贅沢な眠い日々

ブラジルが散り、アルゼンチンが散り、ポルトガルが消え、オランダ、ドイツ、スペイン、ウルグアイが4強として残ったのであります。眺めてみるとスーパースターという選手より、地味なしっかり屋さんの選手のいる国が残った準々決勝であります。個よりグループ戦術に長けた国が勝っているようで、結局は監督の力になるのでありましょうか？なかでも、ドイツはこれからスーパースターになるのであろう若手が先頭を切っての大活躍が光るのでありますが、これもレーブ監督の抜擢があってこそであります。もし、バラックがいたならドイツは勝てなかったかもしれないと思うのであります。シュバインシュタイガーをボランチにしたことで、底にダッシュの聞くエンジンがつき、エジル、ミューラーの新型エンジンとかみ合って二段ロケットのようなドイツの攻撃が生まれているのだと思うのであります。バラックならワンテンポ攻撃が遅れると思うので、スピードが落ちる、守備陣の網にかかるような気がするのであります。
じつは、レーブ監督もバラックのケガには感謝しているのではと思うのは皮肉屋の目でありましょうか。ところで、レーブ監督のコスチューム、コーチといつもお揃いで、手を良く見てもらうと時計もペアで、監督が右手でコーチが左手にしているんであります。どうもスポンサー契約している服や時計のようでありますが、一次リーグの時のカーディガン姿はちょっと、この人達オカマちゃんかと思ったくらいでありました。
しかし、眠いのであります。でも、ドイツ対スペインは観るしかないでありましょう。3時半だけど・・・オランダ対ドイツという決勝にならないように祈りながらであります。