引っ越しのお知らせ

この度、こちらに引っ越しを致しました。

逮捕権

　逮捕というと警察の専売特許のように思ってしまいますが実は、一般人にも逮捕権は認められているのです。それは、事件が起きたばかりで犯人が明らかな場合の「現行犯逮捕」です。犯人の身柄を確保したならすみやかに警察に引き渡しましょう。
　我々一般人もことなかれ主義ではなく犯罪には断固として対処する必要があるのかもしれませんね。

国民年金論

　時期は分かりませんが国民年金は必ず破綻します。これは年金制度の仕組みを考えてみれば一目瞭然です。それはねずみ講と同じ仕組みで出来ているからです。ねずみ講は会員を増やし続けることによって儲かり続けるという論理で、国民年金は人口が増え続けることによって成り立っている制度です。会員も人口も永続的に増え続けることは不可能ですからどちらも必ず破綻するときが来るのです。
　現に日本では少子化が進んでおり、それにより年金制度が揺らいでいます。子供を増やせば問題は解決すると言う人もいますがそれも刹那的なもので今度は人口爆発の問題が発生します。この世が有限であるかぎり人口増加が永続的に続くことはありえないのです。
　今回の年金法案はあくまでも破綻を少しだけ遅らせるものでしかありません。一番かわいそうなのは、まだ選挙権をもっていない未成年の子供たちではないでしょうか？この法案に反対する権利も無く、一番いいときの受給者と比べて1000万円以上の損を背負うことになるのです。
　以上を読んで国民年金を払うのはやめよう、と考えるのは早計です。国民年金には障害者保険という制度も含まれているので万が一、不慮の事故等で障害者になった場合には国から給付金が受給できるのです。ですから義務だからと理由だけではなく、万が一の保険という意味も考えて、とりあえず国民年金は払らっておいた方がいいのかも知れません。

血液型と性格論

　血液型と性格の関係については今の所、科学的根拠はありません。しかし、血液型信仰者たちは統計からその根拠を見つけ出そうとし、血液型によって性格は明らかに違う、という結論を出します。これはよく心理学などの文系の学問によくみられる「資料操作」された結論だからです。
　性格という曖昧なものを扱う場合、実験結果を客観的に見ることは不可能なのでどうしても主観が入り込んでしまいます。結局は実験者が思い描くような結論になるということです。つまり、血液型と性格に関係があると考える人が実験調査を行った場合と、関係がないと考える人が実験調査を行った場合には正反対の結果が導き出てしまうのです。どうして正反対の結果になってしまうかというと実験結果に対して悪意はないにしろ、実験者の都合のいいように解釈してしまうからです。勘違いをしないでいただきたいのは、これは良い、悪い、正しい、正しくないの問題ではないということです。ですから、科学的根拠のない血液型と性格の関係については今の所、信じるか、信じないかということしか言えないでしょう。
　憲法解釈を例にすると分かりやすいでしょう。自衛隊は軍隊か、否か？日本では憲法違反にならないように解釈し、「否」という結論になっています。これは正しい正しくないの問題ではなく、残念ながら都合の問題です。

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