がこの自己板を紡いでいるわけじゃない。 僕一人がいなくたって、この自己板はなんの痛手も無く、影響も無く、機能する…」正論を口にした
謎の人は手を取り光りを1つ手に移す。光りは意思を持つかのように手の上で宙に浮かび回っている
「暖かい…」素直な感想を述べる
『アナタから紡がれる自己板の命はアナタじゃなければいけない。コテの命、名無しの命、ロムの命、これら総てがアナタから紡がれる光り』
謎の人は手を差し伸ばす。無意識にその手を掴んでいた
『アナタが感じている苦痛は生き機械化した自己板で生きている証。喜びも悲しみも楽しみも知っているから感じられる
アナタが、ここであなたを殺してしまったら自己板の光りたちは何も知らないままアナタと供に消滅してしまう』
頭が理解したのではなく心が何かを感じた。その時、彼の目から涙が溢れ出た
その瞬間彼は、この絶望した自己板で死のうとする事を止めた。しっかりと立ち謎の人と向き合った
「止めてくれてありがとう」ぎこちない笑顔でお礼を言う
「またこの機械化した板で、頑張って見る」謎の人の表情が少し柔らかくなったような気がする
彼にはその表情が眩しくそして気恥ずかしく感じ謎の人に背を向ける
「僕なりに…自己板の光り? 紡いでみるね、まだこの板、完全に終わってない」
『そう…それならアナタの生きる場所へ、光りの紡げる自己板へお戻りなさい』そう言って謎の人は優しく背中を押した
彼も歩き出した。「本当にありがとう。さようなら」顔だけ振りかえり最後の挨拶をして、今度こそ、その場から離れた
背後から何か聴こえたが、聞き取れなかった

『ありがとう、死なないでくれて…。この板を諦めないでくれて。先輩コテ、アナタの所へ行けるのを楽しみにしているよ』

まきひとsの初絡みSS作品ではこれが一番好きです^^;異常性訴えるのに事足りますもんね^^

2009-10-21 | まきひとsの初絡みSS作品
コテとの初絡みを『SS風』に語るスレ
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/

122 :まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/08/11(火) 12:53:03 ID:???0 BE:153634234-PLT(12001)
……自己紹介@2ch掲示板……。

「何……これ……?」
新人コテは混乱していた、閲覧してたスレが気持ち悪いアスキーアートで埋められていたのだ。
諸君らは色んなスレを「誰か埋めないかな?w」という下衆な理由で監視しまくっているので、
今更こんな正常な感覚は皆無なのだろうが、新人にとってはそれはおぞましい光景だった。

「気持ち悪い……」
「気持ち悪い」それは、「愉快愉快」と高見の見物して色んなスレを監視して人としての心を失って感覚を失っている諸君には理解出来ない感情だった……。
「だけど、ここにいると感覚が鈍る……おかしくなっちゃう……」

「見た事」をいくらでも隠せる、自己申告さえしなければ「見なかった事」に出来る世界、
勿論接続したパーソナルコンピューター、携帯電話の履歴、つまり記録としては残るし、
何よりも、余程物忘れが激しくなければ、何処のスレ開いたかなんて覚えてる筈だ。

それでも、無関心を装ってるのが、見て見ぬフリしてるのが、誰にバレる訳では無い……
目の前のスレが埋め立てられても、自分自身が「埋められてる」と言わなきゃ、それを知ってる事を表明さえしなければ、
無いのと同じなのだと……。
「コテとの初絡みをSS風に語るスレ」を無かった事にしてるのと同様。

「だから、何も無い、埋められてない、埋められてない、埋められてない、埋められてない……私は、何も見てないんだから……最初から、見てる事を言わなきゃ、見てないのと同じなんだから」

他の自己板民同様、ブツブツ念仏を唱えて、自己正当化する。

「何を見てたっけ、何処を見てたっけ、解らない……だって見てても、見てても、関わりさえしなければ、見ない事に出来るんだから、みんなだってそうしてるんでしょ?」

「で、次は何処のスレを埋まるかな? って楽しみに監視すればいいの? そして監視してないことにすればいいの?」
「で、次は何処のスレを、書き込んでる馬鹿を嘲笑う為に監視すればいいの? そして監視してないことにすればいいの?」

ーーー自己板の処世術、見なかった事にすることーーー

新人がこうして、自己板に来たら精神が崩壊し機械化してしまう理由の一例との、初絡みであった。

これもシュールで好きです^^;

2009-10-21 | まきひとsの初絡みSS作品
コテとの初絡みを『SS風』に語るスレ
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/

142 :まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/08/19(水) 13:54:22 ID:???0 BE:230450663-PLT(12002)
今日は自己板新人の座談会、会議だ。

議題は「自己板でのネタスレっぽいスレに参加しない口実言い訳」だ。
チラチラ覗き見ても、参加はしたくないあの曲者達……。
どうすればいいんだ? と新人コテが提案を持ち寄った。

「じゃあまず俺ね、ツマンナイからっ!!!!」
歓声が沸きあがる。「ツマンナイ者が何よりも好きな癖に」と突っ込んではいけない。
「次俺ね……? 書き込み参加者が偏ってて訳解んないから!!」
やはり歓声が湧き上がる、「じゃあお前が閲覧って参加辞めて書き込む側になれよ」とは突っ込んではいけない。
「確かに良い案だけど、甘いよお前等、最初から何も見てない!!」
やはり歓声が沸きあがる。「ちょ、おま」とは誰も突っ込んであげない。
「いよいよ本命の登場だな、俺に任せろ、はい高見の見物してますが何か悪いですかっ!? 引き出しの狭さバラシたくないんですけど?ツマンナサがバレたくないんですけど??」
開き直り、それは今まで以上の歓声だった。

「……参加出来ない理由を、こんなこと会議してる暇があるなら、ネタの一つでも投下すればいいのに」
と、誰もが誰かに突っ込んで欲しかった、
虚無感との初絡みであった。

作品に込められたメッセージを感じます^^;

2009-10-21 | まきひとsの初絡みSS作品
コテとの初絡みを『SS風』に語るスレ
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/

104 :まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/08/08(土) 13:24:11 ID:???0 BE:307267946-PLT(12001)
「機械」達に反撃しようと人間の生き残りを集めているまきひとだった
この新人コテもまた、その一人だった
「まきひと…」かつての英雄と知っているのだが、敬語は使わず呼び捨てだ
「?」
「僕その人の性格までは知らなくてさ…どんな性格なの?」
「自分と一緒に自己板を救う英雄」とまきひとに言われた人物の事を尋ねる
「凄く気が強いのかな? 冷静で凄く大人っぽいとか?」
「そうだな…奴は温厚だな、冷静な所はあるが、まだまだ子供で考え方も甘い」
「どうした?」と黙ってしまった新人コテに声を掛ける
「まきひとは…その者の力を借りて機械化した自己板を救うって言ったよな? おかしいよ、それって信頼してたから言ってた言葉じゃないのか?」
「信頼しきっている訳ではない、力を借りろと言ったのは、奴が自己板の英雄の弟子として生まれた使命だからだ、だが必ず成功するとも限らないしな」
「ーまきひとっ!?」
「最初から強い者などいないんだぞ? お前の亡き師匠コテも奴の師匠コテに負けず劣らず立派な方達だった…その点は奴と何ら変わりないお前が受け継いだものはなんだ?」
「…っ」
「さっきからお前の話を聞いているとどうも、奴を何処かの偉い英雄扱いしてる様な気がするんでな…奴の今の実力が生まれ持ったものだと何故決めつけられる? 
 今まで奴に不安やプレッシャーがなかったとどうして言えるのだ? 奴に会った事の無いお前に、何が解る? 己の勝手な妄想で奴を頼るのは辞めろっ!」
「力を借りろと言ったのは、まきひとの方なのに…勝手な妄想ってなんだよ! 彼を凄いと思うのが何が悪い! 彼の力を頼る事の何が悪いんだっ! 機械化した自己板を救うには、そうするしか…、」

「敵襲だ!」
機械が攻めて来た、声の方向を見るとボロボロに戦っていたのはまきひとの話の英雄だ
「その時傷だらけで必死になっている君を見て僕は気付いたんだ…君が努力無くして生きて来た人じゃないって…僕は誰かに頼らないと不安で仕方なかった、この人の強さに頼れば、自己板が救われると信じたかったんだ…
 僕は忘れてしまってた、幼い頃、自己板を守ると誓ったあの日々を…」思い出せ 思い出せ
「機械化した自己板は僕自身の力で取り返す、だから僕も君と共に…戦わせてくれないか?」
後に機械化した自己板を救う事になる英雄の初絡みであった

新人コテ(これは、こうなって欲しいっていう願望なんでしょうね;;無理なことわかってるのに・・・)

2009-10-21 | まきひとsの初絡みSS作品
コテとの初絡みを『SS風』に語るスレ
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/intro/1248935487/

90 :まきひと ◆sZjCgDQbhQ :2009/08/07(金) 14:04:02 ID:???0 BE:230450663-PLT(12001)
…自己紹介@2ch掲示板。
ここを閲覧している方なら知っての通り、今や機械化して腐敗してしまった板だ。
数少ない人間の生き残りがいない訳でも無い。
そんな中その生き残りの一人が道に迷い傷を負い負傷した。 その自己紹介板新人固定ハンドルを救い応急処置をしたのは、意外な人物、かつての自己紹介板の英雄まきひとだった。
しかし自己紹介板の新人コテは、助けてくれた男の正体に気付いていない。

「アナタは…?」と不思議そうに尋ねる、自己紹介板新人固定ハンドル。
「人はその人生の内に、何度も過ちを犯し大切なものを失う、そのいくつかは取り戻せるが、やはり取り返せないものも多くあるんだ。
 俺は…自己板を機械化させてしまった過ちを、そして、自己板の機械達が見て見ぬフリしてた事を見て見ぬフリしてた過ちを、ただ精一杯償おうとしてる者だ…」
と、延々と悲しそうに語る。
「アナタは、もしかして…」
しばしの沈黙の後、まきひとは「もう行った方がいい」と口を開く。

「でも…、」
「?」
「でも、どんな過ちでも、きっと何かの形では取り返せると私は信じています、だって…そうじゃなければ、悲し過ぎますから…」

一寸の迷いも無い強い瞳でそう言って来た。まきひとはただその台詞に驚嘆して返す言葉も無かった。そして去って行く、新人固定ハンドル。

「全く大胆なお忍びをされる方ですね…ハラハラしましたよ、アナタは、今、決して会っては行けない方でしょう」
まきひとの側近が現れそう言う。
「お前か、いや…話をする価値はあった、実際俺は自己板の奴等の見て見ぬフリ体質を、ずっっと見て見ぬフリしていたのも事実だ」
「でもそれは…、」
「いや、それは言い訳にしかならない、あの子みたいな子の為にも、まだ自己紹介板と戦わなければいけない。しかしあの子を見ていると心が落ち着くのだ、おかしな話だが……あの子なら、この腐った板を何か変えられるかも知れないと思った。
 誰かが自己紹介板は99%終わっていると言ったが、残りの1%を、あの子が成長した時の為に、死守しなければな…」
「はい…」

この新旧英雄の運命にも近い偶然の初絡みが、まきひとと出会い「どんな過ちでも償える」と断言した強い瞳の持ち主が、後にこの機械化した板を救う事になるとは、まだ誰も知る由もなかった。