Ad novam sationem tecum

風のように日々生きられたら

JAPAN JAM 2011 感想 ⑪

2011-05-30 06:26:20 | 日々の徒然
静かな歌と

音の調べは、

過去と現在を言ったり来たりする

想いを巡らせる旅へと誘いつつ、

長い余韻を引きずりながら
終了した。


歌と演奏が終わったことに
はっとして

拍手をする。


その喝采とともに、

ステージ上でも
静かな余韻を一旦味わいながら、

再び
エレカシから
CHABOさんや泉谷さんへの
敬愛の念の表現、

そして、

CHABOさんや泉谷さんからも
エレカシに対する
労いの空気が一瞬流れたように感じました。


それは、
一緒に音楽を作るもの同士の
目に見えない一体感のようにも
感じた。


その充実した幸福感の中、

今度は、先程より静かに
泉谷さんが、

喋りだす。

「次の曲は・・・俺がリードギターを
とらせてもらってもいいかな?」

会場からは、大きな拍手


そして、ステージ上のCAHBOさんはやはり、
静かな微笑みで泉谷さんの姿を見ていて、

宮本さんをはじめ、

エレカシメンバーや

サポートメンバーも
笑顔で、

泉谷さんを見ている。


そんな空気に、
ちょっと、照れたのか、

泉谷さんは、

「これが、先輩風だ」
といって、

宮本さんの方へ

何かの呪術のように両手で
気をおくるようなしぐさ。


なるほど、これが
“先輩風”。。。。


“先輩風”を具現化している人を
初めて見た感動を覚えつつ、

泉谷さんって、やっぱり
おちゃめだ。。。。

と思いました

そのときの、

宮本さんの
「泉谷さん、また、やってる」感を含めつつも

とてもリラックスした笑顔が
また、自然で素敵でした

うーむ。
あんな表情は、
なかなか見られまいて。。。

泉谷さん、いろんな意味で
本当にありがとうございます


気合とともに始まった
次の曲

「翼なき野郎ども」

まさに、
宮本さんと泉谷さんが
一緒に出演された番組のタイトルともなった

この曲。

とっても、力強い曲だと思いました。


ライブで聴くといつも以上に
とても大きな力を感じるのはもちろんのことだけれど、

この日のそれぞれの気合が
この曲に満ちあふれていたように思います。

この曲をめいっぱい楽しむという雰囲気とともに、
この一曲にかけるそれぞれの気合が
凄いのです

歌にのせられた言葉も
とても男らしくて、

それは、
いつものエレカシの男らしさとは
また、違って、

胸がドキドキしました


宮本さんは、いつも以上に
ステージ上を自由に動き回り、

体全体で歌を表現する。

それは、全部外に向う力のように見えました。

そして、
男っぽい雰囲気の中で
宮本さんに

「ああ いらつくぜ

 ああ 感じるぜ

 とびきりの女に会いに行こう」


歌われたら、

それは、もう
心がとろーんってなっちゃいます


宮本さんが素敵すぎて
もう、めろめろです

そう。

そう言えば、
自由に歌う宮本さんが、

ちょうど、私の目の前にきたとき、

いつもの石くんのように
両足を開いた状態で、

手を内側からくぐらせる
というポーズを宮本さんがして、
(→RO69 クイックレポートの中のTEPPEIさんの撮った写真参照)

宮本さんって、
体がやわらかいんですねっ
て思いました。

(全然関係なくてすみません)

そして、そして
歌に限らず、

己の力の全てを演奏に注ぎ込む
というみなさんの気合の入れようは
半端なく


思わず、いつもの感じで、

「ギター石くん
と言ってしまった宮本さん。

石くんが、
「え
となりながらも、

前に出てきてギターを弾こうとして、

そのとき、
いざ、ギターを爪弾かんと

CHABOさんのところで
一緒にギターを構えていた
泉谷さんが、

くるりと振り向き
「俺だろうが

って言ったときの
その鬼のような形相が凄まじかったです。。。。


やはり、男の世界は厳しかった。。。


本当に、己の力の限り
気合のぶつかりあうような演奏だったので

泉谷さんの形相も納得ではありましたけれど、

泉谷さんが、

「どんだけ俺が練習したと思ってんだ

 俺を潰す気か

と半分冗談半分本気(?)というような勢いでおっしゃっていて、

宮本さんが、

演奏の後に、

「いつもの調子で、つい、石くんって言っちゃいました。。。」

って、
やっちゃったという表情で反省されていたのが

とってもかわいくて
私的には萌えポイントでした

宮本さん、かわいい

かわいすぎるぞ

泉谷さんも許さざるを得ない感じの
かわいさでした


そんな、気合満載、楽しさ満載の
「翼なき野郎ども」でした


(こんな感じの感想で、いいのかい

だって、楽しかったんだから、いいじゃないか