日本グルーヴチューン振興会

冨田恵一

先週の日曜日、予約録画をし損ねた番組をようやく再放送でゲット(笑)

それはNHK教育でやってる『トップランナー』という番組。
ジャンル的にはサブカル系トーク番組?いや、どうなんだろ・・よく解んないな(苦笑)
とにかく、時々“ミュージシャンであまりテレビでじっくり話さない人”が出るのでラインナップは要チェック。今まででも、サンボマスター笹川美和くるりなどのアーティストの時を見てますけど、今回は“冨田恵一”がゲスト!!

テレビというより、動いて喋る冨田さんを初めて見た気がする。
しかも、今回は宅録の工程を見せてくれて。
素材である「曲」が彼の手にかかって、どんどん音楽としての完成形に近づいていく様はホントに興味深いモノを見せてもらったなぁ、と思います。

で、まあ見てて思ったんだけど、私は常々作品で判断するのを標榜しているのですが、その判断の一番大きなファクターは、もしかしたらアレンジなのかなぁ・・なんて。
大抵の人は音楽をパフォーマーで見るんだと思うんですよね。でも、私にとっては(何組かの例外を除いて)パフォーマーは二の次、三の次なんですよね。
レストランと音楽を対比させてみると解ると思うんですが(謎)

私が思うのは、
デモテープ=食材
プロデューサー=ディレクトール
バックミュージシャンやプログラマ=スーシェフ以下コック
アレンジャー=シェフ
パフォーマー=メートル・ド・テル
完成した楽曲=料理
なんですよ。メチャメチャ偏った見方ですけどね。

多少、イマイチな食材でも「腕」でかなりオイシイものを作るシェフがいる様に、アレンジャー次第で出来上がりは大きく変わる気がするのです。質のイイ“サービスマン”がいれば、その店は実に居心地のイイ素晴らしい空間でしょうけど、食材と料理人に難があれば、その店には行かないでしょ?(笑)
勿論、全ての要素が満点で絡み合った店は『名店』と呼ばれるワケで、音楽でもソレは同じコトですが。

冨田氏が言ってた「このベーシストが弾いてるから聴いてみよう」とか言うのはもの凄く良く解る。誰がプロデュースしているか、誰がアレンジを手がけているか、誰がバックミュージシャンで参加しているか、クレジットのチェックが必須の私には、とても共感できる言葉なんですよね。

全くの余談:俺って世間一般で言う“ミクスチャー系”ってダメみたい(笑)。最近、Aqua Timezだっけ?売れてるらしいけど、何がイイのか全然解らない・・
歌詞が共感できる、とか言ってるけどサウンド志向の私からすると「歌詞から入るな」って思う(苦笑)。ウーバーワールドとかハイカラも苦手だなぁ。当然オレンジレンジもですが(爆)


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