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Happy Time

好き勝手にLAZYを語ってみる

LAZY誕生前夜 1977年の"BURN"

2025-03-23 | 日記
LAZYのデビューのきっかけになった1977年2月の「ハローヤング!」。
アマチュアバンドとしてDeep Purpleの"BURN"を演奏し、
ムッシュかまやつによってデビューへの道筋が付けられたことは、
よく知られたエピソードです。

出演時、樋口さんが高3、他の4人はまだ高1で、しかも早生まれのたっかんはまだ15歳だったと語っていました。(インタビューかラジオ番組だったはず)

どんな少年達だったのか、映像があったらいいのにとあれこれ探していたら、
ありました!

BURNを完コピした少年たちに、ムッシュかまやつがぐいぐい近づく。



完コピの元、
第3期Deep Purpleのアルバム『紫の炎(原題BURN)』(1974年)
の"BURN"がこれ。
未熟さももちろんあるけれど、すでにある演奏の底力と、メンバーそれぞれのこれからのポテンシャルが感じられて、これはすごい。
これはおそらく1976年のRainbowライブのオープニング曲"Kill the King"の入りに使った"Over the Rainbow"ですね。
"BURN"の入りに使うあたり、センスがいい!



1977年2月にこの演奏。

4月には上京。
長かった髪を切られ、合宿生活に突入。
ハードロックでいくものと思って上京したのに、事務所の思惑はアイドル・ポップ路線。

メンバーはずいぶん抗議し抵抗しましたが、最後は大人たちに従わざるを得なかったと、後に語っています。
(影山ヒロノブ『ゴールをぶっ壊せ』)

7月25日"Hey! I Love You!"でデビュー。 
ここにLAZY誕生。
思い描いていた未来とはかなり違いましたが、
とにかく道は開けたのでした。


次は何を語ろうかな。

Deep Purple愛 にあふれたDriving High

2025-03-20 | 日記

今日も『宇宙船地球号Ⅱ』のナンバーを語ってみます。

 

このアルバムにはLAZYの音楽性の豊かさがとてもよく表れていると思うのです。

70年代のブリティッシュロック、グラムロック、ハードロック、プログレッシブロック、

80年代のAOR、LAロック、ヘビーメタル、ラップ、ファンクロック

90年代のオルタナティヴロック、グランジ・・・

 

解散後のメンバーそれぞれの音楽の歴史が、再結成後の土壌となって、

色とりどりの花を咲かせたような、そんなバンドになったのだなと思います。

 

音楽の専門家でもないので、見当違いなところもあるかもしれないけれど、

いろいろなロックの影響が、それぞれの曲のちょっとしたところに

顔を覗かせているように思います。

 

なかでもDeep Purple愛をひしひしと感じるのが

"Driving High"

 

もうこのタイトルからして、言わずと知れた

"Highway Star"

へのオマージュ以外の何物でもないです。

甥っ子みたいな曲です。

 

ライブDVD、宇宙船地球号II〜regenerate of a lasting worth〜では

 

"Driving High"の途中で樋口さんのスネアが

”タツツツ タツツツ タツツツ タツツツ・・・・・”といい感じのグルーブでだんだん強くなっていって、

井上ポッキーのキーボードの

"ジャー、ンジャー、ンジャー、ンジャー、ンジャー、ジャー、・・・・”とコード弾きが重なって、だんだん盛り上がってきたところで

 

(ドラムス)”スタラタ タカタカ タカタカ タカタカ”(高速フィルイン)

(ギター・ベース・キーボード)”ジャーーン、ジャーーン、

(ボーカル)”ノーバディゴナテクマイカー アゴナ・・・”

 

と、一気に"Highway Star"になだれ込んでいくという。

(わかる人にはわかる。だろうか???)

 

このライヴの動画探したのですが、見つけられず、残念。

 

そこで今回は、2曲それぞれを聴いて脳内合成してみることにします。

 

 

LAZY "Driving High"  

(作詞・作曲:高崎晃 編曲:LAZY)

突き抜ける青い空めがけて アクセル踏み込み 突っ走るんだ

吹き抜けるエンジン感じて 禁断のWarp to REDZONE

Driving High 連れてけ 俺達を

Driving High 光の宝石

Driving High もっていかれる

Driving High CRAZY EXOST

 

突き抜ける緑色探して

ガソリンぶち込み  突っ走るんだ

輝く極太マフラー感じて

禁断のエクストリーム ターボする

Driving High 持ってけ 俺達を

Driving High 月までDrive

Driving High ぶっといタイヤで

Driving High CRAZY EXOST

 

真っ赤な太陽の彼方には 何があるんだろう

何があったとしても 突き抜けるだけ

どうせ死ぬんだ いつかはみんな

最後の最期まで Driving High

 

(ライヴではここで、Highway Starに突入)

 

Driving High 持ってけ 俺達を

Driving High 月までDrive

Driving High ぶっといタイヤで

Driving High CRAZY EXOST


Driving High

  

 

 

”Highway Star” Deep Purple

1972年の日本公演(大阪)を収録したライブアルバム『Made in Japan』の音源に

コペンハーゲンのライブDVDの映像を合わせたもの

 

スタジオアルバムとは異なり、Ian Paiceのスネアが”タタタタ タタタタ タタタタ・・・・”から入っていくところに注目。

LAZYのライブでのアレンジもこれですね。

 

(作詞:Ian Gillan 作曲:Ritchie Blackmore、Roger Glover、Jon Lord、Ian Paice)

Nobody gonna take my car

I'm gonna race it to the ground

Nobody gonna beat my car

It's gonna break the speed of sound

Oooh it's a killing machine

It's got everything

Like a driving power big fat tyres

and everything

 

誰も俺の車には追いつけねぇ

徹底的にぶちのめす

誰も俺の車には勝てねぇ

音速を超えてやる

いかしたマシーンだ

なんでもあるぜ

馬力もふってぇタイヤも

全部だ

 

 

I love it and I need it

I bleed (feel) it 

yeah it's a wild hurricane

Alright hold tight

I'm a highway star

 

愛してるぜ!俺の車!

狂ったハリケーンみたいにガス欠になるまで走るぜ!

オッケーしっかりつかまれよ

俺はハイウェイスターだ

 

 

Nobody gonna take my girl

I'm gonna keep her to the end

Nobody gonna have my girl

She stays close on every bend

Oooh she's a killing machine

She's got everything

Like a moving mouth body control

and everything

 

誰も俺の女は奪えねぇ

ずっと俺のものだ

誰も俺の女にふさわしくねぇ

カーブの度ぴったりくっついてくる

いかしたマシーンだ

なんでも持ってるぜ

艶かしい口に引き締まったボディ

全部だ

 

 

I love her I need her

I seed her

Yeah She turns me on

Alright hold on tight

I'm a highway star

 

愛してるぜ!最高の女だ!

やっちゃうぜ

その気にさせたのは向こうだ

オッケーつかまれよ

俺はハイウェイスターだ

 

 

Nobody gonna take my head

I got speed inside my brain

Nobody gonna steal my head

Now that I'm on the road again

Oooh I'm in heaven again I've got everything

Like a moving ground an open road

and everything

 

誰にもトップは譲らねぇ

頭もスピードでキレてるぜ

誰にもトップは走らせねぇ

なぜなら俺が戻ってきたからな

ああ最高に気持ちいい

なんでも持ってるぜ

走り去る視界、開けた車道

全部だ

 

 

I love it and I need it

I seed it

Eight cylinders all mine

Alright hold on tight

I'm a highway star

 

愛してるぜ!俺の車!

俺が見つけた車だ

8気筒の車は俺のものだ

オッケーしっかりつかまれよ

俺はハイウェイスターだ

(引用元:ジョジョの奇妙な英会話 『Highway Star / Deep Purple 歌詞和訳』

 

 

いかがでしょう。

バンド名からして、Purple愛にあふれていないわけありません。

 

次もDeep Purpleつながりで語るかも。

 

 

 

 


影山ヒロノブと高崎晃のソロ情報

2025-03-19 | 日記

今日は、東京、神奈川エリアでのソロ活動をご紹介。

影山ミッシェルと高崎スージーの

現在申し込み受付中のイベントです。

 

 

★影山ヒロノブのソロアコギの旅 5月編

5月10日と11日、横須賀と二子玉川。

HIGHWAY STAR CLUB先行で申し込みが始まっています。

 

NEWS – KAGEYAMA HIRONOBU OFFICIAL SITE|影山ヒロノブ オフィシャルサイト

KAGEYAMA HIRONOBU OFFICIAL SITE|影山ヒロノブ オフィシャルサイト

 

小さなライブハウスで日本全国を巡るソロアコギの旅。

温かい人柄とともに、生声も届く距離でのライブ、いいですね。

 

 

そしてこちらがすごい。

★高崎晃がレクチャー Super Guitarist Bootcamp

 

高崎 晃がレクチャー、湘南1泊2日のギター・キャンプ開催! SUPER GUITARIST BOOTCAMP第1回

高崎 晃がレクチャー、湘南1泊2日のギター・キャンプ開催! SUPER GUITARIST BOOTCAMP第1回

2025年6月7日(土)〜8日(日)、湘南OVAにてラウドネスの高崎 晃がレクチャーを行なう“SUPER GUITARIST BOOTCAMP”が開催される。 人気ギタリストが主催する“ギター・キャン

YOUNG GUITAR

 

初回講師がたっかんスージー

なんと1泊2日でギター漬け、高崎晃漬けになるブートキャンプ。

こちら、ギターが弾ければ初心者(!?)でも受けられるみたいです。

 

”単に教えるだけじゃなく一緒にプレイしながら、俺の音を感じ取ってほしい。

技術だけじゃ出せない響き、フレーズのニュアンス、音作りのコツ……

そのすべてを、実際に音を交わしながら共有しよう。”

 

料金はというと

シングル:220,000円(税込)

ツイン(2名で参加):420,000円(税込)

高いとみるか、安いとみるか。

こんなの人生一度しかない機会だもんね。

たっかんフリークにはたまらないかも。

 

 

LAZYとしての活動が待ち遠しいけれど、

ソロ活動の積み重ねが、LAZYの音にも繋がっていると思う。

応援します。

 

 


EARTH ARK聴き比べ

2025-03-17 | 日記
第2期LAZY、2002年の『宇宙船地球号Ⅱ』ではEARTH ARKのアレンジが重カッコよくなっていた。
 
せっかくなので、1980年のアルバムとTVライブ、解散コンサート、そして再結成後のライブの第1期バージョンと聴き比べてみた。
 
 
 

1980年スタジオアルバム『宇宙船地球号』

 


イントロにスペーシー風味
 
 
 
1981年 tv live 
(少し画質が悪かったので、貼り替えました)
 

NHKの番組

当時ハードロックやヘビーメタル系はこんな感じの衣装でした。
ピタピタ😂
 
 
 
1981年 ライブアルバム『燃えつきた青春』
 


第1期LAZYのラストライヴ。
Wikiでは、1981年2月18日に調布グリーンホールで行われたライブとされているが、実家にあった当時のLPの帯にはたしか1月の違うコンサートホールでの収録とあったような・・・
要確認。
 
ギターの音が既にloudness。攻撃的だ。
 
 
 
1998年 HAPPY TIME TOUR '98〜黒頭巾のなすがまま〜 かな?
 


再結成後、変調してキーが変わってる。こうして聴き比べて初めて気づいた。
若い頃よりテンポ早いし圧倒的。
このバージョン結構好きだ。
 
 
 
2002年 スタジオアルバム『宇宙船地球号Ⅱ』
 


これも初期からは変調して、よりヘビーに。
80年代メタルから2000年仕様になった。
 
 
3月18日加筆修正
 

四半世紀 よくもまあ知らずにいたもんだ

2025-03-15 | 日記

それはたぶん今年1月の休日、少しのんびりした時間を過ごしていたような気がする。

スマホであれやこれや見ていたとき、アルバム『宇宙船地球号Ⅱ』のジャケットが目に留まった。

 

 

「ん?何で?何?え~~~~~再結成してたの~~~???うそぉぉぉぉぉぉぉ~~~・・・・・・」

脱力

1998年に再結成していたこと、全く気づいていなかった。

樋口宗孝でいびーが2008年に亡くなったときはリアルタイムで新聞で知って、言葉を失った。

でも、あのとき”LOUDNESSの・・・”って書かれていたよ。まさか既に再結成していたなんて、その記事のどこにも書かれていなかった。と記憶している。

ああ、この25年もの間、こうもLAZYの話題に触れる機会がないまま過ごしてきてしまったなんて、悲しすぎる。

98年て、何してた?

よく思い出せないが、30代前半の頃・・・・

ああ、あれだ。

車の競技にはまって、仕事以外の時間は全てそっちに向けていたんだ。

は~

そうだったんだ。

 

 

 

中学時代、どっぷりはまりこんだLAZYとそのサウンド。

解散したあと、3方に散らばった音楽を聴いたけど、

「やっぱりこれじゃない」

って感じて遠のいて、洋楽にはまり込んだんだっけ。

 

 

後悔の嵐のなか、大手オンラインサイトで、宇宙船地球号ⅡのCDをポチったのさ。

 

還暦を目前にして再びLAZYにはまろうとは、13歳のあの頃、1㎜たりとも思ってもみなかったよ。