怒る

わたしが知る限り（＝漫画に描かれている限り）、シャルナークが怒ったことは１回しかない。

１２巻・１３巻で、フィンクスとゴンが、シャルナークの愛用の携帯電話を乱暴に扱ったときである。

あの携帯電話が壊れるとシャルナークの念能力に重大な支障が生じるから、珍しく本気で「壊すなよ！」と怒っている。

普通の携帯電話だったら、別に壊されても「あーあ、壊れちゃった、次の機種（マシン）探さなきゃ」で片付けるんだろうか。

それ以外でシャルナークが怒っているところは特にない。

旅団の人は、我が張ってて血の気が多い人が多いので、フェイタンを筆頭にみんなよくキレてるけど、シャルナークはいつも冷静である。

自分に実害のないことだったら怒らないんでしょうか。

あと、１２巻でノブナガとフェイタンが論争しているときに、「OK、反省会はあと」って言ってたけど、そのときはもしかしたらちょっとだけイラついていたかもしれない、とわたしは思っている。

怒っても、無駄にエネルギーを浪費する割にはいまいち解決につながらないので、シャルナークのようにあまり怒らないのは良いことである。

マチやフェイタンに怒られたらとても怖いだろうなぁ…。

ごめんなさい！の一点張りになるしかない。

シャルナークは怒ってもあんまり怖くないけど、怒られたという事実そのものがショックである。

フランクリンには、むしろ怒られてみたいという気さえする。

なんか怒り方がやさしいから。笑