新聞の一面を見ていたら、気になる見出しを見つけました。
「便器のフタは、なぜ必要か」(朝日新聞2005年11月12日(土)1、22頁参照)
私も時々思ったことがあるので、興味を惹かれつつ読んでみました
そもそも欧米の洋式トイレは、お風呂や洗面台と同じ部屋にあって、それを“バスルーム”と言います。そのため、便器のフタは臭いをふさぎ、体裁をよくするためにあるのだそうです。またバスルームで、フタをした便器に座ってお化粧をしたり、靴ひもを結んだり、身繕いをするのにも使うそうです()
和式の“くみ取り便所”でも、臭いや転落を防ぐためにフタ付きは普及していたそうですが、それが庶民の暮らしに取り入れられたのは、明治・大正時代以降だったと推測されています。理由は、それまでは屋外にあったお便所が屋内に作られるようになったから、やはり臭いを防ぐためにフタが必要になったんですね
ところで、現在の日本では、トイレはお風呂場とは離れて独立している家が多いですよね。それに水洗も普及しているのに、ほとんどのトイレにフタが付いています。何故?
理由は、やはり臭いの防止とデザイン性だそうです(TOTO)。また、トイレに便座を温める機能がついている場合、フタを閉めることで電気代が節約出来るそうですよ。
しかし、2003年のTOTOの調査ではトイレのフタを開け放している人は7割近くいるそうで、そこから、人の動きを感知して自動で開いたり閉まったりする便器も発売されているとか
うちは、フタは閉めないことが多いなぁ・・・。物心ついた時からそうだったから別に気にもしなかったけど、友達の家に遊びに行くと、ちゃんとフタを閉めてるお家もあるんですよね。それで、フタは閉めるものなんだと気付きました。(遅い!!)
ちなみに、フタの耐荷重は200kgで、フタに座ることは想定されていないそうです。座ったり立つ為の台に使ったりしないようにと書いてありました。時々、台にしてるので気を付けなきゃ
今日は新聞で見つけたトイレのフタの話でしたが、皆さんのお家ではどうですか?