この棚なんだぁ？

またまた、北海道シリーズなのである。余市から元火山の火口であった赤井川盆地にある親戚の家に行く途中、鉄製の棚が道路の片側に並んでいる。これは、何かを干すために作られた棚なのか？では、いったい何を干そうというのか。この辺であれば、米の小麦も、おおそうか！牧草を干すのか！
いや、それなら何もわざわざ道路の横に作ることないでしょ。車が通れば風も吹くし、横から風がくれば道路に干していたものが飛んでくるしね。さて、よい子のみんなはわかったかな？？
ムムム、ギブアップですかい
これは防雪柵というものなのだ。写真で言うと左側から西からの季節風が吹く。そこで、横に見えている棚に見えるものが、冬季は縦になって壁となるのね。棚→柵に変化するという微妙な変化なのだが、大きな効果を生むそうな。左からの風は防雪柵にあたり、雪も引き連れて上昇し、ちょうど道路を越したあたりに積もるようになっているそうな。だから、右側には無いのよね。
ふ～～む、よく考えられているが、時々隙間が空いている。ここはどうなるのか。途中はいいが、切れ目でどか雪が道路に積もっていたらどうすんだろうか？？
心配で寝られない毎日なのである。