Ad novam sationem tecum

風のように日々生きられたら

Zepp Osaka 。(その②)

2009-06-09 23:56:56 | 日々の徒然
8曲目
さよならパーティー

「ダメなときは、さよならして次へ行こう」
というようなことをおっしゃって始まった曲。

この曲も、Zepp福岡のとき、いきなり実感が湧いてきて
じーんとしてしまった曲。
この日も、それが甦った。

「さよならして、次に行く。」
宮本さんの言葉は、あったかかった。

さよならパーティーは、寂しいけど
やっぱり、すごく前向きなあたたかい曲だと思った。

♪誇れるモノが今は無くってもいい
ココロに水を 少しかけてやればいい

というフレーズがココロに沁みた。
宮本さんの歌声がココロに染み渡った。

宮本さんが、言ってくれるだけで、
本当に救われる気がする。

宮本さん“少し”のジェスチャーつきでした☆

あと、前から思っていたんだけど、
♪ねぐらへ帰ればいつもの部屋で眠る
 月の光窓から射す部屋で眠る
のところが、寂しいな、って思ってました。

すごく、情景が浮かんで、
というか、今までの私の生活と同じだったからかな。

「さよならパーティー」は曲自体もすごく好き。

なんか、このツアーで
私にとってすごく実感のある曲になった感じがしました。

最後のところも、スゴイ歌詞だと思う。
♪輝くため傷つき そして再び飛び出せ

この日は、ここの部分を2回やってくれました。


9曲目。



「なかなか辿り着けなくて・・・・本当は辿り着けているのかも

しれないけど
 でも、辿り着けていなくて。」
ということを、宮本さんがおっしゃった。

その意味、すごくよくわかりました。

心は、辿り着けているような気はするんだけど、
本当に辿り着けないのは、何故なんでしょう???

どうしてなんでしょう???

♪どうすれば俺たちは強く踏み出せるだろう


この言葉のあとだったからか、
いろいろ考えつつも、
ちょっとだけ悲しい気分でこの曲を聴いていました。

でも、「辿り着いているのかもしれないけど」
という言葉に、ちょっとだけ希望を見出したりもして。

宮本さんの歌声は素晴らしかったです。

声を振り絞って歌っていらっしゃいました。

宮本さんの歌う「絆」を
しっかりと記憶に留めたくて、

宮本さんの姿を見ておきたくて、
背伸びして聴いていましたが、

ひとつ気付いたのは、
宮本さんがギターを弾かないときは、
左右に移動されることが多くて、
遠くに行ってしまわれて~
ああ。
なかなか姿を見ることはできませんでした。。。。
残念。

でも、歌声はしっかりと聴きました。

言ってもいいかな。
ずっと言いたかったんだけど。

やっぱり、

♪すれ違いの心と心めぐり逢えたら
俺の全ては お前に捧げるメロディー
遠すぎて 遠すぎて届かないあの星
輝きを信じてる それだけが俺の道だから

ここの部分が、一番心に残るのです。

本当に、どの会場でも
本当はここの部分が一番、私の心に残るんです。

そして、これを励みに
私は、毎日頑張れるのです。

それと、最後の

♪それが夢でも幻でも俺は構わない
地図に無い道 指でなぞるこの夢
ともに笑い何かをひとつにする喜び
お前思う気持ちが今の俺の全てだから

ここの部分。

会場では、周りにみんながいるから泣かないけど、
一人のときは、泣いてしまうんです。

宮本さんが、こう歌ってくれてるだけで、
泣けてきます。

それを思い出して、
今回は、ちょっと泣きそうでした。

ファイナルだし、
もう聴けないかもしれないし。
そう思うと、つらかった。

もっと、ずっと聴いていたいと思いました。

最後まで、宮本さんは声を振り絞って歌ってくれました。
ありがとうございました。


10 曲目。
ネヴァーエンディングストーリー

そのままMCもなく、はじまりました。

アルバム「昇れる太陽」を最初に聴いたとき
一番印象に残った曲。

早く、早く聴きたいと思っていて、
やっと聴くことができて。

そして、今日がファイナルなんて・・・・。
と、
「絆」のときと同様、
胸がいっぱいになって聴いていました。

胸がいっぱいになりすぎて、
なんだか不安な気持ちで聴いていましたけれども、

でも、宮本さんは、
本当に精一杯歌ってくれていました。

「悲しみの果て」で
「二人」とはおっしゃらなくなったけれども、

この曲の、
「ふたりいろに染める旅へ」のときの「ふたり」と
「ハナウタ」の
「二人を祝福するウタ」のときは、
手で“二人”ってやってらっしゃるのが
じーんとします。

宮本さんって、かわいらしい方ですよね。

宮本さんって、素敵な人ですよね。

・・・・とか、書いちゃったら、
もう、やってくれなくなちゃうかな????

「ネヴァーエンディングストーリー」は、
私にとって、本当に、大切な曲になりました。

♪過ぎ去れば帰らない毎日を
 俺の全部精一杯で君に捧げるそんな明日へ

宮本さんの真実の言葉を、しっかりと心に刻みました。

もう、何度も宮本さんのこの言葉を、その声を
直接聴いたから、
私は、もう迷わないです。

この曲が終わる頃、
私の不安は、どこかへ飛んで行ってしまいました。

♪ネヴァーエンディングストーリー・・・・

これからも、ずっと。

そう、思いました。

最後、宮本さんのギターが響いて、
照明が暗くなり、

それまで静かに聴き入っていた客席から、
拍手が大きく沸き起こりました・・・・。


11曲目。
桜の花、舞い上がる道を

「俺が再び咲かせよう、そして、青空の下、
 一緒に歩いていこう、という曲です。」
というMCからはじまりました。

何故だか、この言葉だけで、
既に感動していました。

この曲も、「昇れる太陽」の中で
とても重要な曲だと宮本さんはおっしゃっていました。

いつもは、曲順の最後に置かれることが多いのですが、
「ネヴァーエンディングストーリー」のあとへ続けて
この順番に持ってこられたことの意味を考えていました。

これはこれで、
すごく、納得する順番のような気がしました。
何というか、この日は(名古屋もほぼ同じ順番ですが)
宮本さんの思考を時系列に並べたのかな、
と思いました。

過去から未来へ、
宮本さんの想いがどのように変遷していったのか、
そんな気がしました。
(違っていたら、ごめんなさい。)

だから、
「ネヴァーエンディングストーリー」から
「桜の花、舞い上がる道を」への流れも
とても納得できました。

♪あの光る星に願いを
というとき、いつもされるジェスチャーをやっておられまし

た。

やっぱり、未来へ広がる歌だなぁと思いました。
この曲の宮本さんは、本当に
いつも以上に、
堂々としていて、男らしくて、やさしくて
素敵です。

♪桜の花舞い上がる道をおまえと歩いて行く

声も力強くて、とっても素敵でした。

♪遠回りしてた昨日を越えて
♪輝く時は 今

そう、歩いていこう、
と改めて思いました。

12曲目。
あの風のように
MCはなく、そのままこの曲へ。

力強く、宮本さんの歌声がはじまりました。
この曲も、宮本さんがギター弾きながら歌う様が
とても、カッコイイですよね。

♪一、二、三で目覚めはじけてオーライ
のところは、
会場のみんなも
「一、二、三!!」とやっていました。
かなり、盛り上がってました。

♪解き放てよ!時の流れよ!心の全てを

のところ、宮本さんの声が本当に素晴らしくて
声が伸びて、
本当に心が解放されていくような気がしました。

そして、最後のところ、やっぱりカッコイイ!!
ギターを弾きながらの宮本さんの言葉。
さすが、ビシッと最後は決めてくれました

ステキ

13曲目。
通りを越え行く
おもむろに、
宮本さんが、男椅子を持ち出して
なにやら、この体勢は、
もしや弾き語りの曲をやってくれるのでは、
と、すごく期待が高まりました。

少し、コードの確認をして、
その段階では、私には、見当ががつかなくて
ドキドキしていました。

やってくれたのは、
「通りを越え行く」 で。

私は、勉強不足で
あまりこの曲をCDで聴いていなかったのですが、
逆に、この場で、
この曲を宮本さんの生の弾き語りで聴いて
直接感じて、その印象で受け取ることができるということが
嬉しかったです。

とても、いい曲だな、と思いました。
宮本さんの、日々の生活の一風景を切り取ったような。

帰ってCDでも、もう一度聴いてみましたよ。

♪気にかかる仕事を終え
湯浴みしときの楽しさよ

一人の生活の気ままな愉しさもあり、

♪ああ町の音遠くにして
寒き夜なら猶なつかし

人のぬくもりが恋しくもあり、

♪寝るともなくころがっていた
過ぎるともなく過ぎていた

あのとき、
小さな、スポットライトが宮本さんを照らして、

夜更けに帰り着いた
宮本さんの、その部屋に
行った気が、しました。

一緒に行ったんじゃなくて、
帰り着いた宮本さんを見ていました。

宮本さんは、一人が好きですか???

それとも、
やっぱり、誰かと一緒にいたいですか???

そう思いながら、聴いていました。

「今回は、新しい曲を聴いてほしいから。」
と、
また、おもむろに、弾き語りを止める宮本さん。

昔の頃の曲と、
今歌いたい曲では、やっぱり気持ちが違うのかな???

でも、宮本さんの弾き語りが聴けて良かった。
とても、素敵でした。

ああいう風に、ギター一本で弾いている宮本さんって
ほんとに、いいなぁ。。。と思いました。

人って、、、、、
やっぱり一人でいたいときもあるし、
人と一緒にいたいときもあるし、
不思議ですね。


誰よりも孤独を愛した君は、
誰よりも集団を愛した君だ。

逆も、また然り。


14曲目。
ハナウタ~遠い昔からの物語~
「祝福の歌です。海のプランクトンだった頃から、
 繰り返し、生まれては消える。そういう歌です。」
というようなことを、おっしゃって始まりました。

波にきらめく泡粒じゃなくて、
プランクトンなんですね。

大好きな曲です。

毎日、何度も聴く曲です。

この歌が、とっても大切な歌であることを
肌で感じています。

宮本さんがこの曲を歌ってくれると、
本当に、幸せな気持ちになるんです。

宮本さんは、
この歌を
「祝福の歌」
と、おっしゃる。

歌詞では、
♪二人を祝福するウタ
と、表現されている。

でも、この二人というのは、
たぶん、この曲を聴いた
“みんな”
それぞれに、あてはまるのかな???

私も、そのひとりとして
祝福されているのだと思う。

みんなの中の
二人のうちの一人。


人を愛することを、

生きていくことを、

祝福する歌。

そう、感じた♪

人と人のつながり。

連綿とつながっていく
生命のつながり。

こころの輪廻。


the never‐ending cycle of reincarnation.


祝福の歌。

愛と祝福の花たち。

天国のバラ。

白いバラ。

永遠の愛。

永遠の光。


私は、永遠を見つけました。

永遠って?

―太陽と溶け合った海のことさ。


宮本さん、素敵な曲を
どうもありがとうございます。

この曲は、これからも
ずっと、ずっと残るものだから。

私の心にも。

あなたの心にも。

みんなの心にも。

だから、
ずっと、ずっと大切にしたいです。

ずっと。

永遠に。

私は、
宮本さんが歌うのを
じっと、聴いていました。

宮本さんが歌う姿を
じっと、見つめていました。。。。。

宮本さんを好きで良かったなぁ、
と、心の底から思いました。

蔦谷さんのコーラスとの
♪あ~あ~も
すごく良かったです。

この部分、宮本さんが
MUSIC FAIRに出ているのを見て
とても好きになりました。

歌に集中している宮本さんは、
本当に心から
歌を歌っていて、

でも、それは、たぶん
宮本さんにとって、とても自然なことで
いつも、そうなんだろうけれど、

「ハナウタ」とか「絆」は、
もっと、“歌おう”と思って、
歌っていらっしゃっる様子で、

そういうとき、
宮本さんは、最上の“歌う人”になるんだ、
と思いました。

“歌を歌うために生まれてきた人”って、
こういう人を言うんだ、
って、改めて思います。

本当に、“史上最高の歌係り”だと思いました。

宮本さんの最上の歌を聴けて、
本当に良かったです。


私は、本当に幸せです。

宮本さん、本当に
ありがとうございます。







【そして、③(明日以降up予定。)へ続く・・・・→】