でんでん伝助のこの世は闇だらけ

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トキシックショック症候群(TSS)

2018年07月01日 | つぶやきでんでん

トキシックショック症候群(TSS)という病気でないような病気を聞いたことがある方は、多くはないと思います。報道によると、6月25日、カナダ、ブリティッシュコロンビア州の検視官報告書がリリースされ、中学三年生の16歳の少女が、「タンポンの長時間使用で死亡」したらしい。

サラさんが使用していたタンポンから、「黄色ブドウ球菌」が検出されたことや、首、上腕、下腹部、胸、太腿部の皮膚が赤みを帯びていたことなど「トキシックショック症候群(TSS)」特有の症状が見られたことから、サラさんの死因をTSSと断定したらしい。 

TSSはバクテリアの黄色ブドウ球菌が発する毒素が原因で起こる急性疾患で、非常に稀ではあるが死に至ることもあり、特に若い女性で、タンポンを長時間使用したり取り忘れたりするとTSSを発症しやすくなるそうです。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、2016年にはアメリカ国内で300ケース以上のTSSが報告されており、そのうちの20名は死亡したという。日本でも、病院で黄色ブドウ球菌による高齢者の死亡が報告されているが、若い女性が気づかず死亡するとは、大変怖いことと思う。それと、患者は女性とは限らず、切り傷や火傷などでも、黄色ブドウ球菌により発症する場合があるそうです。症状は、TSSの初期症状はインフルエンザとよく似ており、発熱、発疹、発赤、倦怠感、嘔吐、下痢などが特徴だそうです。

その他、モデルであったローレン・ワッサーさん(Lauren Wasser、当時24歳)も2012年、タンポンによりTSSを発症して右脚下を切断しており、当時メディアに大きく取り上げられた。しかしローレンさんの痛みはその後も続き、今年1月には左脚下の切断も余儀なくされているそうです。 

日本でも、当然危険性は十分あります。特に、日本は抗生物質の多用により、抗生物質が効かない耐性菌の問題があります。また、初潮の低年齢化に伴い、若い子のタンポン使用が増えているので、他人事ではありません。


注意することは、タンポンを長時間使用することがいかに危険か、多くの人(男女問わづ若い女性がいる親は)が知識として頭に入れる必要があります。 

TSSを防ぐには、タンポンは4~6時間毎に取り換えて、8時間以上入れっぱなしにするのは避けることが大切だそうだ。(ナプキンは危険性がないのかな?) 

https://courrier.jp/news/archives/116357/



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